宇宙の秩序に調和しながらの煩悩達成日記

自己実現。そうです、願望実現を通して、自己をさらに深く知ってみようという実験の日記ざます!

歴史的事件!ルパン三世登場?宝石強盗現る!

2007-04-18 17:49:19 | 星からのメッセージ
いやはや!私の住んでる場所も、都会化してきたと見えて、ぬあんと!「宝石強盗」が発生し、見事に成功し逃走中!

事件は日曜の夜、まだまだショッピング客で賑わうモールで発生!

その前に事件の背景を説明。この辺は宝石好きな人種が集まっているため、至るところに宝石屋がある。それは日本の比では、ない。ラーメン屋とか、うどん屋の頻度で,宝石屋が存在するのだ。
そして、豪華絢爛、でっかければ、デカイほど良いとされる、分りやすい民族なので、宝石ときたら、「こんなん、指にしたら家事がでけへんとちゃう?」と、庶民の私は思ってしまう、「鶏卵ほどの大きさの指輪」とか、ダイヤモンドを散りばめた、まるで、スカーフのような(笑)ネックレスとか、そのデザインの発想に「うう!」と思ってしまうのである。
お金持ちで見栄っ張りなんで(笑)宝石は目立って高そうなもんが好まれるのだ。
なので、モールにはゴッソリと宝石屋が軒を並べている。

そんなモールの玄関に、アウディのセダンが激突! して強盗劇は開始!
普段、平和なこの都市ですから、買い物客、モールにいた人々は、みんな「唖然!」
そして、激突したアウディから、黒装束の男4人がマシンガンを肩に宝石店に乱入!
脅してマシンガンを発射し、居合わせた人が硬直してる中、ハンマーでガラスを壊し、
陳列してあったダイアモンド、宝石等、およそ12億円相当を盗難。

車は激突したアウディともう一台が壊れたエントランスに停車。まもなく、停車したアウディがクラクションで合図。
宝石店にいた強盗団は、さーっと車に引き返し、あああああっと言う間に、夜の闇に消え去った!

その間、およそ105秒!!

翌日の新聞が一斉に報じていたが、「この見事な動作から言って、この国の人が犯人ではない。なぜなら、この国の人は、こんなにテキパキと動作できないから。」という、警察高官のコメントに、爆笑!その通りである。


新聞によると、最初に車がエントランスのガラス扉に激突してから、3分後には警察が駆けつけたらしいが、既に立ち去った後。
その後の調べて、強盗団は、犯行に使用したアウディ2台を、モールから2キロほど離れた人気の無い場所で燃やして、逃走中。
国中に手配網を敷いてるらしいが、犯人はまだ掴まっていません。

いやー、見事!(笑)
怪我人も一人もいません! イキナリ、ガラス扉を撃破して侵入、という度肝を抜くスタート。そして、全工程105秒、って凄いと思う。

監視カメラに一部始終が出ています(笑)でも、犯人の手がかりになるものは、何一つありません。

強盗団は、念入りに計画し、周りを分析し、準備に余念なく、成功裡に漕ぎ着けたもよう。
この宝石店、インドから、非常に高価なダイアモンドを持って来て、陳列中だったそうです。今回狙われたのは、このダイアモンドでした。

なんか、アッパレ!な事件で、少し、ワクワクしてしまいました(笑)




日本の未来をチビッコに観る???

2006-06-14 16:22:50 | 星からのメッセージ
【最近の発見】

発見、というほどでもないか(笑)

先日、WC観戦で日本人が集結して観戦した。サッカーに全然関心無い私も「お祭り」と思って参加。試合は当地時間午後5時からの開始。夕方4時半過ぎには、会社の日本人はバタバタと消えて行った。社内では私のボスが一番偉いので(笑)駐在員はボスに観戦のため少し早いけど帰ります、とか報告していた。仕事に厳しいボスだけど「いいよ、いいよ。仕事は仕事、遊びは遊びでね。滅多にないチャンスだから行きなさい!」
おお!さすが!と思いつつ、私は静かに仕事をしてるフリをしていた(爆) するとボスが私に「帰っていいよ。サッカー見るんでしょ?」私はボスとは全く会話をしないので(笑)サッカー観戦の話もしていない。なのに、何で私の予定を知ってる?(笑)

このボスに仕えて7年。仕事中はいつも他の事を夢想している私(爆)なので、ボスの事なんかこれっぽっちも考えた事なかったけど、近くにいる時間が長いと「以心伝心」というか、気持ちが理解できてしまうのだろうか?私と私のボスは潜在意識で繋がってるのかしら?

ぎゃああーーー!!(爆)

あ、でもこの人、東京の出身で年齢の割には髪もフサフサ(笑)仕事の話しかしない人だけど、こざっぱりして、オヤジ臭の少ない人、かな?いつもはグレーのスーツですが、たまに休日出勤なんかだとポロシャツなんか着て清々しいオジサン風で「あ!」と私は驚いたりするのである(笑)
仕事中に「個」を全く出さない人、なんである。私が気に入ってるのも、そういう彼の分り易さ、なのかも知れない。

ボスは出張が多いのだけど、移動中は読書で暇つぶししてるらしく、読み終わった日本語の本(貴重品ね!)を必ず私にくれるのである(笑) それが、ぬあんと「ハーレクインロマンス・サスペンス」なんである(爆) 時々、セクシーな内容もあるので、こりゃ、米国だったらセクハラで訴えられるかもよ?と思うけど(笑)本人がそういう人ではないので。

仕事師で、バリバリと前進だけを考えてるようなフリをしてるかに見えるボス(笑)仕事が大好きで、人と会って商売の種を発見する才能に溢れた人なのだけど、そんなボスとハーレクインという組み合わせに笑うしかない。

私は何年もこの文庫本の数々に手が出なかった。かといって本は捨てられないし、日本人の知人もいない私。文庫本は家の片隅に静かに積まれてあった。ある日、血迷って(笑)文庫本を読み出したら、止まらない、止まらない。クッダラない内容!と思いつつ、ページをめくる手が止まらないのであある。結局、夜を徹して読了した事もしばしば。

その割に、後で思い返すと内容、ストーリー、全然記憶に無い(笑)なんて時間の無駄!! でも、確かに移動中の気分転換には、最高かも知れない。ハーレクイン・ロマンス!

