先住民族関連ニュース

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くしろ蝦夷太鼓保存会50周年 記念公演、勇壮に

2017-11-07 | アイヌ民族関連
北海道新聞11/06 10:42
 北海道くしろ蝦夷(えぞ)太鼓保存会(石田博司会長)の創立50周年記念公演(釧路市芸術祭実行委員会主催)が5日、釧路市民文化会館で開かれ、浜のにぎわいや道東の大自然などを太鼓で表現するダイナミックな演奏が聴衆を魅了した。
 同保存会は1967年発足。道内アマチュア太鼓団体の最古参で、サントリー地域文化賞、北海道文化賞などを受賞している。
 約1500席の会場は満席となり、釧路港を出漁していく漁船の姿を表現した「大漁祈願太鼓」、日舞との共演でタンチョウの舞を太鼓で再現して9月に東京・国立劇場で披露した「サルルンカムイ」などの代表曲10曲が、アイヌ民族の楽器ムックリ(口琴)や漁師の木やり歌なども交えながら約2時間10分にわたって演奏され、喝采を浴びた。
 釧路市内から訪れた亀松紀美さん(77)は「迫力ある演奏だった。特に祭りばやしが楽しくてよかった」と話した。(佐竹直子)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/143305


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啓示走り カムイ彫る

2017-11-07 | アイヌ民族関連
北海道新聞11/06 16:00
床ヌブリ展 12日まで
 釧路市出身の彫刻家、床ヌブリさん(1937~2014年)の作品展が12日まで、釧路市立美術館で開かれている。ヌブリさんはカムイユカラ(神謡)の世界に思いをはせ、ユカラ(英雄叙事詩)を題材に、創作を続けたことで知られる。「百の議論より一つの作品の方が、はるかに饒舌(じょうぜつ)」と作品の見方を鑑賞者の自由に任せたヌブリさん。今回は、その作品の世界をのぞく。(椎名宏智)
創作 木と向き合い続け
 会場に入ってすぐの場所に並ぶ「ユーカラクル 語り部」7作品のうちの一つ=写真《1》=は、老木のごつごつした樹皮に顔が彫り込まれた不思議な作品。木に宿る神のようでもある。
 「なにを彫るか、決めるのは俺じゃない。その木に出会った瞬間、啓示が走って命じるままに彫らされる」とはヌブリさんの言葉だ。
 では、シマフクロウを刻んだ「コタン・コロ・カムイ 村を守る神」=同《2》=を彫る際、走った啓示とは何だろうか。
 釧路市阿寒町の民芸品店「アトリエ ラピス ユーカラ堂」店主で長男の床州生さん(51)に尋ねると、「父がある日、阿寒川に気晴らしに行くとシマフクロウがいて、それが翌日も翌々日も1週間同じ場所にいたことがあり、父はそれでフクロウを彫るようになったようです」という。
 ヌブリさんは森の中で、シマフクロウとどんな対話をしたのだろう。作品を眺めながら、そんなことを考えるのもいい。
 「床ヌブリ展」は、ヌブリさんが啓示を受け、彫り上げたカムイが見られる展示でもある。木と向き合い続けたヌブリさん=同《3》(床州生さん提供)=は、この阿寒のアトリエから作品を生み出し続けた。
 10月1日、展示会場を訪れた州生さんは、展示作品50点の中から「イレシュ・サポ 育ての姉=太陽の女神」の作品1点を手に取り、いとおしんだ。
 ユカラに登場する主人公の少年少女は、多くが姉に育てられる。州生さんは「父の代表作は『ユーカラクル 語り部』だと思ってきましたが、20年ぶりにこの作品を見て、こんなにすごいものだったのかと思いました。育ての姉が子どもを背負う姿に優しさがにじんでいます」と話した。
 ヌブリさんが伝えようとしたユカラの世界。展示作品を見ながら、その原点を考えるのもいい。
長男・州生さん 父を語る
物語や神話の世界表現
 床ヌブリ展に合わせ、長男の床州生さんが10月1日、釧路市立美術館でありし日の父を語った。

