先住民族関連ニュース

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アイヌ測量士の物語、浜松へ 愛知の団体が公演模索

2017-11-23 | アイヌ民族関連
@S[アットエス] by 静岡新聞(2017/11/22 17:45)

 JR飯田線の前身の一つ、旧三信鉄道の難工事に足跡を残したアイヌ出身の測量士川村カネト(1893~1977年)を描く合唱劇の上演を続ける愛知県東三河地域の合唱団が、浜松市での本格公演開催を模索している。「まずはカネトを知ってもらいたい」と12月23日から、中区の市立中央図書館でパネル展を開く。
 豊橋市や豊川市、新城市を中心に活動する「合唱劇『カネト』をうたう合唱団」(カネト合唱団)は35人。浜松市にあったひくまの出版の児童書「カネト-炎のアイヌ魂」(沢田猛著)を基にした子供と大人の合唱による全27曲の合唱劇を2000年に豊橋市で初演し、東三河のほか名古屋市や長野県飯田市、北海道旭川市などで舞台公演を重ねてきた。
 合唱劇は、昭和の初めごろ、険しい山々と荒れ狂う天竜川に阻まれながら、当時最難関とされた旧三信鉄道三河川合-天竜峡間の測量などを担ったカネトの秘話を題材にした。アイヌに対する差別にも屈しなかったカネトの生きざまを描く。
 舞台装置を組み全曲を披露する「フルバージョン」は上演時間約1時間半。出演者が100人ほど必要。他の合唱団などと共演が欠かせず、一定規模の舞台装置を使える会場の確保も不可欠という。
 静岡県内では浜松市天竜区水窪町で2016年6月、市立水窪小、城西小の児童らとともに演奏会形式で抜粋版を披露した。ただ、飯田線沿線の静岡、愛知、長野の3県のうち、静岡県では舞台装置を使う全曲公演が実現していないため、飯田線全線開通80年、カネト没後40年の今年、活動に弾みを付けようと展示を企画した。
 同合唱団の花井幸雄団長(66)=豊橋市=は「多くの人にカネトの業績を知ってもらった上で共演者を募り、浜松公演の実現につなげたい」と意気込む。
 問い合わせは、花井団長<電0532(61)3754>へ。
 <メモ>パネル展は12月23日~来年1月24日。観覧時間は中央図書館の開館時間に準じる。無料。これまでの舞台写真やカネトによる測量風景の写真などを並べる。初日の12月23日は、2016年の水窪公演に携わり、カネトの功績などをつづった「飯田線ものがたり」を今年出版した太田朋子さんと神川靖子さんらによるトークショー(午後4時半~5時45分)と、カネト合唱団によるミニコンサート(午後6時~6時半)も予定。
http://www.at-s.com/news/article/topics/shizuoka/429338.html

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<県境ものがたり> 信遠(5)

2017-11-23 | アイヌ民族関連
中日新聞 2017年11月22日 夕刊

◆難所縫い 暮らし運ぶ
 ガタン、ゴトン…。銀色の電車が、夕焼けに染まる小さな駅舎に滑り込んだ。
 浜松市天竜区のJR飯田線佐久間駅は、長野県境から七つ目の駅だ。全国でも珍しく、市図書館の分館が併設し、待合室を兼ねる。
 「今日は、どんな人が乗っているかな」。同館の臨時職員北野谷啓代(あきよ)さん(44)が作業の手を止め、窓越しに乗客の表情を眺めた。
 沿線の住民に寄り添うように走る飯田線は愛知、静岡、長野の三県にまたがる約二百キロ。うち旧佐久間駅を含む前身の一つ、三信鉄道の七十キロ弱が最後に開通したのは、一九三七(昭和十二)年のことだった。
 暴れる天竜川沿いに、切り立った峡谷が次々と連なる難所。危険極まりない測量を託されたのが、北海道の鉄道敷設で実績のあった技師川村カネト(一八九三~一九七七年)らアイヌ民族の一団だ。差別に屈さず、ついに鉄路をつないだ。
 後年、酔うとうれしそうに当時を振り返ったカネトを、長男兼一さん(66)=北海道旭川市=は懐かしむ。
 「飯田線にはおやじの魂が宿っている」
 全線開通から八十年。山の向こうから、明日はどんな香りを運んでくるだろう。
 (写真・佐藤春彦、文・牧野良実)
 「信遠」編は今回で終わり、次回は「美杉・東大和」編です。
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2017112202000244.html