と脱線しました(笑)

えっと、そのWC観戦は時間も早かったため、会場にひゃ日本人の「チビッコ」がワラワラといたのである(笑) 私は日本人の知人が数人しかいなくて、その人達も年寄りなので、子供は既に成人してたりして、チビッコに会う機会は滅多に無い。しかも日本人のチビッコは全くお目にかからないのが、私の通常の生活、なんである。
そんな私に多数のチビッコは、衝撃でした!(笑)

チビッコ。年齢的には小学生??みんな「可愛らしい~」顔をして、女の子みたいでした。さらさらの髪、つぶらな瞳、長いまつげ、きれいな肌(笑)。やんちゃ風の小僧はいなくて、みんなお坊ちゃま風でした。うーん。何というか女性的??

私はそんなチビッコ達の背景に、勝手に「お母さん」を連想してしまいました(笑) この男の子達、彼らのお母さんの好みで(笑)こんな優しさをたたえた、良い子になったのかな?と(笑)
男の子って、母親の影響をストレートに表現するもんね(笑)そしてそれは、いくつになってもトラウマとして残るのである。

これからの日本は、こういう優しさに満ちた人たちが担っていくのか~と思うと、やはり日本って独特だなあと思いました。世界はホロン構造だそうですから、私がみたチビッコ達が、日本の現状を案外表してるのかも?(笑) 戦いとか、競争とか、そういう世界とあまり関係なさそうなチビッコ達。あ、可愛かったです(笑) そのチビッコ達の周りをウロウロしてたのが父親と思われますが(爆)
ただのオッサン風でした(爆)が、息子は可愛かった♪

世界は統合に向けて地殻変動をしてるという感じがする。人間同士で戦ってる場合じゃないよね(笑)あ、サッカーの事ではありません。あれは娯楽でゲームですから。世界が統合に向けて動き出す時、この土地の、この好戦的な人々(アラブ人、とも言います・爆)どうするんだろう?(笑)

と人の事なんか心配してないで、まずは、私の意識の中で統合を開始しようではないか、と思うのでした。
やはりケン・ウィルバーにも出会うべくして、出会ったという感じ(嬉々)写真を見ると、「渡辺謙」みたいな感じのウィルバー。カッコいいじゃーん♪

今年の後半は、ヨガとウィルバーで暇つぶし!(爆)

私を生きるという単純な作業に愛を見る!

2006-03-29 17:47:19 | 星からのメッセージ
3月も終盤。
通常ならこの季節は、既に「ドカンと暑い夏」に突入しているのだが、今年は雨が降ったり、異常気象なのか、まだ夜はしのぎ易いのでラッキーな気分。しかし、日中の陽射しは激しさを増しているし、ああ夏がまた来てしまったか、という感じ。 既に何回も過激な夏を過ごしているので、いまさら驚かないけど、やっぱり熱い!!! 不便なほどに熱い。 危険なほどに熱い。

日本でもどこでもそうですが、季節の変わり目を敏感に感じるのが「水」ですよね。私はほぼ毎日ヨガ教室に行くので、朝とか昼とか夜とか、シャワーを浴びるわけです。
冬の間は、シャワーが冷たく・・・といっても、すぐカラダが慣れる程度の冷たさ・・・でも気持ちイイので「浄化、浄化!」と言いながら冷たいシャワーを楽しんでいました。そのささやかな楽しみは、ある日を境に、「あれ?」と消えました。
突然、水がぬるくなっているのです。 同時に、日中の気温が随分高くなって、ヨガ教室を出た後の外の風に吹かれる爽快感はもう無く、「あ、あったかいー!」に変わりました。

今夜は用事があるので、無理矢理、朝ヨガに行き気持ち良く汗を流しました。毎日行っても全然飽きないヨガ!! 飽きるまでトコトンやろうと決めています(笑)
そしてシャワーを浴びながら思ったのでした。

「私のボディ、肉体は素晴らしいわ!(爆)じゃーなくて、肉体は『道具』なのね。んで、個人の記憶や過去の体験が、テキストみたいなもん?道具とテキスト(マニュアル?)を一緒に使いながら、私という限定された肉体(寿命があり、一度に一ヵ所にしか存在できず、壊れたり(病気)するし、維持するためにメンテナンス必要)を通して、宇宙を味わい体験していくのかな?」

「で、体験するのは、なんだっていい。表面上は違うふうに見えても、それから派生してやがて到着するのは「歓喜」なんだよね、多分。」

「時間的制限をつけたのは、ゲームをより楽しむため?」

私は第11番目の鍵、を読んでから、いっそう、「内なる自分との対話」に拍車がかかった(笑) インナーCEOに名前を付けて、良く語りかけているのだ。「ねえ、あの人、あんな事言ってるけど、私がそれで困惑すると思ってんのかな?せっかくだから、相手の要望満たしてあげようか?(笑)」とか。 一番多いのは、「ありがとう!!」かな。 今朝も満員の駐車場で、ポコっと私の目の前に空きスペースが(笑) 水着を買わなきゃ!と思ったら、行きつけの洋服屋で今まで水着扱ってなかったのに、突然、売っていた(笑)とか。そういう事に出くわすたび「ふふふ。ありがと!」と。

株は先日、購入したのが全部上昇、というウレシイ日があった。
株なので、動きはさまざま、だけど、最終的には100%利益を目標にしているので、そうなると思います。理由は無いけど、そうなる(笑) 

