広島ではブンドウ

2007-05-12 10:42:08 | 食べる

この辺りでは「ぶんどう」の名前で売られています。
グリンピースよりはるかに美味しい豆です。

一般に「ぶんどう」というと緑豆の別名らしい。
ここでいう「ぶんどう」はその緑豆ではなく
エンドウ豆の仲間風です。

やはりグリンピースか?

いや、似てはいるのですが味が違います。

サヤが青いうちは不充分で、写真のように
黄色味を帯びてくると美味です。

あるいはグリンピースが熟したものを、ぶんどう
という名前で売っているのか、とも思います。
でも、どちらかというと栽培品種が違うような
気がします。

味の説明が難しい。

喩えれば普通のサツマイモと鳴門金時の違い。
イメージが伝わり・・ませんよね。

味も舌触りも濃いのです。

普通のエダマメと秋が深まったときの枝豆の違いに
似ているかなあ?

初夏の訪れは「ぶんどう」

お値段がちょと高めなのがツライ。


かんぴょうと炊き合わせます。

酒にも合います。

子供のころは嫌いだった。


豆だけ薄味の出汁で煮ても肴になります。

透明な琥珀色の出汁に翡翠の粒が沈む器。
黄瀬戸であればいいね・・
外は濃さの増した闇。

静かな夜に似合うひと品になります。


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