言葉のない世界

2016-10-20 11:26:03 | 塾あれこれ
私たち人間は「言葉」に支配されます。

(気持ち良いね、美味しいね、あれ何だろう)

何かを感じ生きる、ときも言葉ですし、
物を考える時も言葉です。

ふっと秋風が通りすぎる最初の瞬間には
言葉ではないものが過りますが
次の瞬間、言葉が被さってきます。

こういうことも人間には多いのですが
例えば、蚊が腕にとまった、つと危険を感じた
良い匂い、・・などなど
それを言葉に直し
「蚊じゃ」「おっと」「ん~、これは蜂蜜が利いてる」
ここからでないと人間の中に入って来ません。


逆に言葉が無い世界は想像しにくいですね。

あれは何だろう、これ気持ちいいね、熱い!
ここで待っていようか、右か左か・・

人間ならば言葉が無くては処理できませんが
猫なら言葉なしで「考え」られます。

(なあ、もう寝る時間だろ。寝床の準備)と
人の顔を覗いて「にゃー」。

一歩も家の外へ出さない飼い方をすると
つきあう時間が革命的に長くなります。
分かりあうことが増えてきましたね。

人間とほぼ変わらない感情をもち
すぐれた運動能力を発揮します。

ヒトに比べて重さ1/50の脳です。
ずいぶんと効率よく働いていますね。


ヒトは言葉で考え圧倒的な動物となりました。

けれども大したことない人だって沢山・・?
もちろん私も含めてゴクツブシ。


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