㈱イイダアックス 相談役日記

長野県は南信州の自然豊かな下伊那郡高森町から日々の経験、感じた事、気が付いた事などを日記として発信しています。

トンネル事故に危機管理と国のあり方を問う

2012年12月04日 | 日記
中央自動車道笹子トンネルの事故、悲惨ですよねぇ~



亡くなった方はもとより、通行止めによる迂回で渋滞に成る地域の方や、通行に時間が余計に掛かる方たちまで、被害は甚大だと思います。



高度経済成長の陰にこうしたインフラの落とし穴が有ることは国際的なニュースでも知っていたはずです。
まさかこうなるとは、そんな思いなのかも知れませんが危機管理の甘さが今回の最たる原因だと思います。



こうなってからでは多大な時間と費用を掛けて改修していくしか無いかと思いますが、起きてしまったことは元には戻せないのです。



一万円札を何百枚と積んで行くのと同じ費用で作られていく高速道路網、一方では費用とはかけはなれたたぶん大丈夫とかまだ大丈夫と言った
程度の認識でしか無い運営会社。国は基本的な管理すら手放ししていたのか?



くしくも衆議院選挙が始まる直前の事故と成りましたが、この国はやはり間違った歯車で動いて居るようにしか思えません。
それが結局選挙によってでも解消も改善もされない現状に成ってしまったのでは無いでしょうか。
小規模政党が乱立して戦って居ますが、原発、増税、TPP 、保証、景気、憲法だけではない事は当たり前の事ですが、
言ってる事で本当に国を全うに運営出来る所が有るのでしょうか。



勝たなくては何も始まらないのが選挙だと言うのもわかりますが、選挙に勝っても何も変わらないのが今の国政の様に思えます。



本気で全力で被災地域の復旧復興を行う事が先ずは必要だと思うし、それが出来て初めて底辺論議だと思います。
2年近く経とうと言うのに現状の様な無様な対処しか出来ず、どの党が良いとか悪いとか聞いていると嫌気しかわきません。
日本と言う国の国民的議論と発想を踏まえた政治をしてもらいたい物です。