お寺のオバサンのひとりごと

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2022年4月の言葉 その2

2022年04月09日 | 仏教


 山陰教区発行の妙好人カレンダー。
 浅原才市さんの言葉です。
 
 一般的には、私が如来(仏)さま を拝む、おそらく拝するというより、亡くなった方々に対する言葉が「南無阿弥陀仏」或いは、私の願望を頼む時のオマジナイの言葉が「南無阿弥陀仏」という誤解があるかもしれません。
 
 でも、そうじゃない。
 如来さまが、私を浄土に迎えたい、つまり、覚らせ、心の安穏を与えたい。
そのためには、どうやったら、凡夫(私)を救けることができるか、
考えに考え・・・
誰もが簡単に称えられる「南無阿弥陀仏」となって私に届いてくださった。
 願いの方向は、
 ☓ 私 → 仏
 ○ 仏 → 私
 如来さまのほうが「気づいてくれよ」と、私を拝まれているのが、
「南無阿弥陀仏」でありました。

コメント
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