トモちゃんといっしょ ~認知症の母と暮らして~ 中年プーのぐうたら日記(再会)

実家に戻って3年目。母は中期の認知症。今年から仕事をやめて中年プーに突入。誰にも言えない胸の内を綴ります。

鬼が来た

2018-02-03 14:15:54 | 日記

2月3日

今日は節分ですね。

我が家には、2日ほど前から鬼が滞在するようになりました┐(´д`)┌ヤレヤレ

 

というのも、ここんところ、わたしはPCの打ち込みをすることがあって、

夜中に起きています。

仕事ではありませんが、わたしにとっては大切なことなんです。

 

夜中と言っても、1時半ぐらいなのですが。

 

するとトモちゃんが、眠れないと言って起き出して、

わたしの前に座ります。

 

うんざりして早々に追っ払う(失礼)、早く寝るようにお願いするのですが。

とにかく寝てよ、風邪をひきますよ、と。

 

そんな夜の後、じゃじゃーん。鬼が出ました。

やんなっちゃいます。



以前、ブログにも書きましたが、

「(ビビアンの)振袖を親戚の〇〇子が持って行ったまま、返さない」

というお馴染みのストーリイを延々と繰り返すわけです。

 

そんでもって、親戚中に電話をかけないと気が済まなくなるのです。

 

トモちゃんのシンドイエピソードは、重要なものは3つあります。

 

① 振袖を持ち去って返さない、親戚の〇〇と〇〇

② 親戚の〇〇が、うちの土地を返せと言う。古いうちを壊して返せと言う

③ 近所の〇〇ちゃんが、トモちゃんとこは銭がないので借りに来る、と言いふらしている

 

おおむね、この3つを、ローテーションのようにグルグル巡り、飽くことなく延々と話し出すわけ。

 

いんやあ、もう。

最近ではわたし、拒絶反応が起きつつあり、こころもからだも耳も、目も。

何もかもが受けつけません、という状態で。

 

トモちゃんがこれを話し出すと、逃げ出したくなるのです。

 

そんなこんなで、鬼が豆をまくわけですよ。昨日、今日。

鬼がね、どすん、ばたん、扉をどんどん、ばしばし、ずんずん。

 

ここんとこ、鬼さんも落ち着いて、姿を見せなかったのですが、

夜のお休みの時間を遅くしたら、とたんに出没し始めました。

 

 

ううううーっ。

夜って、思いのほか貴重です。

 

心を落ち着け、気持ちの整理ができるとき。

そんなわたしの時間が( ^ω^)・・・わたしのことに打ち込む時間が、削られてゆくのです。

 

 

そんなことはいやだぞ、なんとかしたい。

 

 

 

 

 

昨日、いつもお参りに訪れる白山神社の境内に、不思議なものを発見しました。

 

 

 

拾い上げて裏を返してみます。

こんな風です。

 

 

ああ、これは椿の実が自然に弾けたんですね。

すぐそばに椿の並木が続いています。

 

 

 

 

枯葉の上に戻しておきました。

昨日はとても良いお天気で、気持ちがよい日でしたが。

 

 

 

さてと。

トモちゃんがさきほどから待っています。

鬼退治のために、恵方巻でも買ってきましょう。

 

鬼退治は「おまめさん」。ですが、うちでは数日前から食べ出しています。

だから鬼がお出ましになったものと思われます(笑)

 

 

 

 

一足早い、鬼のお話でした。

本日もお読みいただきありがとうございました。