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逵(つじ)志保のページです

2010年 SKIPは新たな一歩を踏み出します

2009-12-27 23:52:47 | シホのホ(雑記帳)
SKIPがコンサート事業を休止する。
春、新聞紙面はまるでSKIPの解散のように記しました。
確かにここ数年、SKIPはコンサートの集客に苦労しました。
ですがそれは私たち自身が16年を経て、
既に託児つきの企画を自分たちが必要としなくなったことに起因しており、
いまSKIPを運営してきたわたしたちの多くは新たな日々をそれぞれに歩んでいます。

17年目をどのように迎えるか、
わたしたちは約1年をかけてミーティングを重ねました。
そして行き着いたのは、
目の前の小さかった子どもが今はたくましく親を見下ろすほどに成長しているのと同様、
姿は変わっても、決してわたしたちを取り囲む全ての問題がなくなったわけではないことです。
ならばこれまで「わたし・出会い・輝き」をテーマにしてきたSKIPが、
これからも新たな問題群にも取り組んでみたい。
わたしたちは新たな一歩を踏み出すことにしました。

SKIPが注目した新たな問題群、
それは子どもたちの年齢に似合った子育ての問題であり、
もう無理ができない自身の身体の問題であり、
子育てからの解放を待つ間もなく訪れる介護の問題です。

私たちが直面するこれらの問題は、
子育てと違い、ある日突然訪れる厄介な問題群です。
「わたし」が「わたしたち」になったときの
仲間を得て乗り越えることのできる様々をわたしたちはSKIPで経験してきました。
ならばこれら新たな問題も一緒に次の一歩を模索してみたい。

新たなSKIPが目指すのは多くの参加者ではありません。
忙しい日々だからこそ、学びたいときが学ぶとき、
そんな時間を自分たちで練り上げ、取り組んでいきたいと考えています。
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SKIP17(いーな)プロジェクト第1弾「SKIPで迎えるこれからの介護」

日時 2010年2月25日(木)13:00~15:00
場所 つながれっとNAGOYA(鶴舞駅から徒歩5分)
内容 第1回は座談会。SKIPのこれまでの活動を振り返り、
なぜこれからSKIPが介護なのか、それぞれの介護との距離感を話しながら、
SKIPでできることを考えてみましょう。

今後の予定
第2回 3月18日(木)10:00~12:00 読書会 「東野圭吾『赤い指』を読んで」

介護にまつわる本を読んで、感想をはなしましょう。当日参加できなくても、紙上参加などのスタイルを検討しています。

東野圭吾『赤い指』(講談社文庫)
(夫婦と思春期の息子と祖母とが暮らす、一見どこにでもあるような家庭。ある日この一家に突然訪れる殺人事件を、この家族はどのように乗り越えようとするのでしょうか。)

【下記の日程、修正しました】
第3回 4月20日14:00-16:00(名古屋伏見・NPOセンター)
    包括支援センター出前講座(交渉中)/座談会:アンケート結果から
第4回 5月14日午前
    包括支援センターに出かけてみよう!

こんな流れで取り組んでみようと思います。是非お越しください。

問い合わせ先 特定非営利活動法人SKIP 事務局 TEL 070-5641-4317

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