 「カント オロワ ヤクサクノ アランケプ シネプ カ イサム」。天から役割なしに(地上へ)降ろされたモノは何一つない、という意味のアイヌの言葉です。父、床ヌブリが大切にしてきた考えです。
 人は、自分のことばかり考えがちです。でも、人に都合良く環境を変えると、失うモノが必ずあります。北海道のこと、日本のことは、より大きなスケールで考えよ、というのが父の教えです。
 私にはアイヌの血が流れています。年を取るにつれて、何ごとも、アイヌとしてどう考えるか、アイヌとしてどう見るかを意識するようになりました。
 この展示会場を一周してみてください。中には抽象的な作品もあり、意味が分からないかもしれませんが、雰囲気は感じ取れると思います。作品の見方は人それぞれで構いません。
 父の創作の原点はユカラ、カムイユカラです。アイヌの世界には素晴らしい物語があり、素晴らしい神話がある。父はアイヌが受け継いできた物語や神話の世界を、木彫り、舞踊や演劇などの舞台芸術、アイヌの儀式、所作などの中に表現しようとしてきました。
 しかし、その世界は深く、たとえ父が100年生きても、200年生きても「完成」はありません。私は、床ヌブリの遺志を継ぐ者が、一人でも多く出てきてほしいと思います。
<メモ>
 床ヌブリ展は12日まで。7日以降無休。開館時間は午前10時~午後5時(10日と11日は午後8時まで)。無料。主催は釧路市民文化展実行委、北海道新聞釧路支社、釧路市立美術館。問い合わせは同館(電)0154・42・6116へ。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/143343

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「北海道」150年盛り上げて 記念の催し、実行委が募集

2017-11-07 | アイヌ民族関連
北海道新聞11/06 07:12 更新
「北海道」の命名から150年目となる2018年まで、残り2カ月。道や経済団体などでつくる実行委は年明けから実施する「北海道150年事業」をPRする一方、どうやって全道的な盛り上げを図るかに苦心している。事業費100万円以上のイベントなどを企画、実施する企業・団体を「パートナー」として確保しつつ、「北海道みらい事業」として北海道150年のロゴマークを使用するイベントの募集を続けており、「北海道の魅力を再認識し、発信する機会に協力してほしい」と呼び掛ける。
 18年は、政府が蝦夷地(えぞち)の名称を北海道と定めた1869年(明治2年)から150年目に当たる。道や経済団体、道アイヌ協会などでつくる実行委は、来年8月5日に札幌市内で記念式典を予定。同1月から、札幌モーターショー2018(1月19~21日)に合わせたキックオフイベントなど関連行事が始まる。
残り:411文字/全文:789文字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/143244

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山田邦子、バヌアツで巨大イモムシを…!「食べたことがなかったので」

