まつかぜ日記

暮らしの中で思うこと

Bill Tapia Japan live = ビル・タピア ジャパンライブ =

2009年08月13日 | 好きなもの
101歳のウクレレ奏者が来日する。と聞いて
家人がチケットを入手してきたのは梅雨の頃だったでしょうか。

その名はBill Tapia。御年101歳。。。確かな(?)情報はこれだけで
いよいよその日がやってきました。

8月9日(日)
この日2度目のステージ。
そして、日本公演最後のステージでもありました。


このライブの直前に、Billさんの曲を1、2曲聴いてみたのですが
掴みきれずにいて。
いわゆるハワイアンというよりJazzyなウクレレ、というのでしょうか?

正直なところ、演奏に集中できないかもしれない…という想いもありました。
が、そんな心配は彼の登場とともに綺麗さっぱり消えうせました。



次々に奏でられるメロディー
ここちよく歌うように弾むウクレレの音♫
キラキラ 瞳を輝かせて、うた声はとってもキュート。

しかも、Billさんは非常におしゃれな方で
この日は、丸い飾りの付いた白いハンチングをかぶり
白いシアーサッカーのジャケットにクレリックシャツ。
(身頃は白地に赤と青のタッタソールチェック)
ダークカラーのネクタイとダブル(裾を折り返した)のパンツ。
そして靴は赤。
伊達男!久々にこの言葉を思い出させていただきました。

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演奏の合間に紹介されたBillさんのプロフィールによると
幼い頃に初めて手に入れたウクレレで、数年後にはプロのミュージシャンとなり
のちに“ビッグバンド”でバンジョー、そしてギタリストとして活躍。
以後、人前でウクレレ演奏はしていなかったそうですが
90歳を過ぎて、お嬢さんと奥様を相次いで亡くされ
深い悲しみを経て、再び手にした楽器がウクレレだったのだそうです。
ですから、音楽家としてキャリアは90年以上あるわけですが
彼ののソロアルバムはまだ3枚しかありません。

ずっと日本に行ってみたいと思っていた、というBillさんですが
初来日にもかかわらず、観光より仕事がしたい、演奏したい、と希望されて。
短い滞在期間に9ステージをつとめ、最終日の翌日には日本を離れる予定というのには驚きました。

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音楽家として揺るぎないもの。
強さ、たくましさ、そして柔らかさ。

しびれました。 いいえ、、、
うまく言い表せないのですが、あったかくて楽しい音楽に心が震えました。
そして、何故だか涙が流れて 流れて。

年齢ばかり申し上げては失礼ですが
こんな素敵な101歳の人が目の前に!
出会たことに感謝したい。
忘れられない、忘れたくないライブとなりました。

また、お会いしたいです。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ruca)
2009-08-18 18:28:13
まつかぜさん、こんばんは。
そして、ただいま。

この方がゲスト出演されていたラジオを
聴きましたよ。
ハワイアンという感じはあまりしないなあという
印象だったような気がします。

日本で食べた一番おいしいものは?の
質問に、
日本の桃は最高とおっしゃっていました。
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rucaさん (まつかぜ)
2009-08-18 22:34:57
おかえりなさい!
そして、こんばんはー

なんと!!ラジオ出演されたのですか?!
今さらですが、聴いてみたかったなぁ。
それにしても、rucaさんちのラジオすごいですね~笑

本当に、何も考えずにライブ会場へ入ったのですが。舞台に登場されてからずーっと圧倒されています。今も。
素敵でした。

>日本の桃は最高とおっしゃっていました。
桃ですか。確かにおいしい季節です。
私も大好きです・苦笑
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