いろんな種類のチョウやトンボの姿が見られるようになったが、
草木のまわりには甲虫やカメムシの仲間なども地味に住んでいる。
コメツキムシも地味そのものだが、裏向けにするとパチンと跳ね上がるのが面白い。
ジョウカイボンも甲虫の仲間でコメツキムシより少し大きい。
長い触覚も特徴だ。
姿はカミキリムシに似ているところもあるが、実はホタルの仲間の方に近い。
雑木林の近くにはクヌギカメムシが休んでいた。
名前の通りクヌギやコナラなどの樹で見ることが多い。
草原のコウゾリナの茎にヨコヅナサシガメが止まっていた。
カメムシの仲間は樹液などを吸うものが多いが、
このヨコヅナサシガメは吸う気配がない。
たぶん虫が来るのを待ち伏せしているのだ。
ヨコヅナサシガメは実は肉食で、他の昆虫に口吻を差し込んで体液を吸うのだ。
地味だけれど個性的な虫たち。ほかにもいろいろ出会うのが楽しみだ。
虫たちもいろいろな種類を見かけるようになって、ワクワクして
いらっしゃるでしょうか。
今日は甲虫たちですね。ジョウカイボンというのは見かけたことが
ないように思います。蛍の仲間とのことですが、光りはしないのかしら。
ヨコヅナサシガメはおーちゃんのブログで教わりましたが、
やはり見かけたことがないままです。
獲物の体液(組織を溶かして液状にすることも?)を吸う肉食昆虫は、
獲物の気分になると恐ろしいですね。生きたまま齧られるのも怖いですが。
まずは何も感じなくさせて欲しい…などと思ってしまいます。
想像しすぎでしょうか。
植物を見ていると自然にいろんな昆虫が目に入ってきます。ただ種類や生態は奥が深くてなかなか覚えられません。
ジョウカイボンはホタルとは遠い親戚ぐらいなもので光ることもないようです。
クモも含めて肉食昆虫も多いので(トンボもそうです)油断できないですね。
食べられるのもいやですが、生きていながら体液を吸われるのはぞっとします。