フィリピン

2014-04-30 18:33:35 | 塾あれこれ
少々おくれましたが大きなニュースについて。

報道はいまひとつ盛り上がっていないようですが
日米間のTPPのルートが出来上がったことと
米フィリピンの軍事協定締結です。

ひとつずつでも大きいですが
並べるとインパクトがあります。
アジアでの米の足元がほぼ固まったので
これからは思い切った手もうちやすくなるでしょう。

もちろん対中が中心です。

オバマのアジア重視というのは、足元を安定化させ
同盟のタガを締め直し、その上で中国との二大国化を
発達させウィンウィンの関係をつくることです。

決して、中国を叩き日本と仲良く、なんてものでは
ありません。

中国の反応を見ていれば確信がもてますね。


日本を襲った黒船はこれからじんわりと効能を
発揮し始めるでしょう。

国民が「きついじゃないか」と気付くころになると
自分が押したハンコの意味が分かるでしょう。


およそ20年前、あれほど大きなうねりで米軍を撤退させた
フィリピンですが、その後、軍事的な空白をねらって
中国がロコツな手をだしてきました。
21世紀に入ると更にエグイ。

町の商店街に露骨にやくざを登場させました。

フィリピンもここで耐えきれなくなったのでしょうか。

憲法違反になろうが、まず米軍基地の再構築をするという
決定をしたのです。

アメリカの民主主義ってのはこんなものなのです。

基本的には日本もフィリピンも変わりませんね。
しょせん、あの程度の国なのです。


これで、沖縄基地の米軍にとっての意味が
大きく変化します。

大きくラインをひいて他国を圧倒。
そのためには同盟諸国の協力が欠かせません。

行くとこが無あ

2014-04-29 17:05:45 | 塾あれこれ
花の連休ですね。

我家のごく近場ですと平和大通りとか宮島
たいへんな人出でしょうね。

人が多いトコは苦手なん。
行き来も大変ですしね。

それにどうしてもお金を使いますね。
同じお金ならゆっくりと使いでを楽しみたいし
人出の観光地はたぶん高い。
食事だってたいへんでしょう。


ということで、例年貧乏の殻に籠城です。

TVじゃ華やかですから、どこか傷つく。

それに加えて体調が悪いでしょう。
出かけようという気にならない。

カミサンには呆れられています。

もし出かけても先でくたびれ果ててしまうでしょうね。


とはいえ「引きこもり」状態は健康に良いのか?
とも思えないですよね。

ご近所の散歩?連休に?

びんぼ臭っ!

人生設計

2014-04-28 19:54:20 | 塾あれこれ
TVで健気な大学生がレポートされていました。
母子家庭で、母の生計が大変なので学費は
自分がアルバイトをするというのです。

今時、大変ですね。

別の考え方もありえ、高卒で資格をとるなんて
生き方もあるのでしょうが、その方の決定は重い
ので、他人がとやかく言えるものではありません。

私が学生のころはまだ珍しくありませんでした。

一畳千円の二畳間で足も伸ばせず下宿してた先輩
・・私だって大学生になってからは学費も生活費も
自分でバイトをしていました。

勉強もしないで。バカになりますねえ。

早朝から正規の社員と全く同じ条件で働き、午後授業とか。
後半は部屋を借り「独立」してました。

大卒という肩書を得、勤め人になれば今度は
家に仕送りをする、なんて出来もしないことを。

その陰ではどこかで「オレは家のために・・」という
情けない根性がありました。

で、サラリーマンになってどうだったか。
自分の生活で手いっぱいで、貰った給料などどこへやら
とんだドラ息子です。
40過ぎに結婚できたときも貯金は、ほぼゼロでしたね。

親も長女が結婚し、弟も大きくなりで
若干、負担はへったようでした。

それにしてもバカ息子、言ってることとやってることが違う
なんて思っていたのではないでしょうか。

30を過ぎたら会社を辞めると言い始めた。

がっくりしたでしょうね。
今になって分かります。

広島に戻って転職、なんてクチがあるはずがない!

