西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

体を温める冬野菜(冷やす果物)等

2006-01-12 | 生活描写と読書・観劇等の文化
私の知り合いがブログhttp://blog.goo.ne.jp/btblog.phpで体を温める野菜、冷やす野菜と言う話題を書いていた。彼女は東洋医学を勉強しているので、そういうことも勉強しているようだ。参考になる。ところで今日の『毎日新聞』「余禄」は体を温める冬野菜として小松菜、ほうれん草、ネギ、大根、白菜などをあげている。野菜が冬に凍結を免れようと細胞中の糖分を増やすため甘くなり、そのことが体も温めるのだ。ところが、今冬は寒すぎて、そのメカニズムも上手く働かなかったとのことだ。
でも、とにかくふろふき大根、白菜鍋等をイメージしても、確かにそれらを食べると体が温まる感じがする。ところで逆に夏場や体が火照った時にそれを冷やす果物は何か。それは柿や林檎等である。これらは「肺病」で微熱の続いた正岡子規が熱を下げるため好んでいたので覚えやすい。子規の有名な俳句にも反映している。
・柿喰えば鐘が鳴るなり法隆寺
・林檎食うて牡丹の前に死なんかな
(写真は、正岡子規)

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