西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

茨木のり子さんの死(詩)

2006-03-08 | 生活・空間・芸術と俳句・川柳・短歌・詩
詩人の茨木のり子さんは2月19日に亡くなられたようだ。享年79歳。私は、茨木のり子さんの詩を殆ど知らない。しかし、今日『毎日』の「みんなの広場」で岐阜の後藤順さん(52)が「茨木のり子さんの詩を読もう」と呼びかけている。読んでみよう。
実は私は2000年元旦の『朝日』の天声人語で茨木のり子さんの「時代遅れ」という詩を知った。「車がない/ワープロがない/ビデオデッキがない/ファックスがない/パソコン インターネット見たこともない/けれど格別支障もない/そんなに情報集めてどうするの/そんなに急いでどうするの/頭はからっぽのまま」強烈な皮肉だ。大変印象が強かったので、この詩をその年の卒業式の後の奈良女子大住環境学専攻の卒業生たちの謝恩会で、はなむけに披露したことを思い出した。
(中央が在りし日の茨木のり子さん)

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