だんだん、自分のしたい事、進んでいる方向、そんなものが見えて来たような気がしている。多分、願望実現は私にとってはツールで、それ自体が目的ではない。どんなに頑張っても、私には大金を手に入れるとか、豪邸を手に入れる事が「必要」に思えないのだ。あればいいけど、無くても全然困らない。無くても全然困らないモノにエネルギーを注いで「具象化」させようという気が起こらないんである(爆)

目標、は無い。無くてもいいかな。思う自分になる、思考は現実化する、というお題目を長年信じてきたけど、この、ソーラー・エクリプスを記念して、その思考を手放そうかと思った。
私は、ただ、経験、体験を積み重ねていく。それだけ。楽な人生である(笑)

わたしは、ゆるします。ソウルメイトの教え

2006-02-20 16:16:24 | 星からのメッセージ
許す事。

私はそれほど他人を憎んだりしない。そして、それほど愛したりもしない(笑)
でも期待するよね。こんな日には優しく慰めて欲しいぞ、とか。日頃優しい人だったりすると、余計期待したりするもんですね。

人生のかなり早い時期(中学生とか)に、私は天啓のように私の人生の指標がやってきた。それは当然今でも鮮明に記憶しているし、それを超える「指標」にも出会えていない。
その一つに『他人に期待しない人生』というのがある。
にもかかわらず、私は他人に期待しては受け入れられず(思うように事が運ばず)、自分を否定されたような気分になって傷ついたり、をずっと繰り返してきた。

前パートナーは厳しい人だった。まあ、ああいう人も滅多にいないだろうが(笑) 彼のビジネス環境の激変で、4年ほど、私が家計を支えていた事があった。私は高収入アーキテクトをしていたので、そんなに生活レベルを落とさなくても生活可能であった。
が、私が仕事辞めたら生活維持できない、というプレッシャーは大変なものであった。今まで「生きるため、食べるために働く」という切羽詰まった状況に追い込まれた事は無かったのである。

そんな環境に限って、仕事先には問題が多かったりする。辞めたくなるような環境だったりする。私は日本企業で働いていたのだが、駐在員ステイタスでないと二級市民(笑)のような雰囲気があり、さらに英語が堪能だったり、国家資格を持っていたり、日本人村に出入りしていない、という非日常的な日本人、だったので、かなりあからさまに攻撃を受けた。

仕事を終えて家に帰る。EXパートナーは国連のコンサルに選抜されるほどの優秀なビジネスマンなので、私は良く仕事の話をした。そのプロジェクトにおける日本人の愚鈍さ(失礼!)、明らかなミステイク、ししかしそれを認めようとしない環境、そんな愚痴をこぼしていた。そして私が女性で現地採用という低い身分(笑)なため、なかなか意見が採用されない、日本人男性は女性が優れた意見を言うと、速攻否定する習性があり(人によりますが)、沈黙を保つのが吉、という私の意見を、EXパートナーは全く理解できなかった。

私は彼の意見を聞いて、会社でどう対処したら良いかアドバイスが欲しかったのでは無い。彼のアドバイスは日本人には不向きなのである。彼自身は日本人のビジネス仲間も多く、人気もある。それは彼が日本人でないがゆえの特権も多いのである。
私が彼に愚痴っていた理由は、問題の解決策が欲しかったのではなく、「よしよし、いい子、いい子。私の問題のために、君にこんな思いをさせて働かせて済まない。」そう言って欲しかっただけなんである(笑)

ビジネスで問題が起きても、彼自身にはパリッとしていて欲しかったら、無理して高級車を買い、彼のスーツも高級生地でオーダーでした。一方私は心労で白髪が一気に増加し、自分自身が着飾るなんて事は忘れていたので、老婆のようになっていました。
数年後に当時の写真を見て、私は仰天しました。「誰?この老婆!」(笑) 私だって。

そんな日々を送っていた私に、Exパートナーはハッキリ!と言った。「プロに徹しろ。その会社の問題は君自身に問題がある。リアクションを取るのでなく、プロアクティブになれ!ウン云々かんぬん、、、」延々と続く彼のアドバイス。私はただ、哀しかった。

彼のため、彼自身の問題を解決しよう、助けようとしてる私に、まだ「足りない!」と言うのか?と。どうして一言「ありがとう」が言えないのか、と。ある日、いい加減腹の立った私は、正直にその旨を彼に伝えた。 少しの沈黙の後、静かに彼は言い放った。

「Did I ask you?」

私はおそらくこの言葉を生涯忘れないだろう(笑) 確かに問題が発覚した際、日本に帰れ、と言われた。私はぼんやりと専業主婦をしていたのである(笑) そんな矢先に仕事の話が持ち上がり、就職したけど、その期間、彼は国外でネット環境も充実してない時代だったので、私の就職に関しては何のコメントも無かった。ので、確かに「頼まれてはいない。」(笑)
彼も仕事をしていたが、収入の全てが負債(しかもワナにはめらて、彼は無実な負債)に充当されていたので、自然と、二人の生活の全てを私が賄う形になっていたのである。
そんな状況は彼も良く承知のはず。そしてこの言葉。私は全身が硬直して石になったような気分であった(爆) 確かに、何も頼まれては、いない。

他人に期待しない人生。13歳くらいの年齢には似つかわない気がするけど、これはずっと私の中にコダマしていた言葉である。そして私の実人生は↑のように、「期待しまくり」であったので、何かと気分の落ち着く事が無かったのである。

私とEXパートナーはその後、不毛の日々を経て軟着陸に至る。私は数億円にのぼる負債を4年で返済した彼もたいしたもんだと思った。夢にまでみた、返済最後の月。しかし私の心は疲労困憊していて、完済の日がきても、何も思わなかったし、感慨も無かった。「二人で乗り切った」という感覚が皆無だったのである。
それから3年後。ある朝突然思い立ち、私は全て私が購入した家財道具満載の家から、「クリスタル」と本だけ持って家を出たのでありました(笑)

