三菱ジープ互助会

全国の三菱ジーパーとの連携の輪を拡大しよう。
≪設立の趣旨≫
①修理情報の共有
②J3等車両研究
③部品調達他

さあ気合を入れ直して幌プロジェクトの再開に向け純正幌の研究をスタートします。その①

2019-05-31 14:16:27 | 日記
現在の手持ちのオリーブドラブの純正幌と幌骨を十分に活用して、幌本体の研究を再開致します。未だ何とか葛飾区の幌屋さんの社長さんとは繋がっていますので、頑張って再スタートが切れるよう全力で臨みます。この半年をかけて色々な幌屋さんに接触を試みましたが、やはりエグチさんしかいません。またこの2年間で12台分のオリジナル幌を実際に製作してみてつくづく感じました。また幌の材料でエグチさんの右に出る幌屋さんがいないことも再確認できました。軌道に乗りかけた前回のプロジェクトで誤算だったのは、私のもと師匠が当方に相談なく完璧に仕上がった幌の図面を修正してしまったことです。これを再度修正することは並大抵のことではありません。これが正解というベースがなくなってしまったからです。でもそんなことで諦めるわけにはいきません。事業性は平行して検討しますが、夢は失いたくはありません。実現したいと思います。

 

★三菱ジープ互助会★
 代表発起人J57改@日野市
 当方へのアクセスは、jeep-gojyokai@crux.ocn.ne.jp
塩井まで。

得意の寄り道です。現在推敲中その② この内容で提出しました。

2019-05-31 06:42:04 | 日記
やはり私の日本語は分かりにくいです。今回は家内に添削される前に以下に修正しました。編集者の方からのアドバイスを待つことにします。三菱ジープ黎明期のCJ3B-J3について、おおまかな流れが理解できた気がします。

《Old Timer 8月号VOL168出稿原稿》
《4JエンジンとJH4エンジン搭載のCJ3B-J3の諸元表の比較》
前回3回目は、三菱ジープ黎明期のCJ3B-J3に搭載されたエンジン(4Jエンジンor JH4エンジン)別の外観比較を行いました。CJ3B-J3には、米国ウイルス社製の4Jエンジン70HP搭載車と日本製JH4エンジン70HPが搭載されたものが存在していました。私の分析では、黎明期にあたる1953年当時は、軍用車であるCJ3B-J4という車両がメインに生産され、前回説明した前向きリアシートと4Jエンジンが搭載されたCJ3B-J3※は翌年の1954年に生産が終了し、1955年以降は絵画風で有名なカタログに掲載されているように、後席対面シートとJH4エンジンの組み合わせの仕様で生産されたと考えられます。また、もしかすると1955年頃まではCJ3B-J3そのものの台数がうんと少なかったのかも知れません。

※1953年から1954年にかけて生産されたCJ3B-J3 はWILLYSマーキング、スペアタイヤの助手席側リア右への装着、そして案外見落とされがちですが、リアシートが前向きとなっていました。この4Jエンジンを搭載した前向きリアシート仕様のCJ3B-J3の総生産台数は僅か120台程度であったようです。しかも外国自動車として専用の型式認定を受けていたようです。可能性としては、米軍関係者向けであったのかも知れません。


今回は、三菱ジープ黎明期に米国ウイルス社製のコンポーネントをもとに生産されたCJ3B-J3、そして順次国産化を進めJH4エンジン等日本製コンポーネントを主に生産されたCJ3B-J3の諸元を比較してみたいと思います。まず、主要コンポーネントの供給メーカーを比べてみます。今では聞きなれた日本企業の名前があがっています。実に興味深い内容です。

            4Jエンジン車         JH4エンジン車
① 原動機:4J型ウイリスモータース(米国)  JH4型 新三菱重工京都製作所
② 点火コイル:CR6009オートライト(米国)  J-649712 三菱電機
③ 配電器:IAD4008Aオートライト(米国)  J-808365 三菱電機
④ 点火プラグ:J-8 チャンピオン(米国)   B42 日本特殊陶業
⑤ 気化器:YE983S カーターキャブ(米国)  YF(J-806305) 愛三工業
⑥ 空気清浄器:オイルバス ドナルドソン(米国) オイルバス 東京濾過器
⑦ 燃料ポンプ:5594032 AC(米国)     AJ-809338 愛三工業
⑧ 充電発電機:GDJ-4808S オートライト(米国)  JM-60089 三菱電機
⑨ 始動電動機:MCH6007 オートライト(米国)   J-808399 三菱電機

