京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

今年一年本当にありがとうございました。

2015-12-31 | 宿日記

2015年もいよいよ残り数時間となりました。
お宿いしちょう、石長松菊園両館のエントランスには松竹梅の石台、鏡餅がおかれ、皆様をお迎えしております。

 

また、お宿いしちょうの大浴場には柚子が投入され、柚子風呂の準備も整いました。
石長松菊園の光明石温泉も大晦日は未明までご利用いただけます。



振り返れば今年一年、お宿いしちょうならびに石長松菊園を大変多くのお客様にご利用いただきました。
誠にありがとうございました。スタッフ一同、心から御礼を申し上げる次第でございます。
来る2016年が、皆様にとりまして、幸多き歳となりますよう、心からお祈り申し上げます。
本当に、ありがとうございました。
どうぞ、良いお年をお迎えください。

石長松菊園・お宿いしちょう スタッフ一同


ふるさと物産フェア

2015-12-30 | まち歩き

京都市役所前広場で、12月25日、京都新聞歳末助け合い運動の一環として「ふるさと物産フェア」が行われました。
会場には歳末助け合いの募金箱も設置され、この事業の収益の一部も寄付されます。

 

今年で16回目となった会場には、選りすぐった各地の名産品の他、
年越しや新春のお膳を飾る物産が並び、正月用にと買い求める人も。
そんな中、兵庫県香住のカニと海産物は一番人気だったでしょうか。

 

 

同時に、駅弁フェアも行われ、全国の有名な駅弁の販売には、早朝から多くの人で賑わっておりました。
どれも美味しそうで、選ぶのに一苦労せられました。

 

2015年もあと一日。石長松菊園、お宿いしちょうにも門松が飾られました。

 

皆様どうぞ、良いお年をお迎えください。


京都好き男


年末に!

2015-12-29 | うんちく・小ネタ

年末に混雑する店に、ホームセンターがあります。私は暇つぶしに普段もよく利用すしてますが

この時は、人の多さに驚きます。掃除用品や、新年から日用品を新しい物にされるのでしょう。

た正月飾りもよく売れてますね。今日は、門松が私の目にとまりました。

門松は、神様の安息所として、神様(歳神)が宿る場所として考えられてます。

ようするに神様が下界に降りて来られる際の目印にしているようです。

ただし29日に立てることは、縁起が悪いとされます。「九松」といって「苦待」に通ずるので嫌われるようです。

                                                          <サイダー>

 

 

 

 


年賀状

2015-12-28 | 宿日記

クリスマスも終わり今年もあとわずかです。
皆さん年賀状はもう出されましたでしょうか?
今は時代の流れが年賀状をパソコンで作成したり、
メールのみで新年の挨拶とすることが多いようです。

確かに私もデザインはパソコンを利用しますが
相手の住所や文面は手書きにしています。
なぜなら私は昭和の人間であり、手書きだと短文でも目を通し
なおかつ人間の温かみを感じるからです。

自分自身が年賀状をもらった時にその様に感じるのですが、
皆さんはどう思われますか?

 

 

<松井です>


来年は申年

2015-12-27 | 京都案内

来年は申年です。
京都でお猿さんに因んだ寺社をご紹介します。

①新日吉神宮
「いまひえじんぐう」と読みます。
1160年に後白河上皇により創建された由緒ある神社です。
猿は神の使いとされ、狛猿が本殿を守ります。ご
神猿は京都御所の東北角(猿が辻と呼ばれます)と大津の日吉大社(こちらは「ひよしたいしゃ」と読みます)にもあります。
東山七条を東へ入って京都女子大学の手前です。

②赤山禅院
赤山禅院は御所から見て表鬼門(東北)の方角にある為(皇城表鬼門)、
拝殿の屋根の上には御幣とかぐら鈴を持った厄除けの猿が御所を守っています。
かつて、このお猿さんは夜な夜な悪さをしていた為、逃げ出さないように金網に入れられてしまいました。
叡電修学院駅より東へ、徒歩約20分です。

③八坂庚申堂
庚申信仰発祥の地で、京都三庚申の一つ。
手足をくくられた「くくり猿」が飾られています。
くくり猿に願い事を書き、欲を一つ我慢すれば本当の願いが叶うと言われます。
本殿前の香炉を支えているのは三猿です。
東山安井から東の八坂の塔を目指していけば、手前右側にあります。

④幸神社
「さいのかみのやしろ」と読みます。
本殿東側に鬼門除けの猿の神像があり、御所の猿が辻、ここ、赤山禅院、日吉大社と、鬼門ラインができて、都を守ります。
烏帽子をかぶり、御幣を担いだ姿はユーモラスでもあります。
絵馬にもこの猿が描かれています。
境内には「おせきさん」と呼ばれる神石(陽石)があり、これを拝むと良縁に恵まれるとか。
寺町今出川を上がって一筋目を西です。
豆餅で有名なふたばさんが近くにあります。

