小沢一郎元代表「暗黒人民裁判」はいまや「政治闘争の場」、小沢一郎元表は、「怯まず代表選」に出馬せよ

2012年05月11日 02時17分36秒 | 政治
◆小沢一郎元代表の「暗黒人民裁判」は、検察官役の指定弁護士3人が東京高裁に控訴した結果、「裁判法廷を政治闘争の場」と化した。つまり、指定弁護士3人の政治的背後関係から見て、この裁判が、決して純粋な「刑事裁判」とは程遠く、文字通り「政治裁判」となっているのだ。
 東京高裁の法廷が、「政治闘争の場」と化しているのなら、小沢一郎元代表は9月の代表選挙に何のためらいもなく、立候補すべきである。そして、党員・サポーターを含めて堂々
と選挙戦を行えばよい。そうでなければ、指定弁護士を背後で操っている仙谷由人政調会長代行と役職上、その上にいる前原誠司政調会長、あるいは、江田五月元法相(元参院議長)らの策士の陰謀に嵌められたままとなってしまう。歴史をよく振り返ってみればよい。明治維新の英傑、薩摩の西郷隆盛は、奄美に島流しの刑を受けており、長州の吉田松陰は、
野山の獄につながれ、しかも幕府の老中暗殺を企てたという罪で、幕府によって斬首の刑を受けている。現代の刑法に照らし合わせば、立派な犯罪者である。なのに、維新後は、日本の夜明けに大きな功労があったとして、尊敬されている。
政治家というのは、古今東西を問わず、政敵が仕掛ける陰謀、策謀により、「重大な犯罪」の犯人に仕立てられて、投獄されることがある。これは、世の常である。小沢一郎元代表が、刑事事件の犯人、被告の座に座らせられているのは、政治資金規正法に抵触、違反したからという罪だが、誤解してはならないのは、この犯罪の罰は、「禁固刑と罰金刑」しかない。「禁固刑」は、別名、名誉刑と言われる政治犯に課せられる刑罰である。ところが、マスメディアも一般国民も、いかにも人殺しでもしでかした極悪人でもあるかのように大袈裟な扱いを続けている。政治資金規正法違反は、形式犯、行政犯と言われるように、軽微な交通違反罪などと変わりはないのである。その意味で大変な錯覚、間違いを犯している。
◆指定弁護士を背後で操っている仙谷由人政調会長代行、前原誠司政調会長、あるいは、江田五月元法相らの薄汚い策士は、小沢一郎元代表の「暗黒人民裁判」を高裁に控訴して、あわよくば、政治犯として名誉ある「禁固3年」くらいの有罪判決を得たいところであろうが。そこまではできなくても、「高裁の審理」に1年、さらにここで無罪判決になっても,最高裁に上告して1年、合計最低2年くらいは,小沢一郎元代表に「手枷足枷」を嵌めて政治活動の自由を奪い、ひいては、政治生命を奪ってしまおうという姑息な算段なのだ。左翼政治家というのは、保守政治家と違い、味方でさえ、一旦「敵」と見做せば、殺してしまうまで徹底的に叩きのめそうとする。それが新左翼ともなれば、革マル派や中核派、赤軍派などのように、殺人集団に成り下がったのが、典型である。孔子の言葉にあるように「過ぎたるは、猶お及ばざるが如し」(論語先進篇)である。あまりやり過ぎるのは、かえって、自らに禍を招く。本来、被告人の無罪を求めるのが当たり前の弁護士が、「有罪」を求めるという矛盾が起きているのは、政治家の陰謀、策謀に加担させられているからに他ならない。
◆日本人は古来、「判官贔屓(ひいき)」の民族である。「判官贔屓」とは、弱者に対して「弱いから」と言う理由で、えこひいきしてしまうことを意味する。「判官」とは、九郎判官義経のことである。武勇に優れた源義経が、兄の頼朝に妬まれて滅んだことに、後世の人々が同情を寄せたことが由来だ。小沢一郎元代表は、「剛腕政治家」と言われながら、その政治力を恐れる平凡な政治家に敬遠されているばかりか、いまやその恐怖心がすぎているのか、「抹殺」してしまおうとする政治家が暗躍している。その度合いが過度になり、バランスを欠く事態を招いている。そこに判官贔屓の国民有権者が増える現象が生まれてくるのである。
◆いままさに、小沢一郎元代表が、判官贔屓の対象、言い換えれば、ヒーローになっている。すなわち、小沢一郎元代表は、「人気絶頂」なのだ。小沢一郎元代表の側近のなかには、
「東京高裁への控訴」に過剰反応して、「もうダメだ。代表選挙に出れない」と悲観論に陥っている者もあるけれど、事態はまったく逆なのである。「代表選挙に是非とも出て欲しい」という声が、「控訴」報道にもかかわらず、増え続けているのである。小沢一郎元代表と側近たちに、ただ一言、是非とも言いたい。「怯むな」と。
にほんブログ村 政治ブログへ
ブログランキング

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
輿石東幹事長は、間一髪のところで、ドラマチックに小沢一郎元代表の党員資格停止処分の解除を実現した



◆〔特別情報①〕
 民主党の輿石東幹事長は、前原誠司政調会長が「日本の裁判は、3審制だ。裁判が確定するまでは、小沢一郎元代表の党員資格停止処分を解除すべきではない」と終始一貫して主張してきたのを警戒していた。実は、この前原誠司政調会長の主張が意味していた「毒」の部分を、輿石東幹事長は、敏感に読み取っていたのである。まさに、ドラマチックな展開だった。

つづきはこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
携帯電話からはのアクセスこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)

携帯電話から有料ブログへのご登録
http://blog.kuruten.jp/mobile.php/top

「板垣英憲情報局」はメルマガ(有料)での配信もしております。
お申し込みはこちら↓


【板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作集】新連載を始めました。
『国際金融資本の罠に嵌った日本』(1999年6月25日)日本文芸社刊



目次

第1章 日本民族の資産と魂が食われようとしている
―今世紀最後で最大の国際金融資本の日本総攻撃が始まった ③
●クリントン大統領は日本人の預貯金に目をつけている 

 弱り目に祟り目の日本に対して、国際金融資本が獰猛に食指を動かしている対象は、ズバリ言って、日本国民の大事な虎の子の「個人金融資産千二百兆円」である。この規模は世界最大と言われているが、やはりこの美味しい餌を国際金融資本が見逃すはずはなかったのだ。
 国民の個人金融資産千二百兆円の運用に野望を持つ国際金融資本が、大攻勢をかけてくるだろう。
「外資襲来」である。高金利、優れたサービス、数々の金融派生商品(デリバティブ)を武器に猛烈な攻撃を仕掛けてくるだろう。国際相場師、ジヨージ・ソロスのような潤沢な資本を持つ投機家の暗躍もますます活発化してくるはずだ。

つづきはこちら→→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)
携帯電話からはのアクセスこちら→「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」*有料サイト(申し込み日から月額1000円)

※ご購読期間中は、以下過去の掲載本全てがお読み頂けます。
『政治家の交渉術』2006年5月刊
『カルロス・ゴーンの言葉』2006年11月刊
「孫の二乗の法則~ソフトバンク孫正義の成功哲学」2007年7月刊


第5回板垣英憲『勉強会』開催のご案内
平成24年5月12日(土)19日(土)
『どうなる日本政治、どう動く小沢一郎』


板垣英憲マスコミ事務所

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする