『海は燃えている』

2017-04-14 12:35:52 | 映画
ドキュメンタリを言うならヤラセはいけない。

映画に描かれている「現実」は大変なことです。

ただ、既にTVなどで報じられていますから
インパクトは小さくなります。
映画の影響力がまだ大きいとしても。


大きな映画祭でもグランプリ。
政治、宗教、文化など様々に考えさせます。


近頃は作り手の主張を強く出した、
「ドキュメンタリなのか・・」が多いですね。

現実を下敷きにしたフィクション作品で構わない、と
思いますが、どうなのでしょう。

あるいは再現シーンと分かるようにするのが
真実の伝え手としてのマナーですよね。

それをしないでヤラセをし、現実のシーンに挟むのは
モラルに問題があります。
どこまでが真実で何がヤラセなのか、
どれもすべてデッチ上げかもしれません。

真実の発現が汚されます。


映画のなかほど、キッチンで働く女性。

受話器を手にとり、放送局らしいところに
音楽のリクエストをされます。

ここまでは良いのですが、次のシーンで
放送局に画面が変わります。
「はい、○○を、というリクエストですね」

ほぼ同時に二か所に撮影隊が訪れている、
・・普通はどちらかがヤラセですよね。

たまたまそんなことが起きちゃったのかな?


他にも、全く不要なシーンとかも散見され
興をそぎます。

折角、重要な問題提起を見せる映画なのに。


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