たまたま塾という怪しげな業界が救ってくれました。

今回TVで見た人の多くは、確かに社会や政治も悪いが
ご本人も生活設計ができていないじゃないか、と
無責任に突っ込んだものです。

しかしその私だって振り返れば人生設計などゼロ。
運よく、最低限の生活ができてきたに過ぎません。

人を低賃金で雇う社会のありようが
いまの若者を苦しめているのは間違いありませんね。
頑張ってほしいけれど。

経営者側だって仕方ない面もあるでしょう。
とくに経済のグローバル化。

日本の社会格差はアメリカの所為、ともいえるのです。
これからもっと貧富の格差は広がるでしょう。
アメリカの貧困者のような人が増えるハズです。


念のため自己弁護をしておきます。

不良サラリーマンであったことは何度も書きました。
根底にある根性も恥ずかしいものです。

ではなぜマルマル9年もクビにならなかったか?
昭和と言う時代がユルかったのか。
とくに余裕がある会社だったのか。

違います。

私でなければ出来ない仕事があったからです。
クビにしたら会社が動かなくなる!

とんでもないやつにそんな仕事を任せたもんですね。

実はそこをやってた先輩が逃げたくて、
私を仕込んだわけです。
ヤバイ面もあったからねえ。

私のサラリーマン時代の後半、嫌で辞めたくて
仕方ありませんでした。
手が後ろに回る事の処理発案、指図とかね。
何かあれば責任を全部かぶらされるのです。

と思いつつ「首にできるならやってみろ」と。
仕方がないバカでしたねえ。

安住アナのいう「文化の違い」

2014-04-27 10:15:33 | 塾あれこれ
昨日、TBSの『情報7days』で安住アナが
韓国の沈没事故に触れ、彼の国の文化に
分かりづらい面があると言ってました。