Exパートナーとの事はインパクト大ではあったが、恨んではいない。タフなレッスンだったなとは思うけど、彼を通して多くを学びました。与えられる事は最大限に与え、受取るものも、最大に受取ったのだなあ、と今では思っています。
彼自身よりも、私は「わたし自身」を許す事が大きな課題でした。Selfesteemが低かった私は「奉仕」する事、犠牲をする事、与える事で、リターンとして彼の愛情なんかを期待していたのだと思います。そんなのにビクともしなかったEX。たいしたもんです(笑) 

学びが完結していない課題は、何度でも姿を変えてくる。
昨夜、Insight CDを聞きながら、多少の恐慌状態に陥っていた。「ゆるせなーーい!」と心が激しく叫ぶのである。理由は期待して、裏切られたから(笑) 些細な事で、相手は私を傷つけようという意図も全く無い、のであるが、「満たされなかったワタシの気持!」を、どうにかしないと、どうにもならない(笑)そんな気がして滅入っていたのである。

夕方、空腹が襲い、家に帰れば「昆布と高野豆腐の煮物」があるにもかかわらず、普段滅多に食べない「ダブルハンバーガー」なんか買っちゃったもんね(笑) それをワシワシと食べた後の罪悪感(笑) 気分が不安定だと、こうして罪悪感を感じるような行動に走ってしまうのですね!

朝になり、瞑想をしながらInsight CDを聞いていた。
頭の奥の方から「許すこと、許す事」 「私はゆるします。」 「私はゆるします。」というフレーズが聞こえてきた。
私の思うような行動を取らなかった、「新しい彼」をゆるします。
気分が重かったから、話してスッキリしたいと思った「人に期待したわたし」をゆるします。
ゆるします、ゆるします、ゆるします。

そんなことを呪文のように唱えていたら、なんか黒雲が晴れていく感じがした。些細な事で、「もう一生電話なんかしないし、会ってなんかあげないもんね!」とまで思っていた気分も柔らかくなってきた。明日の夜のデートは、楽しく過ごそう。。。とまで回復。

恨んでなくても、許せる事ってあるのだなあ、と思った。許す事って、そのままを受け入れる事なんだなあ、とやっと実感した朝。まだまだ始まったばかりの関係なのだから、多くを期待せずに、毎日発見する新しい彼をどんどん受け入れて、許して行こう、そう思ったのでした。



二人の天使が地上に降りてきた物語

2006-02-04 17:11:35 | 星からのメッセージ
今回は、ソウルメイトとの出会いの続編に変わって、ANYAさんの「牛物語」に触発されて、私も「牛物語」を書き止めておこうかと思いました。

私は占い好きである。「良い占い師がいる!」と小耳に挟めば、とりあえず駆け付ける(笑) そんな中に「タニア」というロシア人のタロットリーダーがいた。タニアは仕事を持っており、趣味と実益を兼ねてカードをOpenしていた。

私は数回、タニアに会った。私の言う「良い占い師」の定義は何か、というと「心根のキレイな人かどうか。」である(笑) たとえ当たる占い師でも、品格が無ければ、なんか嫌だわと思うのです。占いは、技術というより、チャネリングに近いと思うのです。心の純粋性が高い人は、それなりの世界にアクセスして情報を取ってくると思う。ので、品性卑しい人は、その性質に合った世界にアクセスしてると思うので、接近したくないですね(笑)

タニアはロシア人。数回、彼女のアパートでセッションをしたが、「必要最低限」のももしかない、ささやかな暮らしぶりが垣間見えるアパートであった。彼女のリーディングは1時間にも及び「全身全霊で」読んでくれてるのを感じる。そして、料金設定がとても安い。彼女くらいのリーディングができるなら、もっと高額を要求しても良いと思うし、あんなにつつましい生活をしてるのだから・・・と私は思ったものです。

タニアのリーディングによると、私はそのうち結婚するんだそうだが(だいたい、どの占いでもそう言われます。)、その相手は私に対して、「犬のようにロイヤル」なんだってさ(笑) 
彼女に会ったのは去年の前半だったけど、「まだ現れてないよ。」と言われてはいた。

そして私はタニアに「運命ってあるの?」という質問を投げかけた。彼女は「運命は決まっている。神様は私達より以上に、私達に何が必要か、どうすれば幸福になるかを知っている。そして必要なものは全て与えられている。リラックスして安心して受け取っていけばいいだけなのよ。」と。そしてタニアが話してくれたのが牛物語、なのです。

昔々、年取った天使と若い天使が、地上へ「体験」しにやってきたそうです。
二人は貧しい旅人の格好をして、どこかの田舎の地方に出現しました。
てくてくと歩いていると日が暮れ、二人はお腹が空いて、とても疲れていました。季節も春先で、まだまだ寒い時期でもりました。

少し先に大きな家があり、明るい光が窓の外まで漏れています。疲労困憊な二人は、引き寄せられるように大きな家に向かって歩き出しました。近ずいて、窓から中を覗くと、大勢の人がたくさんの御馳走の載ったテーブルを囲んで、楽しそうにパーティをしています。暖かい暖炉の炎を見てるだけで、疲れが溶け出すような気分になりました。
年寄りの天使が、玄関をノックします。誰も出てきません。何度も何度もノックします。そして、やっと玄関ドアが開きました。

「旅の者です。お金が無くて食べるものもありません。良かったら食べ物を少しわけて下さい。そして、一晩、暖かく寝れる場所を恵んでくれませんか?」 大きな家の人は、露骨に迷惑そうな顔をすると、そのまま、バタンとドアを閉じました。
悄然と立ち尽くす二人の天使に、その家の召使いが手招きをします。召使いに案内された場所は、使っていない馬小屋でした。そして、しばらくすると召使いが、粗末な食事を運んで来ました。

