忘れないうちに梅について言っておく。良く言われるのは「万葉集に多く現れるのは梅、古今集になると桜に逆転される」ということだ。和歌の梅の歌で最も人口に膾炙しているのは菅原道真の「東風(こち)吹かば匂いおこせよ梅の花主(あるじ)なしとて春な忘れそ」ではないか。梅は大変良い香りを発する。私は、例えば梅の香りが自然に到達する位の階数に集合住宅の高さは抑えるべし、と思っている。香りだけでなく、梅は、梅干などが「うめー」、現在の家にも白梅があるが梅の実が豊作の年とそうでない年がある。今年は駄目のようだ。すぐ接して隣の家には紅梅が植えてある。実は、隣の方が先で、私が呼応して白梅を植えた。ひとつの「つながり」である。
梅という字に「母」が入っている。何か「産めー」と関係があるのだろうか。
梅という字に「母」が入っている。何か「産めー」と関係があるのだろうか。
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