藍の花

先月藍の生葉染めの後、らふとさんに頂いた藍に花が咲いています。

藍は強いと聞いていましたが
ほとんどの葉をむしられた茎から、数日後には白い根が出て。

その後に育った青葉も台風で大きなダメージを受け、
かなり厳しい状況でした。
(しおれた部分は深い藍色でした。藍の色は確かにここにあるのです）

でも、咲いてくれました。やはり強いのですね。

“赤まんま”のような小さな小さな花です。
白い蕾の先、さっと紅を差したようにほんのり染まっています。
可憐です。

棉の実 はじけました。

こまこまとした事に気を取られていて
ずいぶんブログをお休みしてしまいました。
あらら・・・

そんな中（？）
今朝一番に棉の実が弾けているのを発見しました。
おおおっ！
想像していた通りかなり小さいです〈苦笑〉
そして、この棉は白ではなく、茶棉であったようです。

開花2日後には花びらが落ち、
青い実が少しづつ膨らんできていました。
↓


棉の育て方を、少し調べていたのですが
『開花から50～60日で実がはじける』とありましたので
もう少し大きくなるのかしら？と小さな期待も持っていたわけです。
写真はどれもかなり近づいて撮っていますが、青い実の直径は2～3センチなのです〈苦笑〉

先日、伊勢のおはらい町で偶然見かけた綿の実は
我が家の3倍くらいはあり、ガク部分から大きくはみ出してまぁるく膨らんでいました。
（伊勢への旅については後日ｕｐする予定です）

この実の開花はは8月19日でした。
この所の秋の風に慌ててしまったのかも知れません。

気がつくと、もう一つはじけていました。
こちらは更にちいさく、↑のものよりも綿の繊維が膨らんでいません。
今朝開いたのはこちらの方だったかも知れませんね。
丸くてかわいいです♪


枝につけたまま、少し乾燥させてから収穫しようと考えていましたが
ちょっと指先でふれたら、ポロン～と外れてしまいました。
慌てて枝を切り、部屋の中で乾燥させることにしました。

手の中に落ちた綿の実は、小さなまゆ玉のようです。

Ａｌｏｈａブックカバー

気が付けば、季節はすっかり秋に移って。
どしゃ降りの雨の後に、遠く富士山のシルエットを発見したりして…
今年の夏は特別にはやく過ぎていたみたい～などと考えていたら
忘れかけていた、夏の思い出が届きました。

『Yonda？』でおなじみの新潮文庫。
確か、7月のある日に、通りがかった書店の前に並ぶパンダの顔
そして＜2冊買えば必ず貰える＞というキャッチコピーに出会い。。。
ついつい「夏のプレゼント」に応募したのでした〈新潮さんの思うツボですね・苦笑〉

しかし、このブックカバーの応募は数多ある新潮文庫の中でも『今年の100冊』に選ばれた、黄色の帯がかかっているもの限定！なのでした。こうなると少々辛い。

散々迷って、
『海ちゃん』/岩合光昭＆岩合日出子　と　『しゃばけ』/畠中恵を選びました。
動機は少々不純でしたが、後悔の無い選択でした。
特に『しゃばけ』は、前からちょっと気になっていましたが、なんとなく手を出さずにきていて。
でもこの一冊をきっかけにして、今年の夏は同シリーズのうち5作品を読む事となりました。

アロハなハイビスカス柄に重ねる“夏の思い出”は、持ち合わせていませんが
せめてＨＡＷＡＩＩなポスターと一緒に記念撮影しました。

あらしの後に

東京では午後になって激しい風もおさまり
たくさんの落ち葉を残して台風が行き去っていきました。

昨夜は風の音で目がさめると、住まいが僅かに揺れているような感じも。〈冷汗〉

ベランダの植物たちは、何事も無く…と思っていたら
わずかに咲いていた花がほとんど消えていました。
そして、枝は折れていないものの
アボカドのスクスク青い葉がぼろぼろに。。。
もう少し気を使って置いてあげればよかったと、思ってもあとの祭りですね。

じつはブルーベリーもあと2粒！でした。
大きくなった実が風に持っていかれました。
どこかの小鳥が見つけて食べてくれるといいのですが。〈願〉

家の近くを歩いていたら
落ち葉にまぎれてクヌギの小枝が落ちていました。
いったいどこから離れてきたのやら。
写真はだいぶボケボケですが、葉も実も青く若く、可愛らしく。
つい手に取ってしまいました。

そして母からは久しぶりにメールが届きました。
（今年の春、母は携帯メールデビューしたのです。）

　被害は無いか、元気か？
朝、電話をかけようと思っていながら、ついつい後回しになっていた所に
まるで電報みたいなメール。
参ったなぁ～、本当に参りましたよ。

メールにはメールを返し。

---あらしの後の備忘録として。

明日は澄んだ青空が見られるでしょうか？

上を向いて歩こう

和田誠さんのイラストだ。
星空を見上げる少年？、この切手に出会ったのは10年近く前の事でしょうか？
はっきりとは覚えていませんが、郵便局で見つけた途端　買い求めたのは覚えています。

彼の足元には、五線譜に
うえをむ―いてあるこ―う―　～♪～とあります。
よくよく見てみると、この彼は坂本九さんのようです。
とても素敵な切手だなぁと思っています。

切手は、何枚かは使ったと思われます。
でも、残り2枚になったところで手元から離れなくなりました。
ずっと手帳の小さなポケットの中に入れていて
時々思い出して、そっと眺めてみたりして。
何とはなしに、気持ちがほんの少し柔かくなるような---
いつもそう感じるのは和田誠さんのイラストが好きだから、なのでしょうか？

いつか、小さな額にいれて…と考えていましたが。。。
どうしても2枚、並べてしまいました。〈苦笑〉
＜後々、もう少しきっちっとしたいと思います＞



『涙がこぼれないように　上を向いて歩こう』切ない歌ですね。
でも、いつもこんな風に強い心持を底に秘めて、悲しみや困難を乗り越えて歩いていけたらいいのに。
なんて思ってみたり。。。

そうはいかなくても、せめて顔を上に向けて、
空を仰ぎみることができたら。
つらいコトを抱えても、きっと
いつか歩を前に進める事ができる、きっとできる。
そんな事を、つらつらと考えている今日なのでした。