「あんなに御馳走があるのに、私達にはこんだけしかくれないの?そして馬小屋。あんなに大きなお屋敷だから部屋なんか一杯余ってるのに。」若い天使はさんざん文句を言っていました。
凍えながら一夜を過ごします。若い天使が目覚めると、年寄りの天使はなにやら、壁の補修をしています。古い馬小屋の壁はくずれた部分が多くありました。年寄り天使は器用に壁を塗っていきます。やがてキレイに壁ほ補修が済むと、旅人に扮した二人の天使は、また歩き出しました。

夕暮れが近づく頃、1軒の粗末な農家に辿り着きました。
年寄りの天使が、昨日のように一宿一飯のお願いをします。そすると、若い夫婦は「貧しくて何もないですが、どうぞ、旅のお方、今夜はここでお休み下さい。」と言って家に案内してくれました。
若い夫婦には小さな子供が一人。ちょうど夕食を食べようとしていたらしく、テーブルの上には質素な食事が並んでいました。若い夫婦は自分達は口にせず、「どうぞ、どうぞ」と二人の天使に食事を勧めてくれました。
やがて寝る時間。貧しい夫婦には一つのベッドしかありません。夫婦はベッドを二人の天使に明け渡し、自分達は、台所の床にうずくまって寝る事にしました。二人の天使は、そのもてなしに感動しながら、ぐっすりと休みました。

翌朝、若い天使は、若い夫婦の嫁の泣き声で目が醒めました。外に出てみると、若い夫婦の飼っている「牛」が死んでいました。嫁は「ああ、どうしよう。どうしよう。この牛だけが私達の財産で、ミルクを絞り、農作業に活躍していたのに。牛がいなくなって、もう、どうする事も出来無いわ。」とさめざめと泣いておりました。
夫が彼女を慰め、「また二人で一生懸命働こう。そして、また牛を飼おう。なに、じきに牛が飼えるよになるさ。」と妻の背中をさすっていました。

二人の天使は、若い夫婦にお礼を言うと、また旅を続けました。
しばらく黙りこくっていた若い天使が、年寄りの天使に言いました。「僕ら、貧しい旅人の身なりをしてたって天使じゃない?何かできたはずじゃない?お金持ちの家では、あんな扱いしか受けなかったのに、壊れた壁を修理してあげて。こんなに心の優しい若い夫婦には何もしないどころか、たった一つの財産の牛を見殺しにするなんて。。。」と不満を口にしました。

年寄りの天使が言いました。「金持ちの家の馬小屋の壁にね、たくさんの金銀財宝が隠されていたんだよ。多分、先祖が何かあって、馬小屋の壁に隠したんだろうよ。だから壁を塗り固めて、発見できないようにしたのさ。若い夫婦はね、あの夜遅くに、死神がやってきたのさ。妻の命を貰う運命になっていると。私は必死にお願いして、牛を身代わりにする事で、死神に納得してもらったんだよ。」

おしまい。

いつでも新しいドアを開けることのできる勇気を!

2006-01-21 20:19:48 | 星からのメッセージ
今日は土曜日。週の始まりです。
3年間一緒に働いた秘書がもっとペイの良い仕事を見つけて今週限りで転職。今新しい秘書が来てトレーニング中。
そして、私にずっと「深い不快感」(爆)を与えてくれた駐在員の帰国が決定!(笑)ヤレヤレ~って、そこからいろいろ私は学んだから、ある意味感謝しています。でも、もう顔を見ないと思うと、やはりスッキリ爽やか!

そして、ブログ仲間のANYA様にも、素晴らしいニュースが!!!!!
春を先取りするような、Good Newsが、どんどん伝染していくといいよねーと思ったりしています。

今日はネットで見つけたなかなか名文を御紹介。




『招待』
~ オライア・マウンテン・ドリーマー (ネイティブアメリカンの長老)の詩 ~


あなたが生活のために何をしているかは、どうでもいいことです。
私は、あなたが何に憧れ、どんな夢に挑戦するのかを知りたいと思います。

あなたが何歳かということも関係のないことです。
あなたが、愛や夢や冒険のために、どれだけ自分を賭けることができるのか知りたいのです。

あなたがどの星座に生まれたかということもどうでもいいことです。
あなたが本当に深い悲しみを知っているか、人生の裏切りにさらされたことがあるか、それによって傷つくのが怖いばかりに、心を閉ざしてしまっていないかを知りたいのです。

あなたが自分のものであれ、人のものであれ、痛みを無視したり、簡単に片づけたりせずに、それを自分のものとして受け止めているかどうかを知りたいのです。

また、喜びの時には、それが私のものであれ、あなたのものであれ、心から夢中になって踊り、恍惚感に身をゆだねることができるかを知りたいのです。気をつけろとか、現実的になれとか、たいしたことはないさなどと言わずに。

私は、あなたの話すことが本当かどうかには関心がありません。
私はあなたが自分自身に正直であるためには、他人を失望させることでさえあえてできるかどうかを知りたいのです。

たとえ裏切りだと責められても、自分自身の魂を裏切るよりは、その非難に耐えうる方を選ぶことができるかどうかを。

たとえ不実だと言われても、そんなときにあなたがどうするかによって、あなたという人が信頼に値するかどうかを知りたいのです。
私は、あなたが本当の美がわかるかを知りたいのです。

それが見た目に美しく見えない時でも、毎日そこから本当に美しいものを人生に汲み上げることができるかどうかを。

私は、あなたがたとえ失敗しても、それを受け止めて共に生きることができるかどうか、それでも湖の縁に立ち、銀色の輝く満月に向かって、イエスと叫ぶことができるかどうかを知りたいのです。