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世界に響け!アイヌ音楽

2017-11-23 | アイヌ民族関連
東京新聞 2017年11月22日
 二〇二〇年東京五輪・パラリンピックは、スポーツだけではなく文化の祭典ともなる。日本が培ってきた文化を世界中から集う人たちに魅力的に伝えられるかどうか。
 そんなことを思いつつ、いろいろな音楽を集めて聴いていると、面白い「響き」と出会った。アライシアキラ、キラライラの男女で組まれた音楽ユニット「イチオン」。
 二人が目指すのはアイヌ民族の伝統音楽をベースにしたダンスミュージック。電気技師でもあるアライシが自作の電子楽器などで奏でる重厚なリズムと幻想的な音に、キラが透き通るようなボイス(声)を乗せていく。
 ボイスで発せられるのは、文字を持たないアイヌ民族が口伝で伝えてきた神話の世界だ。アイヌの少女で金田一京助氏の弟子となった知里幸恵(ちりゆきえ)さんが、大正時代に初めてローマ字で発音を書き写し、日本語に翻訳した「アイヌ神謡集」を題材にしている。
 知里さんは本の校正を終えたその夜に心臓病のため十九歳で急逝した。命に替えて伝えたのは、雄大な自然と共生するアイヌ文化の素晴らしさ。その文化に直(じか)に触れ、理解を深めたいという思いから、イチオンが今年発売したCD「銀のしずく降る降るまわりに」(ピンポイント)は北海道の阿寒湖、洞爺湖などの自然あふれる野外で録音した。
 三年後、二人の音は世界に響き渡るのか。そうなってほしい。 (鈴木遍理)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2017112202000127.html

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Fucking Awesome より米先住民族を支援する意味合いが込められた最新カプセルコレクションが登場

2017-11-23 | 先住民族関連
HYPEBEAST (ブログ)2017年11月22日 

ブラックフライデーの当日売上のうち10%を寄付することも発表
By Kentaro Harumiya/
〈Supreme〉とも親交の深いことでも知られるJason Dill(ジェイソン・ディル)と〈Vans(ヴァンズ)〉所属のトッププロとしても活躍するカリスマスケーターのAVEことAnthony Van Engelen(アンソニー・ヴァン・イングレン)が手がける〈Fucking Awesome(ファッキング オウサム)〉より、最新カプセルコレクションが登場。
今回の新カプセルコレクションは、コロラド州を拠点とするユース世代のネイティブアメリカンを支援する非営利組織「Stronghold Society」とチームアップして製作されたもの。同組織が取り組む自殺防止プログラムに光を当てるべく製作された本コレクションには、インスピレーションを得てデザインされたTシャツやフーディなどといったグラフィカルなトップスアイテムの数々がラインアップ。またブラックフライデー当日の売上のうち10%がアメリカ史上最悪にして最大の虐殺の歴史を持つアメリカ先住民部族の一つで、スー族とも呼ばれるラコタの若者たちに寄付されるとのこと。
これらのアイテムは11月23日(現地時間)よりブランドのオンラインストアにて発売開始。まずはそのデザインを上のフォトロールよりチェックしてみよう。
併せて〈Fucking Awesome〉の姉妹スケートレーベル〈Hockey(ホッケー)〉がリリースした約19分間の最新スケートクリップをチェック。
https://hypebeast.com/jp/2017/11/fucking-awesomes-capsule-collection-black-friday

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KONISHIKIさん来札 北海道とハワイの友好提携記念で副知事と意見交換

2017-11-23 | アイヌ民族関連
札幌経済新聞2017年11月22日 

 元大相撲力士のKONISHIKIさんが11月20日、北海道庁(札幌市中央区北3西6)を訪れ、山谷吉宏北海道副知事と意見交換を行った。
 KONISHIKIさんは同日、「KING XMU(キングムー)」(中央区)で行われた北海道とハワイ州の友好提携を記念したイベント「HOKKAIDO & HAWAII Sister-state Party!」に特別ゲストとして来札。イベント本番前に北海道庁を訪れた。
 北海道とハワイ州は今年5月に友好提携を結び、両者間で経済や観光、農業、教育、先住民族文化など幅広い分野で交流を深めている。同イベントは、民間レベルの文化交流を通して、次世代の若者たちが北海道や日本の良さを知るきっかけづくりとして開催されたという。
 KONISHIKIさんは不要になった着物で作った和ろはシャツを身にまとい、在日して36年の間に見てきた日本の姿を世界各国向けに紹介する活動や、北海道の雪の美しさ、若者たちが将来地域のリーダー役を担う可能性などについて話した。
 若者たちに対して「怖いと言っていたら何も進まない。文化交流を通して少しでも北海道のために何ができるかを考えて行動して、自信を付けてほしい」とのメッセージも。
 2018年は日本人のハワイ移住150周年を迎え、北海道でも北海道命名150周年を迎える記念の年となる。今後道内では、ハワイ州との交流をはじめ、北海道150年事業として、さまざまな記念事業が予定されている。
https://sapporo.keizai.biz/headline/2694/