次にエンジン諸元の比較結果は以下のようになります。
《4Jエンジン70HP、JH4 70HP共通の20項目》

① 種類        ガソリン機関  ⑪最高平均有効圧力 8.6kg/cm2/2000rpm
② 冷却方式      水冷式     ⑫ピストン形式  楕円型Tスロット入
③ シリンダー数・配列 4直列     ⑬吸気弁開時期      9°(上死点後)
④ サイクル      4        ⑭吸気弁閉時期     50°(下死点後)
⑤ 燃焼室型式     F頭式     ⑮排気弁開時期     47°(下死点前)
⑥ シリンダーヘッド型式 分離式    ⑯排気弁閉時期     12°(上死点前)
⑦ 内径x行程㎜    79.4x111.1   ⑰弁隙間 吸 0.46mm
⑧ 総排気量cc 2199      ⑱弁隙間 排 0.41mm
⑨ 最高爆発圧力 4.7kg/cm2/2000rpm ⑲最大トルク 15.0kgm/2000rpm
⑩ 圧縮比 6.9:1     ⑳最大出力 70HP/4000rpm

《4Jエンジン70HP、JH4 70HPの相違3項目》こちらはあまり多くはありません。
               4Jエンジン車      JH4エンジン車
① 点火時期 5°/o rpm 5°/600 rpm
② 燃料タンク 45.5L 48.0L
③ ピストン材質    ローエキス       SAE332     

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得意の寄り道です。現在推敲中。

2019-05-29 04:38:52 | 日記
少し頭を整理しておきたいと思います。例のOld Timerの8月号に投稿予定の内容です。4JエンジンとJH4エンジンについて、スペックを比較してみました。もしかしたら、CJ3B-J3の黎明期はCJ3B-J4をメインに生産し、CJ3B-J3の方は生産台数が少なかったのではないかとの疑問が湧いてきました。このあたりお詳しい方がいらっしゃれば教えて下さい。よろしくお願い致します。

《Old Timer VOL168 への投稿原稿案》
《4JエンジンとJH4エンジン搭載のCJ3B-J3の諸元表の比較》
前回3回目は、三菱ジープ黎明期のCJ3B-J3に搭載されたエンジン(4Jエンジンor JH4エンジン)別の外観比較を行いました。CJ3B-J3には、米国ウイルス社製の4Jエンジン70HP搭載車と日本製JH4エンジン70HPが搭載されたものが存在していました。私の分析では、黎明期にあたる1953年当時は、軍用車であるCJ3B-J4という車両がメインに生産され、この前向きリアシートと4Jエンジンが搭載されたCJ3B-J3は翌年の1954年に生産が終了し、1955年以降は絵画風で有名なカタログに掲載されているように、後席対面シートとJH4エンジンの組み合わせの仕様で生産されたと考えられます。同じ左ハンドルのCJ3B-J3という車両ながら、前回ご説明したように外観上、1953年から1954年にかけて生産されたCJ3B-J3 はWILLYSマーキング、スペアタイヤの助手席側リア右への装着、そして案外見落とされがちですが、リアシートが前向きとなっていました。この4Jエンジンを搭載した前向きリアシート仕様のCJ3B-J3の総生産台数は僅か120台程度であったようです。しかも外国自動車として専用の型式認定を受けていたようです。可能性としては、米軍関係者向けであったのかも知れません。またもしかしたら、1955年頃まではCJ3B-J3そのものの台数がうんと少なかったのかも知れません。
今回は、三菱ジープ黎明期に米国ウイルス社製のコンポーネントをもとに生産されたCJ3B-J3、そして順次国産化を進めJH4エンジン等日本製コンポーネントを主に生産されたCJ3B-J3の諸元を比較してみたいと思います。まず、主要コンポーネントの供給メーカーを比べてみます。今では聞きなれた日本企業の名前があがっています。興味深い内容です。