あなたがどこに住んでいるか、どれだけお金があるかはどうでもいいことです。
それよりも、あなたが悲しみと絶望に打ちひしがれ、どんなに疲れ果てていても、また朝が来れば起き上がり、子どもたちを食べさせるためにしなければならないことを、するかどうかを知りたいのです。

あなたが誰を知っているか、あなたがどうしてここへ来たかは関係ありません。
私とともに決して怯まずに、炎の只中に立つことができるかどうかが知りたいのです。

あなたがどこで、何を、誰と勉強したかはどうでもいいことです。
私が知りたいのは、皆が見捨ててたった一人になったとき、あなたの内側からあなたを支えるものは何かということです。

私はあなたが自分自身としっかり向き合い、その何もない時間の中にいる自分を、心から愛しているのかどうかを知りたいと思っているのです。


最初で最後のバトンに答えて(爆)

2006-01-10 21:13:21 | 星からのメッセージ
Q1 今やりたいこと


・ネパールに行って山の空気を吸いたい!

・ブエノスアイレスにタンゴ修行に行きたい!

・マイソールのアシュタンガ・ヨガ道場で修行したい!



Q2 今欲しいもの

欲しいモノ・・・。メルセデスS320。次の車はコレかランクルVXR(いずれも新車)と決めています。

あ、でも「今」って事は無いなあ・・・。車は運転しながら、ああ、この色がいいわ!とか思って見てるから。記憶上にすぐ出てくるのかな。


Q3 現実的に考えて今買ってもいいもの

実は私は滅多にショッピング行かないんだよなあ(笑)食料品の買出しも月に2回程度しかしないし。
「買う!」という概念が日常にあまりないのかなあ?必要なものはとりあえず揃ってるしねえ。
CD?(笑)ココはクラッシクのCDが玉不足。でも、CD屋にも1年に1回程度しか行かないんですけど。

うーん、答えは「無い。」が一番現実的?



Q4 現実的に考えて欲しいし買えるけど買ってないもの

CD?(笑)欲しいけど、別に必要ってんでも無いし、って感じ。CD屋に行って・・・と言う気は全く起きない。ま、CDに限らず何でもそうですが・・・。

買ってないって、欲しくないって事じゃないのー?設問が甘くないかあ?(爆)


Q5 今欲しいもので高くて買えそうにないもの

まあ、家かな。土地つきの。庭が広い平屋建てを高級住宅地に希望。
「今」欲しい、とはあまり思ってないんだけど。そのうち。



Q6 タダで手に入れたいもの

ともだち。タダで、っていうか、買えないものだしねえ(笑)自然にできるもの。


Q7 恋人からもらいたいもの

シャガールのリトグラフ(本物)とか、ゲイジュツ関係がようございますね。



Q8 恋人にあげるとしたら

無条件の愛!(爆)



Q9 このバトンを5人に回す

うーん(笑)おなすちゃんも終わってたよねえ。私はあまり積極的にネットワークを拡大していないので、知り合いいないんだよねえ。それにもう、みんな廻ってるんじゃないのー?(笑)

面白い一面もあるけど、このバトン、不幸の手紙の亜種みたいで(爆)実は私は苦手です。なんというか、あちこちで見かけますが、釣りみたいで(笑)苦手です(笑)

Q10 このバトンを無視したら?

私みたいな苦手な人への救済には、なるでしょう(笑)

赤い花

2005-12-24 19:36:55 | 星からのメッセージ
メリークリスマス!

今年最後の書き込みになると思います。最後を飾るに相応しいヘビーな話題をば、一つ(爆)

というか、数年経ってこの出来事がやっと「腑に」落ちました。
私には既にこの過去に対する感情ってのも存在せず、微笑みながら「そんなこともあった。そういう全てが今の私に繋がっている。ありがたい事です。」と回顧できるようになりました。時間かかったけど。(笑)

それは数年前。前パートナーと閑静な高級住宅地で不毛の生活を展開していた頃。時は2月頃だったと記憶している。夕暮れの時間が早かったのを覚えている。

私の住む場所は、宗教的制約が非常に多い事は何度も書いてますね(笑)なので、サイキック関係は全部「ハラーム!」。
しかしながら、当然、人間ですからみんなそういうのに興味があって、表面的には禁止されてる一方で、ブラックマジック大人気!らしいです。主に、ナイジェリア、エチオピアとかのアフリカ人が活躍している模様。あまりに怪しすぎて、私は近寄った試しがありませんが。

話が最初から脱線しました(笑)

さて、母が数年前に亡くなりました。脳溢血の発作で、突然の死。私は日本から母の亡くなったという連絡を受けましたが、葬儀の参加を一瞬、躊躇しました。

母は、亡くなる2年程前に、軽い脳梗塞の発作を起して、左半身に軽い麻痺が残っていました。その最初の発作の時に、私の実兄は「どうして、ひと思いに死ななかった?」と口走ったそうですが、私はその兄の心情が理解できます。兄もまた、ある意味、犠牲者だったのです。

この兄の言葉に、私達家族の過酷なレッスンが集約されています。

結局、私は葬儀に参加のために帰国する事になり、バンコク経由で帰国の途に付きました。バンコク乗り換えの飛行機は、日本人の観光客中心に満席でした。
する事もなく漫然とビールを飲んでると飛行機は成田空港に到着しました。安全ベルト装着サインが消えると、搭乗者はいっせいに立ち上がり、コンパートメントの手荷物を取り出し、われ先へと脱出路に並び始めました。 

私はじっと座席に座ったまま、久しぶりに見る日本の山々や、成田近郊の田んぼ風景を見ながら、「マミー、帰って来たよ。あなたのお葬式のために。」と呟くと、あとからあとから涙が溢れて止まりませんでした。そして、そんな自分を予想していませんでした。葬儀は淡々と終了し、私はトンボ帰りで日本を後にしました。

