お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

お寺参りマナー

2006年09月21日 | 仏教
 今日も穏やかな晴天。墓参り客が次々おみえです。
 私はお寺に来るまで知らなかったのですが、お寺にお参りするのも一応マナーみたいなのがあるんです。

普段の墓参り(最少でも お彼岸・盆・暮れ) 

 境内の山門、または本堂に入る時、一礼して入る。(帰りも同様)
 まず、本堂に上がってお参りしてから、自分ちのお墓にお参りする。
 お参りの後、庫裏(くり・住職家族の住まい)に寄って挨拶して帰る。

お寺の法座にお参りする時

 本堂に入ったら、まずご本尊にお参りする。それから、住職、知人などに挨拶。
 受付で、志を気持ちだけ差し上げる。(お祝い事の時は赤のし、普通の仏事は黒のし、上書きは、「御志」か「御仏前」 上書きに迷った時は、だいたい「御仏前」と書けば間違いない。

 と、これをすれば、門徒(檀家)として、通ということなります。

 ご門徒の中には、本堂にお参りすることもなく、自分ちのお墓だけ参って帰られる方もあります。その方々はお寺、仏教に全く無関心ですから、ご法座にお参りされることは、皆無です。仏教を先祖供養、お寺をただの霊園と誤解されているのだと思います。
 今でこそ、エラソウに言っている私も、お寺に嫁に来なかったら、「お寺とか仏教とか自分に何の関係もない」と思っていたはずです。お墓参りすら、面倒くさいと思って行かなかっただろうな・・・ 

 
 
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2 コメント

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お墓参り (クレマチス)
2006-09-21 15:34:30
我が家のお墓参りは、当番制。

春の彼岸は、次男である主人と電車を乗りつぎ、お墓参りをしました。お墓に眠られておられるのは、嫁いだ私にとっては、見知らぬ方々ばかり。でも、不思議です。帰り道は、その方々に見守られてる気がして、、

今度、当番が回ってきたら、お墓参りマナーにそって、行いたいと思います。

寺側の言い分 (法専寺)
2006-09-21 20:50:21
 これは、あくまで寺側から見たご門徒の理想のマナーです。こうするべき・・というものではありませんが、若い頃、私の周囲の方々がなさるのを見よう見まねで見習ったことです。見ていて美しいし、「なるほど」と思ったことです。

 一般店舗に例えれば、「常連客」が皆自然にそうする所作といったところでしょうか。



 自分の見知らぬ方々への墓参りはピンとこないかもしれませんが、自分につながる人しか大切に思えない「私」が、「直接だけでなく、間接にも自分の気づかないところで、多くのお陰に支えられて生きている」と、気づかされる「縁」が、ご主人のご先祖へのお墓参りかもしれませんね。

 おっしゃる通り、見守っておられますよ。

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