2017-11-07 | 先住民族関連
テレ朝POST 11/06
世界各国の“極地”で暮らす日本人を訪ねる番組『世界の村で発見!こんなところに日本人』(ABC・テレビ朝日系)。
11月7日(火)に放送される同番組の3時間スペシャルでは、山田邦子が「バヌアツ共和国 マグマが噴き出す島 先住民族が暮らす村に住むたった一人の日本人」を探す旅に出る。
◆“925(クニコ)Tシャツ”でバヌアツに上陸!
今回が初めての日本人探しとなる山田は、バヌアツの首都ポートビラ近郊の国際空港に“925(クニコ)Tシャツ”を身にまとって登場。
肌にまとわりつくような高温多湿の気候のなか、まずはポートビラの中心地へ向かい、目的の地・レタウス村についてのリサーチを開始する。
何人かの通りがかりの人に聞いてみると、タンナ島である情報を聞くことが判明するが、「一人の情報で信用してはダメじゃないかな。もうチョット聞いてみよう」とひょうひょうとしながらも慎重な一面をのぞかせる。
そして、近くにあるマーケットで野菜を売っていたタンナ島の住民の話を聞いてようやく確信をもった山田は、翌朝5時、国内線の空港からプロペラ機でタンナ島へ。
◆生きたままの巨大なイモムシをパクリ!
山田が向かったタンナ島は、火山灰とジャングルに覆われた手付かずの自然を今に残す島で、毎日のように噴火を繰り返している活火山ヤスールがある。
小さな空港にはバスもタクシーもないため、近くに止まっている車の運転手に値段交渉をして運んでもらうのだという。
なんとか見つけたドライバーは、美しい海を見渡せる海岸沿いの道を経由するなどサービス満点。めったに見られない親子クジラなど、貴重な自然の映像も必見だ。
その途中、島の先住民族である裸族のレナワワ族の村へと立ち寄った山田。そこで「食べていってくれ」と勧められたのはなんと生きたままの巨大なイモムシ。山田は「好き嫌いはすごく多いんだけど、イモムシは食べたことがなかったので」とパクリ! はたしてそのお味は?
◆人口80人の村に住む日本人とは?
そして、山田が目的地のレタウス村に到着。人口80人の村の人が全くいないジャングルのまっただなかにある一本道をひたすら歩きつづけようやく出会った日本人は、山田曰く「すべてが自由過ぎて衝撃!でも素晴らしいと思うことがたくさんあった」という人物だった。
そんな大自然にあふれた島で出会った衝撃の日本人とは…?!
※番組情報:『世界の村で発見!こんなところに日本人 3時間スペシャル』
2017年11月7日(火)午後7:00~午後9:48、ABC・テレビ朝日系
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/e5-b1-b1-e7-94-b0-e9-82-a6-e5-ad-90-e3-80-81-e3-83-90-e3-83-8c-e3-82-a2-e3-83-84-e3-81-a7-e5-b7-a8-e5-a4-a7-e3-82-a4-e3-83-a2-e3-83-a0-e3-82-b7-e3-82-92-e2-80-a6-ef-bc-81-e3-80-8c-e9-a3-9f-e3-81-b9-e3-81-9f-e3-81-93-e3-81-a8-e3-81-8c-e3-81-aa-e3-81-8b-e3-81-a/ar-AAuurLI#page=2


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消費者リース規制法案2019年まで持ち越し

2017-11-07 | 先住民族関連
日豪プレス2017年11月5日
年金世帯に法の網目かいくぐって電化製品リース
 ABC放送(電子版)は、連邦の消費者リース規制法案が2019年まで持ち越されることになっており、法制化が遅れる間にも年金世帯などをターゲットにした電化製品リースやサラリーマン金融で困窮者が日常必需品購入もできない状態になっていると伝えている。
 メルボルンの年金受給者、アーサー・ジョンソンさんの場合、レンタル会社からブルーレー・プレヤーとステレオ・システムを借り、リース料は年金から源泉徴収されるようになっており、借りている商品の価格は$1,799だが返済金額はすでに$4,000を超えている。ジョンソンさんの弁護士が契約を打ち切る手立てを進めているが、ジョンソンさんのような例は少なくないと語っている。
 連邦政府は、ジョンソンさんのような困窮者を出さないために消費者リースやサラ金を規制する業界改革法制を提案しているが、消費者グループや金融グループは消費者の弱みにつけ込んだ業者に1年の時間を与える政府が甘すぎる、6か月が適切だと主張している。
 2016年11月、レビュー・パネルが政府に勧告案を提出し、政府は2017年末までに改定法案を議会に提出するとしており、審議は2018年に持ち越されることになる。
 消費者グループ、金融グループは、「契約返済額を収入の10%を限度とする法制は制定後直ちに発効すること、また、返済総額を契約書の付帯条件に小さい文字で記載せず、大きく表示することなどが義務づけられる。
 先住民族消費者支援ネットワーク(ICAN)では、「問題の業界から改革を阻止するロビー活動が活発に行われている。特に僻地の先住民族コミュニティが狙われており、リース契約戸別訪問セールスの標的になりやすい」と語っている。改革法案ではこの戸別訪問セールスが禁止されるが、「事前の約束がある場合を除く」付帯条件があり、これが不心得な業者の抜け穴に利用されることになる」と指摘している。
 信用投資オンブズマンの年次報告によると、中低額貸出業者に関する苦情は、謝金取り立て業者に関する苦情に次いで大きな比率を占めている。
■ソース
Concerns consumer lease reforms to drag on until 2019, leaving vulnerable people exposed
http://nichigopress.jp/ausnews/politics/152961/

