私が京大に入学したのは、1960年、安保闘争の年だ。当時の京大総長は平沢 興先生だった。平沢先生は解剖学者で新潟県のご出身だった。入学式の式辞で聞いたのか、別の機会に聞いたのか鮮明ではないが、「頭を良くするには前頭葉を良く使うこと」みたいな話を聞いた記憶がある。これは当時、東大教授の時実利彦先生が『頭が良くなる本』みたいなのを「カッパブックス」かなにかで出しておられ、そこにも前頭葉のことが書かれていたと思う。しかし「前頭葉を良く使う」とは、どうしたら良いのかよく分からなかった。とにかく、あれこれ考えろ、ということのようだ。それ以来かどうか分からないが、自分の専門以外のことでも素人が「知ろうと」して色々考えている次第である。
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