西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

全方位外交へ

2013-01-07 | 色々な仮説や疑問
あけましておめでとうございます。ご無沙汰でした。当分「時々更新」で、宜しくねがいます。shimizさんにも心配かけました。(で、一寸思うんだけど、ブログの書き手がいなくなった場合、残されたブログはどうなるのでしょうか・・・)

まあ「正月気分」も「おわり」だが、一寸前に「トップ(上位職位)になった積りの思考シュミレーションの“楽しみ”を!」のようなことを言ったが、(総理大臣、外務大臣になった積りで・・・)「全方位外交」努力を提起したい。僕のブログで「全方位」を検索すると次:http://blog.goo.ne.jp/in0626/s/%C1%B4%CA%FD%B0%CC

少し前、NHKTVで「2013世界とどう向き合うか」という討論番組をやっていた。司会は柳澤解説委員長、まあ僕はチラチラと見たに過ぎないが、元外交官の岡林一夫さん、孫崎 享さんの発言に注目、同じ外務省経験者でも全く違う発想だな、と思った。

岡林さんは、「日米同盟」べったり派、孫崎さんは少し違っていた。
ASEANの最近の状況を評価し注目していた。まあASEANの前に歴史的にはEUがあるのだが・・・。

ASEAN加盟国はこちら:http://www.asean.or.jp/ja/asean/know/country/

で、孫崎さんの特徴分析と評価によると、

「フィリッピンのようなキリスト教者の多い国、インドネシアのようなイスラム教者の多い国、タイのような仏教国などが混じっているが、思想の違いを国家間の対立要因にせず、しかも紛争はあくまで話し合いで解決するという姿勢が良い。日本も東アジアの日本、韓国、中国、台湾をそのような視点でまとめることが出来ないか」と。

一寸、僕流に補足すると、
・ASEANの中にはベトナムのような「社会主義」を標榜する国もある。これも「思想の違い」を乗り越える例となる。

・これらの上に更にアメリカやロシアも視野に入れて、(例えば、アメリカか中国かといったことではなく、アメリカも中国も、である)全方位外交を(憲法9条も活かして)平和的に展開する のが日本のヴィジョンになりうるのでは・・・、と思った。