最近ニュースで話題になっていますが、
高校野球の石川県大会の決勝で、０－８で負けていた星陵高校が
9回の裏に9点取りサヨナラで勝ちました。
これはマンガなどフィクションでも考えられない出来事であり、
米紙の「USA TODAY」でも取り上げられ、日本の高校野球が米紙を飾ることは異例だそうです。
世界から見てもアンビリーバボーなことで、どれほどミラクルなことかがわかります。
昨冬、このチームが考えた合言葉が「必笑」。
「必勝」をもじった言葉で「笑えば前向きになれる」「そうすれば自分達の野球ができる」ということで「必笑」に決めたそうです。
9回の攻撃に入る前、誰もが「負け」が頭にチラついたことでしょう。
その時監督は思ったそう。「笑おう」と・・・。
そして選手をバッターボックスに送り、選手達は次々とヒットを打ち９点取り、見事にサヨナラ勝ち。
この記事を見て、「笑い」は人知が及ばないぐらいもの凄い力があることを改めて感じました。
自分が最近意識して笑ってなかったなと反省です・・・
前向きだから笑うのでなく、良いことがあったから笑うのではなく、
笑うから前向きになれ、笑うからミラクルが起きるのだということを高校生達が証明してくれました。
「笑う」が一番初めなのですよね。これ結構順番間違えやすいですよね。
９回の裏の攻撃の時に監督が「笑おう」と思ったことで、監督も選手も、
負けることへの意識が途切れ、ポジティブに気持ちを切り替えることができて、
監督は、選手へ的確で前向きなアドバイスができて、
選手は、集中力が研ぎ澄まされて最高のパフォーマンスができたのだろうと思います。
心と体が一つになったときの人間って、ハンパない力を発揮し、ミラクルを起こします。
心と体を一つにさせるのが「笑い」なのでしょう。
「笑う門には福来る」
良いことがあったから笑うのではなく、
笑うから良いことが起きるのです。
みなさん、やっぱり笑いましょう！
必笑です！
明日が笑いでいっぱいになりますように！
犬と一緒に暮らしている方なら、日々体験していると思いますが、
ワンコが人に寄り添い、慰めようとする行動は、本能的なものだそうです。
ネットで素敵な記事を見つけました。
【転載開始】
犬を飼っている人なら、自分が落ち込んだ時、悲しい気分の時、
犬がそれを悟り、そばに寄り添い、慰めてくれることを知っている。
最新の研究によると、犬は自分の飼い主だけでなく、悲しんでいる人なら誰に対しても
慰めようとする習性を持っているという。
犬は本能的に人間の痛みを和らげようと考えているようだ。
ロンドン大学ゴールドスミス校の研究者らは、様々な犬種１８匹を飼い主のいる部屋と
全く知らない人がいる部屋に招き入れ、部屋に居る人々に、突然悲しみながら泣いたり叫んだりするよう指示した。
その結果３匹の犬を除いた１５匹の犬は、自分が夢中になっていることをやめてでも、
人間に寄り添い、彼らに触れるという行動をとったという。
それは飼い主に対しても知らない人に対しても同様の態度で行われた。
比率にすると84％と、１０匹に８匹以上の割合で、犬は人を慰める行為をするのだ。
実験を率いたジェニファー・メイヤー氏は、「これらの犬の行動は、誰かを慰めために抱きしめたり、
おもちゃを与えたりする人間の幼児（3～4歳）と同等の対応である。
1、2歳の小さな子どもは、誰かが泣いていれば一緒に泣きだすが、慰めようとしない。
故に犬の行動は、人間が成長するに従って得る、社会的な精神の成熟の現れである。」と述べた。
今回の実験において、もっとも若かった生後8カ月のラブラドールは、知らない誰かが泣くフリをするまでは、
自分の尻尾を追いかけるのに夢中だったが、その人が泣きだすとすぐに反応し、
その肩に優しく前足をかけたという。
飼い主だろうが他人だろうが、誰かが泣くとほとんどの犬が静かに近づいて、
従順に癒しを与えるような行動を示した。
犬は飼い主の要求に応えるのではなく、飼い主を含んだ人間の感情に深く同調し、
悲しみを共有しようとしているのだ。
犬が人間の感情に敏感なことは、昔から知られていたことだが、
それを証明する為の科学的な研究はそれまでに行われていなかった。
「犬は人間の理解できる言葉を持たない為、彼らが何故人間の悲しみを理解できるのか、
癒してほしいときにそばに来てくれるかはわかっていない。
それを解明することが今後の研究課題である」とジェニファー・メイヤー氏が述べている。
【転載終了】
犬だけでなく、他の動物達も同じような本能を持っている気がします。
人間も、例外ではありません。
本来、誰もが「癒す力」を持っていながら、ストレスなど様々な要因で忘れてしまっていて、
ワンコ達は私達に「純粋に人を思いやる心」「癒す力」を思い出させようとしているのかもしれません。
