横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

毛むくじゃら

2016-03-31 06:23:25 | 日記



オキナグサ(キンポウゲ科)
県立秦野戸川公園にオキナグサが植えられていた。
最近は絶滅危惧種になり自生のものを見ることが難しく、
戸川公園「おきな草愛護会」のメンバーが植えはじめ数千株があるらしい。






雄しべも雌しべもいっぱいだ。






茎も茎葉も花茎も花冠の裏も白い毛がモジャモジャと覆っている。
翁草という名前が納得できる。






キランソウ(シソ科)
瀬谷市民の森の車道沿いにキランソウが咲き始めた。







キランソウも茎や花冠の裏側に白い毛がモジャモジャだ。

地獄の釜の蓋という別名は、葉や花が地面にべたっと広がった様子に由るらしい。
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段蔓が戻った

2016-03-30 06:57:57 | 日記



鎌倉・若宮大路の段蔓。
鶴岡八幡宮の二の鳥居と三の鳥居を結ぶ一段高くなった歩道だが、
一年半前から改修工事が行われて通行できなくなっていた。






今日3月30日午後1時半から竣功清祓式が行われ、
中村吉右衛門さんによる通り初めに続き八幡宮の舞殿で舞が奉納されるそうだ。

新しく植えられた177本の桜も何年かすれば枝を張り花が豊かになることだろう。

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蓑毛の草花たち

2016-03-29 07:02:19 | 日記



オドリコソウ(シソ科)
蓑毛ではハナネコノメやジロボウエンゴサク以外にも草花たちが見られた。
バス停の近くではオドリコソウ。まだ少し早かったがぽつぽつ咲いていた。
ごくごく薄いピンク色の大きめの花はヒメオドリコソウとは全くちがう姿だ。






ミミガタテンナンショウ(サトイモ科)
大日堂横の川沿いの道ではミミガタテンナンショウたちが顔を出していた。
個性的な姿、特に仏炎苞の口にある張り出しが面白い。






ユリワサビ(アブラナ科)
林縁のあちこちにはユリワサビの白い十字花が見られた。
一応ワサビ(山葵)のような球根ができるが、代用にはなれないようだ。






カテンソウ(イラクサ科)
花が目立たないので見逃しがちだが、カテンソウがたくさん見られた。






紅い萼に黄色い葯の雄しべ。花が開いたばかりだ。
実はこれらは雄花序で、いつも花序を撮れないでいる。






しばらくすると葯を飛ばして雄しべが外に伸び切る。

このあたり、そろそろ咲き始めるトウゴクサバノオも見たい花だ。


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華鬘と延胡索

2016-03-28 07:01:11 | 日記



ムラサキケマン(ケシ科)
近所の瀬谷市民の森で今年もムラサキケマンが咲き始めた。
ムラサキケマンはけっこう多い草花で、家のすぐ近くでもまもなく見られそうだ。






一つの茎にたくさんの花をつけ葉も旺盛だ。
花の先端は赤紫で彩り後方に白い距を伸ばして蜜を溜めている。





花冠が閉じていてシベは隠されている。
虫がやってきて蜜を求めて中に入ろうとすると花冠が開くそうだ。
その瞬間を見たことはないが、たくさんの実ができるのは確かだ。






ジロボウエンゴサク(ケシ科)
ハナネコノメを見るために行った蓑毛にはジロボウエンゴサクが咲いていた。







ムラサキケマンに似たところもあるが属が違うようで、
一つの茎につく花の数が少ないし葉も大人しく、全体にひっそりした感じだ。



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瑠璃色

2016-03-27 07:26:10 | 日記



瀬谷市民の森で少し暖かい日、ルリタテハが何頭も現れた。






木に止まると瑠璃色の翅が目立つが、
翅を閉じて下に止まると落ち葉の中で目立たなくなる。






成虫で越冬していたので翅は少し痛んでいるが、帯模様はきれいだ。






秦野・水無川を歩いているときにルリシジミが1頭だけ飛んでいた。
花の蜜よりミネラルを求めて付近の土の上を探っているようだった。






表翅の瑠璃色を見せてくれなかったので、
飛んでいるところを撮ってみたがぼけた画にしかならなかった。






蓑毛ではヤマルリソウ(ムラサキ科)が咲いていた。
花は近所で見るキュリグサやハナイバナに似たところがある。



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