ほるほる

矢作川のほとりで枝下(しだれ)用水を、
徐福・百済王で中韓日の渡来人伝説を楽しむ
逵(つじ)志保のページです

宮崎県美郷町を食べよう!飲もう!

2020-05-23 10:00:58 | 百済王伝説
いろんなお店(お店だけではないけれど)が悲鳴をあげている。段階的にっていうけれど、その段に決められた側はたまったものではないだろうなとニュースを見ながら思う。
想像力が乏しいから、毎年1月の「師走祭り」で帰る美郷町は、そんなに影響受けていないんだろうなあって思ってました。そしたら美郷町も緊急事態、飲食店のクラウドファンディングがはじまっていました。見ればあそことわかる、あの人とわかる実に近い関係の方たちが大変な思いのなかにいます。

「師走祭り」のときにもうお店一軒もありませんなんてことになったら困ってしまう。せっかく美郷町を舞台にした第3回みさと文学賞の公募もはじまったというのに、その舞台の美郷町に、もうお店は一軒もありませんとなったら、小説の展開はどうなるの?というわけでさっそく下記のクラウドファンディングでわずかですが応援しました。

もうちょっと想像力を働かすと、ここはもともとたくさんのお店があって、それがひとつずつ減っていきますという都会とは違うのです。もとからもうぎりぎりの最後の線でお店があるのです。今回気づいたのは、もともとあった暮らしのなかの強弱が、コロナ禍でうんと大きな差をつけて見えてきたことです。だから微力でも応援したい、でも自分ひとりの力はあまりにも小さいので、私もと力を貸してくれる人にこういう窓口を知らせることができたらと思います。
美郷町で自分たちで窓口をつくってくれた方にお礼をいいます。このブログをご覧くださっている美郷町つながりの仲間たち、きっと既にいろんなかたちで応援しあっていることと思いますが、遠くの私たちにも地域の実情を知らせてください。

https://camp-fire.jp/projects/view/273422

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美郷と『第2回 西の正倉院 みさと文学賞作品集』

2020-05-10 23:13:52 | 百済王伝説
連日「枝下用水日記」のBlogを更新していて、こちらのブログは久しぶりです。帰ってきました−。

今日は嬉しい電話がありました。宮崎県美郷町のNさん。師走祭りのまかないで、ずっとお世話になってきた方です。師走祭りの直会は社務所にいっぱいの人が並びます。ビールや焼酎、あたたかいお汁、お刺身と人の間をぬって並べ、おかわりを用意するとき、私も腕まくりして手伝います。「つじちゃん、持ってって−」とNさんが声をかけてくださるおかげで、よそ者の私はすっかりこの祭りで自分の居場所をもてています。そういえば初めて私を見る方が、「どこぞの嫁?」と勘違いしたこともありました。

そのNさんが「つじちゃん、見たよ−」と電話をくださいました。どうやら第2回 西の正倉院 みさと文学賞表彰式の番組が地元のケーブルテレビでやっていたそうです。Nさんの話では、おつれあいが先に番組に出ている私をみつけたとのこと、その時は見れなかったので、次にやっていたときに見たということでした(何回かやっているのかな?)。師走祭りも会えなかったし、表彰式でも会えなかったしね、元気な様子がわかってよかったわといってもらえました。
昨日、ちょうど『第2回 西の正倉院 みさと文学賞作品集』が届いたところでした。やはり1冊にまとまるといいですね。本の最後に、第3回の文学賞の開催も決まったと書いてありました。この企業のふるさと納税による文学賞の試み、好評のようです。この町にちなんだ新商品も開発されたようで、早く手にしてみたいとおもっています。



それにしても、こんなふうに声をかけてくれる人があること、なんだかふんわりと自分が包まれているような嬉しさがあります。ああそういえばNさんの地区の女性有志が、同地区の大人分のマスクをつくってプレゼントしたというのをFacebookで見ましたよ(下の写真)といいました。



これは少し前の記事だったんですが、お隣さんにというのもなかなかないだろういま、地区の各家庭に大人分が配られる、すごいなあと思いました。そしたらNさんが「今度は師走の会の人たちが、子どもたちの分をつくってくれてるみたいよ」と教えてくれました。嬉しいが次にバトンタッチして、次の嬉しいを生んでいく。これは私が師走祭りに帰ったときに、「つじちゃん、おなかすいてない?」「つじちゃん、帰りは誰か乗せていく人決まった?」と気にかけてくれるのに似ています。そうだろうなあ、マスクがみんなのところにいきわたらないとなあっておもうんだろうなあ。
こんな山奥でも新型コロナの影響で、老人施設の面会が難しかったりと大変とのこと。
来年の師走祭りに変わらず元気に会えること、いまはそれを願っています。

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