西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

塀の撤去

2006-10-19 | 住まい・建築と庭
2日前の17日のブログで自宅の「12年目の補修」に入ることを書いたが、頼んだD工務店の人が昨日やってきて、早速に土台が白蟻にやられて不安定な板塀を一気に撤去した。その下が高さ一メートルほどのコンクリートの台になってぃるので、外から敷地内につうつうということはない。だが風景が一変した。さて、この板塀のあとにどうするか。今から考えていく。
私の塀経験は、まず18年間の子供時代を過ごした金沢の生家で、やはり板塀だった。この体験も、この家で板塀にした一つの理由である。金沢の板塀は地面から二メートル以上立ち上がったものだった。次の塀は飛んで、この家に来る前の京都市南部の向島ニュータウンのテラスハウス時代で、コンクリートの上に鉄柵で、それだけでは無粋なので内側に貝塚伊吹の樹木を並べた。無粋なコンクリート塀に「塀画」を描いたらどうか、のアイデアが浮かんだのもその頃である。
その後、1982年にロンドンに行って、10ヶ月ほど滞在し、ハムステッド田園郊外の生垣「塀」も中々良いと思った。
今回の板塀で、白蟻にやられることが分かった。また、家内が自動車を駐車スペースから外に出すときに板塀が見通しを遮ることも分かった。だから次は視線を遮る板塀は止めておこう、と考えている今日この頃である。

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