西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

「花子とアン」 蓮子の放送、今でも言えること!

2014-09-24 | 時論、雑感
戦後、花子の「腹心の友・蓮子」のJOAKでの渾身の放送より:

「私が今日ここでお話したいのは平和の尊さでございます。  先の戦争で私は最愛の息子・純平を失いました。私にとって息子は何ものにも代えがたい存在でございました。”お母さん、僕がお守りします”幼いころに息子はそう言って母である私をいつも守ってくれました。本当に心の優しい子でした。子を失うことは、心臓をもぎ取られるように辛いことを私も身をもって知りました。

もしも、女ばかりに政治を任せられたならば、戦争は決してしないでしょう。可愛い息子を殺しに出す母親が一人だってありましょうか。以後、二度とこのような悲痛な思いをする母親を生み出してはなりません。もう二度と最愛の子を奪わせてはならないのです。戦争は、人類を最大の不幸に導く唯一の現実です。

最愛の子をなくされたお母さま方、貴女は一人ではありません。同じ悲しみを抱く母が全国には大勢おります。私たちは、その悲しみをもって平和な国をつくらねばならないと思うのです。私は、命が続く限り平和を訴え続けて参ります。」

感動的なメッセージだった。それは、今でも心の深みに届くメッセージだった、と思う。ビデオを何回もチェックして上記を書いた。時々、思い出して平和を追求し続けたい。

知縁のchainを! やらずに後悔よりも「やってこうかい!」で

2014-09-23 | 言語・字・言語遊戯
今日(9月23日)の早朝の「ラジオ深夜便」の「あすへの言葉」で、村田裕之さん(東北大特任教授、52歳?)は、「支えたい、豊かな老後」ということで話していた。 うつらうつらで聞いていたので、全体がしっかり掴まえたのではないが、村田さんの言い方で頭に「引っ掛かった」ものがあったので、僕流に「展開して」メモしておく。

「知りたいことでつながる知縁を大切に!」 これは地縁に足を置いたものが中心なので、そこから展開していって「知縁」で地域でのつながりを強化していったら、ということだろう。知縁で地域の人々のchain(チェーン)が出来あがっていくということだ。これって我々が「けいはんな学研都市域」でやりつつある「けいはんな市民雑学大学」そのものではないか、と思った。

「色々なことにチャレンジ精神で取り組む」 そのことを、村田さんは「やらずに後悔するより やって(場合により)後悔するほうが良い、そこから次につながることが学べる」というふうにいわれたのではないか。これを聞いていて僕流に「やらずに後悔するより やってこうかい!だよね」と思った。 後半の「こうかい」が平仮名になっているところがミソである。つまり「やってこうかい」は、「やって後悔」と同時に「やってこうかい(やっていこうよ)」を含んでいるのである。

村田さんは、また「高齢者を元気に社会的にも活かす色々な取り組みは、高齢者のためばかりでなく、実は若い層のためだ。元気な先達をまじかに見て、話を聞いたり一緒に何かに取り組むことは、若者に積極的な将来像を提示することでもある」というようなことを言われた。 これは、僕も考えている「地域祖父母と地域孫の交流」なのではないだろうか。

他に「健康第一(健康が前提)、有酸素運動(散歩など)、筋トレ(筋肉を落とさない)などをしっかりと!」といったことも言っておられた。   5時になって、すっかり目が覚めた。 

「認知症」治療、予防は、専門職、地域住民による総力戦で・・・

2014-09-11 | 食物栄養・健康・医療・農業・教育
認知症を少しでも治療し、予防するためには関連の専門職の方々や、色々な地域住民の共同、協力が不可欠だ。いわば総力戦である。

その中でも、医者(ドクター)たちの自覚的な共同、協力が中核とならねば、と思う。新しい医療と生活の出現だ。

「朝日新聞」記事より、色々ありますなあ!

2014-09-06 | 時論、雑感
今日の出来事の断面を『朝日新聞』で見てみよう。

・池上 彰さんの連載について 読者におわびし説明します」/・オピニオン・社説・声 社説  社説  美浜原子炉の廃炉/ヘイトスピーチ規制  東大野球部を教えて  桑田真澄さんが語る  その他の記事・・・ウクライナ停戦合意/代々木以外に拡散(デング熱 新宿で感染か)/ABE首相49ヵ国訪問歴代最多/福島知事選 自民分裂含み/49歳 山本マサの新伝説/米、「イスラム国」包囲急ぐ・・・

「コメント」イスラム国なんていうのはスンニ派の「国」なのか。  「イスラム国」って「イスラエル」と同じような「でっち上げ国家」なのかな、まあ新聞一紙隅から隅まで読んでいくと、全世界が、どういう状況なのか分かってくるのではないか。

カリン・レヒナー(ティエンポ の姉)とセルジオ・ティエンポ (レヒナーの弟)

2014-09-04 | 生活・空間・芸術と俳句・川柳・短歌・詩
私は、昔、奈良女子大学の『学園便り』(第23号所収、1985年2月1日発行)に「生活空間賛歌ー運河の上の音楽会ー」という小文を書いたことがある。

そこでは若きピアニストのカリン・レヒナー(ティエンポ の姉)とセルジオ・ティエンポ (レヒナーの弟)の演奏をアムステルダムのプリッツア・ホテル前の運河に組んだイカダに置いたピアノを通して聞いたことがある。1983年7月22日(金)の夜である。31年も前のことだ。そこからアンネ・フランクの「隠れ家」まですぐである。

姉さんが18歳、弟が11歳だったから現在彼らは40歳代である。「ユーチューブ」を見ると未だ若い。再度Duoなど聞いてみたいな。

何故か「代々木」が注目されている・・・

2014-09-01 | 時論、雑感
ここ数日、代々木ゼミナールや代々木公園といった「代々木」が問題になっている。

代々木ゼミナール問題は、「予備校時代が終わりつつある」ことを示唆しており、代々木公園は、「デング熱の流行出発点になっている。まあ、公共の公園は、東京に沢山あるが、代々木公園も東京都管轄の公園だ。代々木公園は、元々「代々木練兵場で」であったのが戦後アメリカさんが接収してワシントンハイツとなって、国鉄(JR東日本山手線の車窓から見える「ハイカラな」住宅は、あこがれの的となった。東京には、色々な公園があるけれど、公共公園第一号とも言うべき「日比谷公園」も注目すべきだろう。

「予備校」や「公園」以外にも、「代々木」というと学生時代、「霞が関」「永田町」などとは別に・・・・・を意味していたが、今はどうなのかな。