母の死去も私の日常生活には、具体的な影響を及ぼす事もなく、いつもの生活に戻って、相変わらずの毎日を過ごしていました。
私はとある筋から「英国人霊媒師が街に来た!」という情報をゲットし、早速、予約しました。

彼女は「サイキック・サリー」と呼ばれ、ソコソコ有名だそうだ。
彼女は50代で、チャネリング能力が少女時代からあったそうだ。サリーは、「私はアンテナみたいなものです。私の周波数に合った「霊」がコンタクトしてきたり、周波数に合った世界が見えるのです。放送局みたいなもんと思って下さい。」
と説明して、アッサリとチャネリングが開始された。

私は懸案事項の、当時のパートナーとの不毛の関係を話すと、「あなたは、どうしても見つからないジグゾーパズルの最後のピースを探してるみたい。でも、それはもう見つからないわよ。パズルを箱に戻して棚に戻しましょう。」と言われた。
なるほど。上手い事言うな。と感心していました。

すると、サリーが突然、「あ、あなたのお母さんが出てきたわ!」と。お母さん、亡くなっているのね?と。

私は「は?」と何も言えずにいると、サリーは、それが本当に私の母だと証明するために、父の名前を母に聞くと言います。そして、奇妙な発音ですが、まさしく、私の父の名前をサリーは口に出しました。私は驚いて、「はあ?」なまま。

サリーはさらに、チャネリングを続けます。そして、「変ねえ。あなたのお母さん、檻のような中にいるわ。。」と。私は愕然としました。

それは私達家族の不幸の原因(と昔はみんな思っていたであろう)であった、母の精神の病を象徴するものなのです。幼い私の最初の母の記憶は、病院に入院する母を見舞って、入院先の病院を父と訪れた光景なのですが、昔の事ですから、発作を起して暴れるような患者は「檻」に収容していたのでしょう。
母は檻の中のベッドに静かに横になっていました。

今思えば、姑(私の祖母)の強烈な個性に、お嬢様育ちの母はついていけなかったのだろうと思う。が、そんな理解を示す事が可能になったのは大人になってからで、子供の頃は、ヨソのお母さんと違う母を、激しく嫌い、呪い、罵声を浴びせたものです。
おっとりとした性格の母は、いつも黙って何も言わなかった。無言の反抗なのか、母は殆ど実家に帰って、子供の世話は祖母が一手に引き受けていた。
賢くてしゃっきりした明治生まれの祖母を、私達きょうだいは溺愛し、尊敬し、母に代わって女神のように思っていた。

母が実家に戻ってしばらくすると、「世間体が悪い」と言って、父が母を実家から連れ戻していた。ずっと実家にいればいいのに、と私は思っていたものだ。

私の父は自営業だったため、金銭的には非常に豊かに育った。が、しかし、母の愛情(自分が思ったような愛情)で満たされる事がサッパリ無かった私は、愛に対する飢餓感、不信感を大きくはぐくみ、お金に対する嫌悪感も同様に甚大であった。
実家の富を象徴する大きな屋敷も、私にとっては中はカラッポで、何の意味も持たない、というより、不幸の象徴ですら、あった。

「お金なんかいくらあったって、全然幸福じゃないじゃない。同級生のXXXちゃんは貧乏だけど、いいお母さんに恵まれて幸せそうでいいな!」といつも思っていた。この頃から、お金に対する嫌悪感が生まれていたのですねえーーー。
やっと最近クレンジングできるようになりました。

自分で言うのもなんだが、子供の頃は神童でもあったが(爆)、そんなもん、当たり前過ぎて、全然嬉しくなかったものです。
私は経済的豊かさより、学習能力の高さより、「優しいお母さん」に激しく渇望していたのです。(今思えば、で当時は諦めていた。) 人は無いものねだり、の典型を見るようである。
与えられたものに、喜びなんかサッパリ感じる事ができませんでした。

そんな、他人には決して言えない私の「悲しい思い出」をサリーにイキナリ言われて、私はただただ唖然としていた。
そして、サリーは言う。「あなたのお母さんは、あなに贈りものだと言って、大きな赤い花を、一輪、手にしているわ。」 私は頭がボーっとなっていた。

「お母さんが、「私の死因に関しては深く考えなくていい」と言ってるわ。」と。サリーは無言の私を気ずかいながら、さらにチャネリングを続けていく。

「お母さんは、「あんな環境だったから、愛を分かち合う事ができずに、済まなかった。来世でまた、親子でも姉妹でも何でもいいから再会して、今度は、愛を分かち合おうね。」と言っている、」と。

その言葉を聞きながら、私は涙が止まらなかった。

「これからの人生も、どこかで見守っているわ。先の事は大丈夫よ。心配しないで。」母はそんな事も言っていた。サリーが涙でくしゃくしゃの私に気を使って、何か言ってくれた。
その後、また母と交信しようと試みたが、「ああ、あなたのお母さん、もういないわ。」

私は突然の母の出現に、聞きたい事とか、そういう事は何も考えられない状態であった。

サリーは「こんな感動的なセッションは滅多に無いわ。もうこれで十分ね。」と言ってチャネリングを終えた。

私はその場所で、しばらく呆然としながら、息を整え、家に帰る事にした。その場所は家から徒歩の場所であった。夕暮れが早い時期、だったと記憶している。家に帰ると、辺りは夕暮れで、静かに薄暗くなり始めていた。

私は呆然としながら家に戻り、門を開け、玄関に向かった。そして、「ふ」と気になって庭に出てみた。庭にはたくさんの赤いハイビスカスが咲き乱れていたから、である。
しかし、ハイビスカスは太陽が沈むと花を閉じるので、その時間は既に花が閉じていた。

それでも、まっすぐに庭を横切ってハイビスカスの植え込みの前に立ってみると、ひとつだけ、ポツンと花を閉じていないハイビスカスが、私に向かって大輪の赤い花を広げていた。私の帰りを待ってたかのように。。。

