水の女神の神殿を求めて旅する北條冬夜、勇者トウヤの一行は港町ネプトゥヌス・ポリスにたどり着くが、そこに襲撃してきた魔族の１人が、どう見ても死んだはずの妹の雪菜であった……。成長すればするだけ、女神の加護を得れば得るほど、戦いとは無縁のものに変化していく『無限バスルーム』。でもそれがちゃんと主人公が活躍し、仲間を助ける手段になっているんですね。このあたり、毎回のお風呂シーンも合わせて常に本道を見失っていません。
そして別行動していた勇者コスモスが想像以上に気の良いやつで、そしてバカで、他の作品ならきちんと主人公が務まる人間になっているところがポイント。さらに外部から見たら単なるハーレム・パーティーになっている２グループですが、なにより平等に扱うのが大事という点がしっかり抑えられています。
いろいろバカな話のようでいて、基本がしっかりしているから面白いですね。あとはこの勢いを殺さないよう進行することだけ期待します。
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