今日、暑い中、自宅書斎の掃除、整理を一寸した。確か昨年8月に83歳で亡くなられた青木正夫先生(山口県出身、東大建築学科卒、九大教授、名誉教授、九州産大教授歴任)から生前9年前、1999年(平成11年)に送って頂いた論考封筒が出てきた。
http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/ad8c6000fc9549709cea9e928835ab4b
そのなかに九州産大の公開講座冊子「現在の日本住宅はどのように発展してきたか」があり、まとまったものなので、つい読みふけってしまった。書斎整理の「楽しみ」の一つは、思いもかけない本や冊子、雑誌、論考などが出てくることである。過去、買ったり貰ったりしたそれらは、忙しい「現役」時代は「積どく」状態にならざるをえないからである。これからが「楽しみ」なのだ。
で、その青木論考の中の結論部分で、「接客空間」、「椅子座式生活の定着」「子供部屋」「夫婦寝室」の現状と将来にふれていて興味がある。
・接客空間は、どうなるか。今までの主人や主婦の接客から「地域に開かれた接客」が流れになるのでは、と私は思う。大きく言うと、定年退職で人々は職場人間から地域人間にならざるをえないからである。地域の人々と仲良くせざるをえないのだ。接客空間は、一緒に料理するとすれば台所と関係が深くなるだろう。
・椅子座式が定着し、下足で家に入るかも、と言っておられるが、私は賛成しかねる。そのように青木先生が言われるのは、住宅の研究と共に小学校の研究をやられてきたことと関係があると思う。小学校が明治にいち早く椅子座を取り入れると同時に下足許容になった例が多くあるからである。
私は、内外の生活から外内の生活に行動と共に気分も転換するためには、玄関で履物を脱着するのが一番と思うからだ。子供の躾でも、靴を脱いだら揃えなさい、というのが第一だろう。
・子供部屋は設けるべし、ただし現象的には色々問題が色々ある、と述べている。
私も子供部屋は設けるべし、と思うが、親が勝手に与えるのではなく、子供が理由と共に要求を出したら考えれば良いと思う。そうすることで、子供部屋の使いかた、管理の仕方をバーターで指示できるのである。
・夫婦寝室の定着には結構時間がかかるだろう。寝室が「夫婦居間」となり近くに浴室も必要となるべきだからだ。
http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/ad8c6000fc9549709cea9e928835ab4b
そのなかに九州産大の公開講座冊子「現在の日本住宅はどのように発展してきたか」があり、まとまったものなので、つい読みふけってしまった。書斎整理の「楽しみ」の一つは、思いもかけない本や冊子、雑誌、論考などが出てくることである。過去、買ったり貰ったりしたそれらは、忙しい「現役」時代は「積どく」状態にならざるをえないからである。これからが「楽しみ」なのだ。
で、その青木論考の中の結論部分で、「接客空間」、「椅子座式生活の定着」「子供部屋」「夫婦寝室」の現状と将来にふれていて興味がある。
・接客空間は、どうなるか。今までの主人や主婦の接客から「地域に開かれた接客」が流れになるのでは、と私は思う。大きく言うと、定年退職で人々は職場人間から地域人間にならざるをえないからである。地域の人々と仲良くせざるをえないのだ。接客空間は、一緒に料理するとすれば台所と関係が深くなるだろう。
・椅子座式が定着し、下足で家に入るかも、と言っておられるが、私は賛成しかねる。そのように青木先生が言われるのは、住宅の研究と共に小学校の研究をやられてきたことと関係があると思う。小学校が明治にいち早く椅子座を取り入れると同時に下足許容になった例が多くあるからである。
私は、内外の生活から外内の生活に行動と共に気分も転換するためには、玄関で履物を脱着するのが一番と思うからだ。子供の躾でも、靴を脱いだら揃えなさい、というのが第一だろう。
・子供部屋は設けるべし、ただし現象的には色々問題が色々ある、と述べている。
私も子供部屋は設けるべし、と思うが、親が勝手に与えるのではなく、子供が理由と共に要求を出したら考えれば良いと思う。そうすることで、子供部屋の使いかた、管理の仕方をバーターで指示できるのである。
・夫婦寝室の定着には結構時間がかかるだろう。寝室が「夫婦居間」となり近くに浴室も必要となるべきだからだ。
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