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【エンタがビタミン 】ナスD“部族アース”で進化 猟に同行するうち「能力」を身につけていた

2017-11-07 | 先住民族関連
インフォシーク2017/11/05 21:00

テレビ朝日系『陸海空 地球征服するなんて』のナスDこと友寄隆英ディレクターは、“部族アース”のロケでアマゾン奥地の先住民が昔から刺青に使う果実を顔に塗ってしまい顔や手足が青黒くなったことで知られる。しかし彼の本当の凄さは、底知れぬポテンシャルの高さにあるようだ。11月4日に放送された“U字工事&破天荒ナスDの大冒険 本当はここまでやっていた!!一挙公開SP”でそれが明らかとなる。
シピボ族の村で撮った非公開映像だが、その企画をオンエアする前に「衝撃映像が含まれるため“閲覧注意報 発令”します」と案内があった。スタジオでは川辺に巨大なワニの切りとられた頭が転がるシーンを見たコメンテーターたちも「これ(映して)いいの?」と引いたほどである。
一方、ナスDは現地の男性に「これはワニのち〇ち〇だぞ」と見せられると興味津々で「どうするんですか? 食べるの?」「滋養強壮にいいんだ」とやりとりする。「売るんですか?」「友だちに欲しいって言われてる」「いくらぐらい?」「50ソル」と日本円で1500円ぐらいすることが分かり「けっこう高いんだ」と会話を終えたが、手にしてバリボリ食べてしまうのではないかと見ているだけでドキドキする。
そんな彼がシピポ族の猟に同行した時のことだ。銃で鳥やサルを狩る村人たちは「音で動物を探す」のだが、なんとナスDは何度か同行するうちにその能力を身につけたというではないか。「聞こえるようになってきた」と耳を指す彼は村人と「あ、いる」「そう、あそこだ」と意思疎通するのだった。
さらには「森に入った瞬間、動物がいるかいないかは分からないが、部族の人たちが諦めたのは分かる。とれない空気は分かる」と話しており、村人たちの表情や挙動から心理まで読めるようだ。それほど長期間一緒に暮らしたわけでもないのに観察力や直感が鋭いのだろう。
『陸海空 地球征服するなんて(chikyu_seifuku_)ツイッター』では、ゲストコメンテーターの伊集院光が「“部族”のことは何となく分かってきたけど、“ナスD”のことは未だに分からない!」とそのポテンシャルに感心したという。ある意味“部族”以上に謎が多いのかもしれない。
また今回の放送では、村の人々にできるだけ迷惑をかけまいとスタッフが鶏をさばいて料理を作っていた。ナスDが「うまい!」と絶賛する出来上がりで、スタッフもロケで能力を伸ばしたようである。
11月11日の『陸海空 地球征服するなんて』では、“部族アース”の続きが放送される予定だ。予告では「ナスDついに帰国」「健康診断の結果は」とあり、彼が「我々ディレクター取材チームは解散! ここまでといたします!」と頭を下げる場面もあった。
画像は『<部族アース>【陸海空】地球征服するなんて 2017年11月2日付Instagram「【放送されないホテルの夕食】」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
https://woman.infoseek.co.jp/news/entertainment/japantechinsight_440731

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