西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

軍事でなく民生でーアフガニスタン支援ー

2009-09-24 | 地域居住学
今晩、テレビを見ていたら「ペシャワール会」の医師・中村さんがアフガニスタンで砂漠に24kmにわたる用水路建設を指導し、アフガニスタン国民に喜ばれていることをやっていた。

折しも鳩山首相はオバマ大統領との会談で(インド洋での海上自衛隊による給油活動に替わり)アフガニスタンでの農業開発や職業訓練などの民生支援をしたい、と提案し、「有難い」と言わせたようだ。

アメリカも軍事一辺倒ではアフガニスタン国民に支持されないと分かったようだ。

じゃあ、元々の「目的」、テロリストのおおもとがアフガニスタンに潜伏しているから軍事介入、はどうなるのか。まあ、貧困からテロが生まれる、という「法則性」を信ずるなら、まず貧困を撲滅、となり、それなら「軍事から民政へ」は理解できる。

それから仮に軍事なら軍人しか「貢献」できないが、民生なら多くの職業の人が貢献できる。

私の知る奈良女子大付属学校を定年引退した先生は、退職金から400万円をアフガニスタン支援に支出して学校を一つ建てた。現在のアフガニスタンではそれ位で学校が造れるのだ。

そういうことなら、日本は大いにアフガニスタン支援が出来ると思う。日本の土木工学も大いに貢献できる。

軍事「援助」は、平和憲法のもとでは絶対にだめである。

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