⑤猿田彦神社
八坂庚申堂、尊勝院と並んで京都三庚申の一つ。
山ノ内庚申とも言われ、境内には猿がたくさんいます。
もちろん、三猿にも会えます。
地下鉄東西線・太秦天神川駅より南へ徒歩3分、天神川三条交差点の近くです。

⑥正行院(猿寺)
通称の示す通り、開山と猿にまつわるお話からくる、「災難去る」の猿寺となりました。
800以上の猿の人形が納められています。
京都駅の東、通称、たかばしの近く。人気ラーメン店の裏側です。

さて、皆様はどちらに行かれますか。
お子様連れには嵐山モンキーパークもございます。


kaz


徒然なるままに

2015-12-26 | まち歩き

♭さざんか、さざんか、さいたみち
たきびだ、たきびだ、おちばたき♯

ご存知、童謡「たきび」の一節です。

サザンカ、山茶花。
秋から冬に咲き、ツバキ科に属する花です。
生垣にも多く使われ、「たきび」の一番には「#かきねの、かきねのまがりかど#」とありますが、きっとこの垣根は山茶花の垣根なのでしょう。

似たような花に椿があります。
ツバキ
山茶花と同じくツバキ科に属し、樹高は高く、夏に着ける実を絞ると椿油が取れます。
花期は春まで、少し山茶花より長いでしょうか。

二つとも、品種改良がされ、多くの園芸種が存在します。

この二つ、見分けるには花の散り方が一番です。
山茶花は花びらが一枚一枚散りますが、椿は花が、ポトリと落ちます。
京北町の常照皇寺で、苔生した参道に落ちた椿は、一幅の画のようだったのを覚えています。
昔、お武家の家には、その落花の様子が、首が落ちるのを連想させるということで植えられなかったと言われますが、
映画「椿三十郎」では、見事な小道具となっていますので、どうなのでしょうか。
ほかに、雄蕊を見るとはっきりわかります。
山茶花は、雄蕊が放射状にひろがり、椿は下半分がついていて筒状になっています。
ただ、寒椿は、名前には椿が付きますが、山茶花の品種系で、雄蕊は放射状で、花もパラパラ散っていきます。
葉の形状でも見分け方があるようですが、あまり差がないような気もします。

7月31日の千日詣りで知られる、愛宕山。
登山コースの一つ、月の輪寺コースで、月の輪寺に近づくと、道の谷側に多くの椿が見られます。
あの傾斜で、植えたとは思えません。自然に増えていったのでしょうか。

山でなくても山茶花と椿は多くの寺社で見られ、両方とも植えられていることが多いのではないでしょうか。
詩仙堂、三千院、銀閣寺などなど。

ただ、一条西大路、地蔵院や鹿ヶ谷・霊鑑寺など、椿寺というのはありますが、山茶花寺とは呼ばれませんね。
山茶花はやや地味だからでしょうか。
しかし、赤い山茶花や椿に雪が積もると見事なコントラストを見せますが、
果たして今年はそういった光景が見られるのでしょうか。

    

kaz


終い天神

2015-12-26 | 京都案内

12月25日、北野天満宮では終い天神で賑わいました。

 

25日は、全国天満宮の総本社、北野天満宮の御祭神、菅原道真公のお誕生日であり、御命日でもあることから、毎月縁日が開かれます。
「天神さん」と呼ばれ、市民に親しまれております。
12月25日は1年の最後の天神さん、終い天神。
いつにも増して多くの人が訪れ、お正月用品などを買い求めておられました。
いつにもなく暖く、梅もほころぶ天神さんでした。

  

そして、顔見世は千穐楽。
いよいよ、2015年も大詰めです。

KURO


12月誕生会

2015-12-26 | 宿日記

12月誕生会開催。
今月は3名参加。社長、女将と合わせ5名での開催となりました。



会場はいつもと違って、桂の間。
今年、和のイステーブルのお席にして、電気シェードを、春にLEDに替えた会場です。
そして、いつもながらのチーフの創作料理。



ごちそうさまでした。


おしせまりました

2015-12-26 | 宿日記

お宿いしちょうでお客様の掛布団の交換をしました。今回は西の館。
初夢を気持ちよく見ていただけるのでは(^^)/

 

東の館は既に改装を終え、両館のお風呂も今春改装。
石長松菊園はパブリックの一部のクロスを貼り替え、
朝食会場となるロイヤルホールもクリスマスから迎春へと模様替えを済ませました。

 

残り1週間を切った2015年。
皆様にはどのような年だったでしょうか。
来る2016年がより良い年になりますよう心から願っております。

お駒姉さん


先日、御一緒に仕事させてもらった舞妓さん!

2015-12-25 | 宿日記

修学旅行の舞妓観賞で、生徒さんに舞妓さんの説明と質問タイムを担当いたしました。

祇園甲部、まめ柳さんです。お話がとてもお上手で生徒さんからの質問タイム

では、生活されてる様子を分かりやすく教えてもらいました。

                                          <サイダー>