ロコツにならないようにソフトにね。

分からなさの例として「なんでマイクを握ってるのか」と
挙げられました。

カミサンが「あんたと同じことを言ってる」

ニュースとして報道された、とある画面への違和感です。
私が感じたのはもうちょっとキツイことですが。

(マイクを持ってる)だけで通じるのですから
やはりインパクトがあったのですね。

違うんだからしようがない、といえば終わりです。

大阪人はタコヤキを好み、広島は雑煮に牡蠣を
というふうに、文化は恣意的です。

飢死者が出ていた南洋の村で、飢饉のひどさを調査され
そこに生えていた豆に驚いた学者がいます。
なぜ食べないのか?
・・食べる文化がなかった。

かくも根拠がない「文化」なのですが
それに浸かった人間には絶対です。

中国人のお婆さんが和食の刺身をどうしても食えない、
私がイナゴをどうしても食えない、などなど。


朝鮮半島の葬儀の文化に「泣き女」があることは有名です。

金で雇って葬式で泣かせる。
心など二の次で、対外的な「見栄」

若いころは、まあ何処の国にも変わったことはある、と
独立した一つの事象と思っていました。

しかし、かの国の文化に共通することかもしれない。


TVで、遺族の方が嘆いておられます。
たぶん海の方に向かって心の底からの悲痛な叫び。

多少のニュアンスはあれ、万国共通ですね。

何人かの方がマイクを握ったまま叫んでおられます。

なんか違う、それじゃ演歌歌手だよ。
私たちなら持たされていたマイクは捨てて叫びます。

カミサンは「声がとどくように、じゃないの」と
言われます。
そうかもしれない。

でも私からすると、そこに見えるのは「外見重視」
どれほど大きな声を出しているか
形で示さなければいけないらしい。

その人の中身は二の次に見えてしまいます。

泣き女を雇う神経。


違うんだから、仕方がない・・・けれど。

ねちねちと言いがかりをつけ続け
世界中に隣人の悪口をあることないこと。

「赤信号、皆で渡らにゃ生きてけぬ」


それも文化か。

最後から二番目の恋

2014-04-26 16:19:02 | 見る
遅ればせながら第二話、見ました。

第一話の感想を繰り返しますが、主役のお二人の「芸」を
楽しむドラマで、それ以上のものではなさそう。
よい素材なのですが。

岡田さんの脚本もそれなりに上手い。
ただし、軽い会話を楽しむという意味で、です。

1時間を通すと平板なところができてしまいますね。

上手い役者の部分では「劇」が進み
下手な俳優のところで腰折れします。

ぎゃくに大根には負荷をかけないでやったらよいのに。


宮本さんの演出は素晴らしい。

細かい処が丁寧ですね。

中井さんのシーンから小泉さんに切り替えるところで
編集の気持ちの良さが、並みではないところがあり
「生理的に痛快」でした。

名人芸ですね。

大袈裟にならないところも宜しい
もちろんクドサもありません。

昔の映画の巨匠でも誉めそうですね。

STAP委員長辞す

2014-04-25 16:57:12 | 塾あれこれ
小保方側か反小保方か、
これまでは、こんな感じで見えていました。

全く、対立しているところがあるようで
ならば、どちらかがおおむね正しく
どちらかが間違っている、のであろう、と。

いずれ遠からぬうちに一定の結論が見えるだろうと
シロウトなりに「安心」していました。

どちらかは正しいんですから。
ビバ日本。


ところが、理研の調査委員長、御自身が
論文の画像パッチワークをしてた・・・ど-よ。

形式的には小保方さんとほぼ同様な「悪意」

ここにきてシロウトは悩みます。

どっちも間違い、ってのがありうる。

日本万歳なんて言ってられません。
この国の科学者はみんな、こうかい?
有名志向の税金泥棒かもしれないのか。

人としてオソマツちゃうか。

自分もやっといて、他人にはボロクソを言うってね。

しかも、すぐにばれちゃうものだった。


あるいはそんなオソマツがまかり通る科学界だった。

もしかすると石井氏はバレるのを織り込み済みの
行動をしていたのかもしれないですね。
エライサンから「小保方たたき」を仰せつかってね。

だからと言って小保方氏が正しいとも言えない段階です。

おねーちゃんは思い込みが強くて
負けるとボロボロになるタイプかなあ。

はは、ジジイの女子びいきか。

でも同じことを石井氏がやってると
「なんだ、くそジジイ」って感じがしますよね。

ジジイ受難の秋であります。


隣国の海難事故で、かの国のメディアを引く形で
「やはり三流国だ。日本はまだましだね」
と言われています。

かもしれませんがね、日本もほんとに大丈夫なの?

ホットチョコ

2014-04-24 20:08:55 | 食べる
広島市西区の大型商業施設に行きました。
我が家からは遠くないのですがあまり行きません。

今回は何を思ったか急にホットチョコを戴きたいと。

カミサンが、なら有名チョコレートの出店が、と
上記、大型商業施設に連れて行ってくれました。

ふ~ん、こんなとこにもGが。
スタバと変わらないか。

・・ちゅーても私、スタバに入ったことがない。
どーせ、ふつーのコーヒーちゃうの?


私は念願のホットチョコレート
カミサンは何やら冷たいチョコドリンク

ん~、甘かったね。
寒い時に飲むもんかな。

甘さ半分、ってのは無いのかね。

カミサンのは美味かったそうです。


だいたいやね、往来で飲み食いは品がない。

昔は歩きながらチューインガム咬んでも
叱られたもんです。

外食などの少ない私はどうも落ち着かないですね。
蕎麦屋でさっと手繰ってすっと出る、のが好み。

ましてやバーガーみたいなものを喰い歩くとか
電車にストローつきの容器を持ちこむとか
そういう、ひと様の様子を見ても不愉快です。

こぼしたら、どうするんだろ。
道や床は汚れてべとべと。

実は野外で弁当のようなことも苦手です。
森のせせらぎで昼食・・・が、落ち着きませんね。
カミサンがシラけるのなんの。


人さまの前でむしゃむしゃ食べるもんじゃない!
(TVのCMでも不快ですね)