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日本統治時代開館の台湾博物館、修復を終えてリニューアルオープン

2017-11-23 | 先住民族関連
フォーカス台湾2017/11/21 19:13

(台北 21日 中央社)9月から修復工事のため休館していた国立台湾博物館本館(台北市)は21日、2カ月ぶりに再開館した。100年以上の歴史を持つ建築自体が見どころとなるほか、日本統治時代の台湾研究などにスポットを当てた新たな常設展示も始まった。
台湾博物館は台湾で最も歴史の古い博物館で、前身は1908(明治41)年に開館した台湾総督府博物館。ギリシャ風の列柱とドームが印象的な本館は1915(大正4)年に落成したもの。1998年に国定古跡に指定されている。今回の修復工事では、壁面や照明器具など、可能な限り当初の姿が再現された。
20日の記念式典に出席した鄭麗君文化部長(文化相)は、同館は今回を含め4回修復を行ったとした上で、文化資産である同館を大切にしてほしいと呼び掛けた。
同館は今回新たに、過去の台湾研究にスポットを当てた常設展示を新設。台湾先住民の研究を行った人類学者・森丑之助らのフィールドワークの軌跡、地質学者・岡本要八郎によって発見された鉱物「北投石」など、日本統治時代に行われた学術研究の数々や、2014年に野生絶滅が確認された「台湾ウンピョウ」の標本など、こんにちの台湾博物館の基礎を築いた367点の文物が展示される。
(汪宜儒/編集:塚越西穂)
http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201711210005.aspx

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「感謝祭」が印象的に描かれている映画は?

2017-11-23 | 先住民族関連
J-WAVEニュース 2017.11.22 00:59

-WAVEの番組「GOOD NEIGHBORS」(ナビゲーター:クリス智子)のワンコーナー「SAPPORO AINO Skal WHITE SOUR GOOD TIME!」。11月21日(火)のオンエアは、“愛する家族の時間”にまつわるストーリーをお届けしました。
アメリカでは毎年11月の第4木曜日が感謝祭(サンクスギビングデー)。その木曜から日曜までは、サンクスギビングウィークエンドと言って、1年で最も重要なロングウィークエンドになります。学校はもちろん、多くの会社、工場などが一斉にお休みとなり、空港も駅も大混雑。感謝祭は家族と過ごす時間で、ほとんどの人が故郷に帰ります。日本で言ったら年末年始ですね。
いろいろな映画で、感謝祭の名シーンが描かれてきました。たとえば、ある年の感謝祭で始まり、翌年の感謝祭で終わるウディ・アレンの「ハンナとその姉妹」。
トム・ハンクスとメグ・ライアンが共演した「ユー・ガット・メール」でも、感謝祭のシーンが印象的に使われていました。「エイプリルの七面鳥」では、感謝祭になくてはならない七面鳥料理が笑いたっぷりに描かれています。アニメ映画「ポカホンタス」では感謝祭の起源が紐解かれます。
17世紀、北米へと渡ってきたイギリスからの移民たちが、貧困のために餓死寸前だったのを助けたのがアメリカ先住民でした。トウモロコシの育て方、いろいろな料理、保存の仕方を伝え、荒野で生きていく術を教えました。そんな先住民たちへの感謝、そして自然の恵みに対する感謝の気持ち。感謝祭の起源や背景には諸説ありますが、これが感謝祭の始まりというのも、その一つです。
そして感謝祭の週末が終わると、街は一気にクリスマスムードになります。だから第3木曜から日曜までが、秋の最後の週末です。次の週からはクリスマスシーズンの始まり。街にはきらびやかなネオンが灯り、クリスマスマーケットが始まり、まもなく1年で町が最も輝く季節が到来します。
※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
【番組情報】
番組名:「GOOD NEIGHBORS」
放送日時:月・火・水・木曜 13時−16時30分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/
http://getnews.jp/archives/1975118


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