私は全身の力が抜けるのを感じた。何も考えられなかった。涙さえ出なかった。その場に、ヘナヘナと座り込んで、頭を抱えていた。その後、私は激しいエネルギーの消耗を感じ、ベッドで横になっていた。頭の中では、いろんな事が整理つかないまま、とっ散らかっていた。


その後、いろいろ学ぶ事も多く、「人は繋がっている。」事や、目に見えないけど、確実に存在する世界があることを知るようになる。母とチャネリングで出会ったのはこの一度だけ、であるが、それで十分であるなあ、と思っている。母の後を追うように、2年後父も他界した。

家族というのは、何であれ多大な影響を受けるものであるな、と感じずにはいられない。私の根深かった心の暗闇も、この幼少時代に味わった「絶望」が生み出したものであろう。一般的な幸、不幸なんて無い。幸福の指標なんてものは無い。ひょっとしたら幸福なんて無いのかも知れない。幸福が無いって事は、不幸も存在しない、という事である。
あるのは、・・・・・あなたは、何だと思いますか?

私は不良になっても、人の道を踏み外してもおかしくない環境で育ちながらも、「カワイソウな環境だったから、ああなった。」とだけは言われたくなくて、ずっと頑張ってきた。相当な努力をして来た。
諦めた事がらも沢山あった。

しかし、それがシーソーの左端の末端に寄った結果、だとすると、今、私は右側に大きく振れていくしかないのである。自然の摂理である。
絶望の反対側、私は長きに渡って絶望側を追求していたので(爆)、もう、末端まで来たら、絶望の反対側に行くしかないのである。どんな未来が待ってるか、楽しみである(笑)

このような事をこういうところに書けるようになっただけでも、大きな変化。自分自身の事を随分客観視できるようになった。

昨日も、悩める主婦の友人と遅くまで語り合っていたが、「私は私の住む環境が何であっても、私自身は環境によって変化しないことを確信したよ。ハスの花は泥水から生育して、美しい花を咲かせるけど、人はその美しさ楽しむことができるでしょう?何処から生えてきたにせよ。」そんな説教をしていた(笑)

彼女には彼女のレッスンがあり、試行錯誤、紆余屈折しながらも「生きよう」としている。私は何も出来無いし、彼女のレッスンの邪魔をする気は無いけど、彼女の話を聞きながら、私の思った事をストレートに話している。
愛の気持を基本にしていれば、一瞬はムッとしても、やがて愛の気持は伝わるように出来ている。何年、何十年かかっても。

それは私の母が差し出した、赤い一輪の花、のようでもある。

皆さま、御精読ありがとうございました&良いお年を!!

トウモロコシ畑

2005-11-29 20:53:01 | 星からのメッセージ
前回の満月の日のメディテーションワークショップから、夢見が賑やかになった。
夢に関しては、案外、知られていない事が多いような気がする。まあ、「夢」だし、人の記憶装置も様々で、白黒でしか記憶してない人もいれば、天然極彩色カラーで夢を見る人もいる。

しかし、それも「夢を見た、という個人」の感覚を通しての知覚、記憶の話なので、「夢」一般に関しての考察はなかなか難しい。難しいというか、スタンダードがあってないようなものではないかと思うのだ。

夢、はメッセージの宝庫とも言われている。夢がメッセージの一つの形態ならば、夢を操作する事によって(可能なら)潜在意識にメッセージを送り込む事も可能ではないか?という事で、夢見の術なーんてのも存在するようだ。
気功系?密教系?だったか。これは願望実現に一役買うことは間違いないと思う。でも、アブナイ世界と紙一重とも思える(笑) 自分で自分をサニワする、ってーのはなかなか難しいものだし。

私は昨夜何度も何度も同じメッセージを夢の中で見た。
それは「視点」に関しての事だった。
例えばトウモロコシ畑に立って、背の高いトウモロコシに囲まれると、視界は狭くなる。目の前のトウモロコシしか見えない。空も見えない。

しかし、その場で自分がひゅーーーっと浮上したと過程する。すると空中からトウモロコシ畑と自分の立っていた位置が確認可能である。
上から俯瞰してみれば、トウモロコシ畑は意外に小さいかも知れない。
トウモロコシ畑の西に道路が見える。
その道路の向うは、ヒマワリ畑が広がっている。
さらに視点が上に上がると、トウモロコシ畑は緑色のジグソーパズルのピースになり、町並みや交差する道路や、ゆったりと流れる川も見えるだろう。。。

そしてさらに視点が上がると・・・・・青い地球がまんまるに見えるのかも知れない。
そしてさらに視点が上がると・・・・・遠くに輝く星がひとつ。。。そんな感じ。

そんな夢を何度も何度も見たのであった。

今、私はトウモロコシ畑で、トウモロコシしか見えない。が、いずれ近くを流れる川で魚釣りをして楽しむ事もあるかも知れない。
畑の向こうの道路を通って、となりの街へドライブに行くのかもしれない。
その街で何をするのだろう・・・?

とりあえず、今はトウモロコシ畑にいる。他には何も見えなくても、私はココがトウモロコシ畑だというと事を「知っている。」
そして、どうしてトウモロコシ畑にたどり着いたのかも、よーく知っている。だって、自分で選んだんだもの。
左、右、右、左、右、逆戻り(爆)は無いから、また左、と私自身が選択てココに辿りついたのだ。

そして畑の向こうには、また別な世界が私を待っている事も「知っている。」その別な世界に見える場所は、トウモロコシ畑と同じで、生えてる植物が違うだけ、アクティビティが少し違うだけ、風景が違うだけ、というのも知っている。

それを私は同じ「わたし」という視点から眺めるだろう。どこへ行っても、この視点は変わらないのだな、、、なんて事を夢を見ながら思ったのであった。

良く分からないメッセージだ!