家の中でも往来から見えないところで
しずかに頂くのが本当なんです。

谷啓は人と一緒に食事をしなかったとか。
ん、正しい人だね。

尖閣と引換にTPPかい

2014-04-23 18:06:23 | 塾あれこれ
あらっぽい言い方ですが、尖閣を口先保証だけで
TPP参加にハンコ押せですか。

親分も相変わらずエグイですねえ。


「親分、たまにはウチの組にお出で下せえ」
「何か用でもあるんか」

「いえ、お遊び下されば有り難いってもんで
 あっしらにハクがつきます」
「ここんとこ、もたもたしとるからのう」

「えへっ、お恥ずかしうござんす」
「ついでに隣のハングリ組にも顔出すぞ」

「ええ? さいでござんすか。あそこは・・」
「隣同士、仲よくちゅーことよ」

「へい、仕方ありませんね。」
「生意気な口きくな」

「へへぇ~!
 歓待いたします。で、奥さまのお好みは?」
「あれは、来ん。子供の学校もある」

「でも、先頃は敵のシマへ娘さんをお連れで、
 一週間も遊ばされたじゃ・・」
「あほか、われ。
 わしに考えがあってのことじゃ。ごちゃごちゃ言うな」

「へ。それでお土産はTPPでよろしうござんすか」
「がんばって、詰め込んでくれ
 わしも大変なんじゃ。言うこを聞くのはお前くらいじゃ」

「ありがとうござんす。シマの尖閣はなにとぞ」
「ん、分かっちゃおる、親分を信用せんか、こいつ。はは」

就職

2014-04-23 16:40:11 | 塾あれこれ
私のように何の力もないくせに、ただただ生意気
という学生は、半世紀前でも就活がたいへんでした。

親も貧乏生活で子供を助けるような力はありません。

大親友の親が地方銀行におられ
「なに、わしがクチを聞こうか」

と言って下さり、お願いしようか、なんて口走ると
親から猛反対を受けました。
貧乏な我家は調べられてハネられるだけだ、と。

私という人間が銀行などにまったく向かないことも
親ながらに判断したのでしょう。


バイト先の現場の方からも、半分冗談だったのでしょうが
「このまま、就職しちゃいなよ」

でも別の方は「来ちゃいかん、こんなとこ。バイトがいい」

私を大変可愛がってくれていたそんな人たちの中に
「息子がの、地元民放のアナウンサーになれた」
たいへん喜んでおられました。Eさん。
私も彼にはよく懐いていました。

家で私がその話をしたことがあったのか、
銀行への就活を大反対した暫く後、母が
「あんた、アナウンサー受けてみんさい」

今度は私が反対です。いくら無知であったといえ
特別な勉強が必要なことくらい知っていましたから。

「もう、然るべきヒトにお願いしたんじゃけん
 受けるだけでもええけ。私が困るけ、頼んだよ」

強引に試験を受けさせられました。

田舎議員に金でも包んだのか、あるいは
子供の就職を心配してるので誰かがおせっかいを
やいてくれたのか。
「任せときんさい」


筆記テスト後、マイクテスト。

「はい、これ読んでください。」

暗い、マイクだけが下っている部屋で原稿を
渡されたような記憶があります。

初めのひと言、発したとたん
「はい、ありがとう。今日はこれで終了です」

そりゃそうだ、と頭では認識しつつも
ひと事だけとは何だ!とも思いました。
その日、テスト前にも声を聴いているのだから
「こりゃ、だめだ」と分かってるだろ。。。
筆記で落としておけばいいだろうに。

同時に親へも恨みがましい気も浮かびました。

あんたらのメンツで俺は通らない試験を受けるはめ
になったじゃないか・・・


結局、大学の案内で3つの企業を受け
3つ目でぎりぎり引っかかりました。

サラリーマン、嫌だったね。
さっそく五月の連休には発熱ダウンしてしまいました。

家に余裕があったら勤め人なんかにはなりません。
向きが違う。
貧しかったから私が就職するしかなかった。
例えば大学に残るなんて、とんでも。

でもサラリーマンを9年したのが、そういうことが
大の苦手な人間には良い勉強になりました。
逆に雇った会社は大変だったでしょうけれど。

あるとき、課長が、心配して真剣に
「井上くんだけフレックスタイムの勤務を
会社に頼んでみてあげようか」

いかにフマジメに勤務してたか。。。
すみませんでした。