年が明けたのに、今頃 christmasの事
我が家でのクリスマスプレゼントと誕生日プレゼントは、イエス様からもらうことになっている
クリスマス及び誕生日が近づくと、息子は、真剣にイエス様に欲しいものの祈りを熱心にしている。
それはとっても良いことなのだが、一つ難点が・・・
小4になって、「オレの欲しい物は、イエス様さえわかればいいんだから、お父さんやお母さんには教えない」と言うようになってきてしまった。
それまでは、「何が欲しいってイエス様に祈ったの?」と聞くと、「○○か△△か□□」ときちんと教えてくれていたのだが、だんだんリクエスト内容は、お父さん達に言う必要はないという考えが出てきたよう。
昨年のクリスマスが近づくにつれ、どうにか聞き出さねば・・・と「ねえねえ、イエス様に何を祈ったの??お母さんだけに教えてくれてもいいんじゃん」としつこく聞き出そうとするが、相手もなかなか手強い。
ある夜、布団に寝ながらやっと「う~ん、仕方ないなあ。じゃあお母さんだけに教えてやるか」と言って、祈っていた3つのものを教えてくれた。
その3つとは・・・ やっぱり私の勘通り『ゲームソフト』
まだプレゼントの内容を決めていなかった私は、やっと聞きだしたそのゲームソフトの名前を必死に頭に叩き込んで、息子が眠った時に起き出して、手帳にゲームの名前を書きとめた(そのソフトの名前も、難しくてなかなか覚えずらいのだ
)
う~~ん、やっぱりゲームソフトしかないか・・・と思い始めていたある日
あるお店を通りかかった時に、あるものが目に飛び込んできた。
それは、
そうだ、プレゼントに自転車がいいんじゃない
ずっと乗っている自転車は、保育園年中で乗れるようになった時に初めて購入したもので、18インチのものをもう6年間も乗り続けており、体も成長しているため、大分ムリはきていた。
よっしゃ~
やっぱ自転車だ~
主人と目で合図 【自転車に決定だな】と。
息子も、たまたまお店で見た、24インチの自転車に大分興味を持ったようだった。
そこからが大変。。。
自転車に決定したものの、なかなか買いに行く時間がとれず、とうとう12月24日まで来てしまったわけで。
12月24日
もう今日しかない。
てなわけで、24日の午後、息子のことは主人に監視させ、私は1人で自転車の目星を付けに行ったのである。
1軒目の店で、デザイン・色共にカッコイイ自転車を見つけ、色選びも散々迷ったあげく、【他の自転車の店でも値段や色を比較せねば】と他の店にも確認に行った。
そして、1軒目の店で目星をつけた自転車を携帯の写真でとって保存し、他店との比較を行なった。
数軒周り、いろいろと比較した結果、やはり一番最初に見たお店が一番デザインと色がかっこよかったので、そこで購入することに決定
購入後、今度は家に納品する番となった。
お店を出る時に主人に、「今から自転車を運ぶから、息子をどこかに連れ出して」とメール。
ちょうどいい感じで、家には息子が不在となり、私は必死で自転車の隠し場所を考える。
お店で24インチの自転車を車の後部座席に入れるときも苦労したが(店員さんが手伝ってくれた)、家に帰ったら今度は誰も手伝ってくれない・・・私1人でこの自転車を車から降ろすのか・・と。
24インチの自転車は、大分大きいため、向きを変えながら車の荷台を倒したうえで乗せてある。
店員さんと苦労しながら乗せたのに、降ろす時は一人かよ~~
と独り言が多々。
正直、車に乗せる時よりも降ろす時の方が大変
どうにかやっと降ろしたが、今度はいったいどこに置くか・・・やっぱり2階でしょとのことで、息子がほとんど入らない部屋に自転車を入れることとした。
そして自転車を抱え、いざ2階へ
抱えるといっても、24インチの自転車は重すぎた。それに階段も狭くて、最後の頃は軽度のカーブ
変な姿勢になりながら、「う~~ くるじい
だずげで~~」とまた独語の世界へ。
どうにかやっとの思いで、2階へ運び、万が一のことを考え、シーツをかけて隠し、部屋のドアを閉め見えないようにセッティングぅ。
あ~疲れた。。。やっと隠し場所に置くことができた。 マジ疲れたーーーーー
そして、すべて完了したので主人にメールし、何事もなかったかのように息子を玄関で出迎える。
そ・し・て 息子も寝静まった夜中。
よなよな夜中起きだして、今度はどこに置けば息子がこのプレゼントを喜ぶかを考える。
朝、あまりのワクワクに、起こされずとも起きてくるであろう息子が、どこで自転車を見れば一番驚くかを何度も考える。
【玄関か、廊下か、それともリビングか】
う~む
やっぱり朝起きて、枕元にプレゼントがなければ、息子がまず向かう部屋はリビングのはず。
ってことは、やっぱり
もリビングだな
と考えたまではよかったが、2階から自転車を1階まで運ぶという大事業が残っている。
それも 下り坂だ
下り坂は自転車の重さゆえに、自転車から手をパッと離したい衝動に何度もかられ、「ここで手を離したら、最高に派手な音を出して1階廊下に激突・・・。そうなったら、私の今日一日の苦労が水の泡・・・。よ~しラストスパート、しっかり運ぶぞーー
とゆっくりやっとの思いで降ろすことができた。
そしてリビングに置き、イエス様からのメッセージカード(ここ最近、息子は「なんかイエス様からの手紙って、お母さんの字に似てるんだよね~」と言い、それまで気づかれずに必死でやってきた努力をあやうく水の泡にしてしまいそうに)を入れて、自転車にリボンを装着
。
『よっしゃ~
準備万端
』と自己満足の世界。
大事業を終えた私は、再びぐっすり眠りの世界へいざなわれていったのです
そして、25日の朝。
それも朝6:00過ぎ。
息子が、寝ている私に小声で「お母さん、すっごい物がリビングに置かれてあったよ
。」と興奮する思いを抑えながら(私がまだ熟睡中だったため)、私に話す息子。
「何が置いてあったの?」と聞くと、「すっごいかっこいい自転車だよ
」と。
「それは、り○○がイエス様に祈っていた物だったの?」と聞くと「オレが祈っていたものとは違ったけど、すっげぇかっこいいやつをイエス様にもらっちゃったよ
」とうれしそう。
そして、「でも家の鍵も雨戸もしまっていたのに、イエス様はどうやってリビングに運んだんだろう
」と。
「う~ん、どうやったんだろうね
」と言うと、「あっそうだ、神には何もできないことはない
って聖書のみことばに書いてあるじゃん。だからリビングに運ぶことも簡単にできたんだよ
」と。
この自転車は、イエス様が自分に与えてくださったものだ、と心から疑わずに信じる ということは本当に祝福だと感じた次第です
そしてイエス様からいただいた、自転車のプレゼントはこれ
ギアが6段階、ブルーとグリーンのコントラスト等、息子にとっては最高のイエス様からのプレゼントでした
そして母は、今までで一番苦労した クリスマスとなりました。。。。。