うっそだろ、玄関の温度けい３０度になってる。風が吹いてフェーンのようで気温が上がった。
峩々たる岩山のそびえる日本ではないような風景、こんな村もあるんだ、岩山だらけ滝が無数にあって面白い、それにこの村には田んぼが一枚もないんだって
雨の降る大寒。屋根の雪も消え雨の音がする、今はいったい何月なんだろう、季節が分からなくなる。人間様には暦ってもんがあるから今が一月でなんでこんなに暖かいんだろうなんて言ってるがカモシカやタヌキはどう思ってるんだろう、いやそんなこと考えることがおかしいのか。
粘土つくり、2日かかって１１０キロの粘土ができた。
きれいに雪の花が咲いた。今年は降ってもこんなもんか、とりあえづしばらく日本に寒波はやってこないらしい。雪の心配を全然しなくていいというのはほんとに楽なもんだ。例年ならどっさり雪が降り、3時に除雪車がやってきてその音で起きだす。僕も雪かたずけに外に出る、ヘッデンの明かりを頼りに雪をかたずけ新聞の車を迎える。下の家は上のものが川に雪を入れ始めると水温が下がって雪が消えなくなる。だから誰も寝ているこの時間の雪消しはぐあいがいいのだ。そんなことを今年は全然しなくていい、何も考えずにひたすら粘土をいじってる。去年作った粘土が底をついたので今日は粘土つくりをしよう。