4Jエンジン車         JH4エンジン車
① 原動機:4J型ウイリスモータース(米国)  JH4型 新三菱重工京都製作所
② 点火コイル:CR6009オートライト(米国)  J-649712 三菱電機
③ 配電器:IAD4008Aオートライト(米国)  J-808365 三菱電機
④ 点火プラグ:J-8 チャンピオン(米国)   B42 日本特殊陶業
⑤ 気化器:YE983S カーターキャブ(米国)  YF(J-806305) 愛三工業
⑥ 空気清浄器:オイルバス ドナルドソン(米国) オイルバス 東京濾過器
⑦ 燃料ポンプ:5594032 AC(米国)     AJ-809338 愛三工業
⑧ 充電発電機:GDJ-4808S オートライト(米国)  JM-60089 三菱電機
⑨ 始動電動機:MCH6007 オートライト(米国)   J-808399 三菱電機

次にエンジン諸元の比較結果は以下のようになります。
《4Jエンジン70HP、JH4 70HP共通の20項目》

① 種類        ガソリン機関  ⑪最高平均有効圧力 8.6kg/cm2/2000rpm
② 冷却方式      水冷式     ⑫ピストン形式  楕円型Tスロット入
③ シリンダー数・配列 4直列     ⑬吸気弁開時期      9°(上死点後)
④ サイクル      4        ⑭吸気弁閉時期     50°(下死点後)
⑤ 燃焼室型式     F頭式     ⑮排気弁開時期     47°(下死点前)
⑥ シリンダーヘッド型式 分離式    ⑯排気弁閉時期     12°(上死点前)
⑦ 内径x行程㎜    79.4x111.1   ⑰弁隙間 吸 0.46mm
⑧ 総排気量cc 2199      ⑱弁隙間 排 0.41mm
⑨ 最高爆発圧力 4.7kg/cm2/2000rpm ⑲最大トルク 15.0kgm/2000rpm
⑩ 圧縮比 6.9:1     ⑳最大出力 70HP/4000rpm

《4Jエンジン70HP、JH4 70HPの相違3項目》こちらはあまり多くはありません。
4Jエンジン車      JH4エンジン車
① 点火時期 5°/o rpm 5°/600 rpm
② 燃料タンク 45.5L 48.0L
③ ピストン材質    ローエキス       SAE332     


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ジープJ4A,J4M,J4P整備解説書シャシ編は例によって発行された年月日がない書類です。その①

2019-05-27 21:34:58 | 日記
私は、インターネットで数年前にこれを入手しました。発行年月日は記載ありませんが、おそらく昭和39年(1964年)頃の物だと思われます。昭和43年(1968年)にJ54A(4DR1)にバトンタッチするまでの間の約5年間に供給された車両になります。またまたいつもの表で恐縮ながら、このような変遷を経て投入された経緯があります。表が大きいので、下のレールで右側に動かすと隠れている部分も確認ができます。全241ページから構成されています。

 《軍用車両CJ3B-J4の製造時期》
 

 《表紙と前書き》
 
 

☆5月31日追記:こちらは整備解説書が実在しますので、深堀は暫く見送ることにします。どうしてもコピーが必要な方は、両面A4版で実費手配することも可能ですので別途当方まで直メールでご相談下さい。暫し、幌プロジェクトの再出発に注力をしたいと思います。

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連休明け最終日は、実は例の初期型ジープ情報集J4研究Ⅰ~Ⅶを読み返しています。その⑫

2019-05-26 21:37:50 | 日記
この回の最終にあたり、CJ3B-J4Cの4面図を例の三菱ジープのあゆみから引用致します。灯台下暗しでした。画像はなかなか見つけられませんが、正式図面はこんなところにあったんです。次回からは、三菱重工業株式会社が生産したCJ3B-J4ーA、M,Pシリーズについて現存する取扱い説明書をもとに見ていきたいと思います。

 《CJ3B-J4Cの4面図》
 

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