今現在、次の愛車、どれにしようか?迷ってます。
その話は置いといて、久々の愛車遍歴です。
前のこのタイトルが2年3ヶ月前でした。
では・・・
プレリュード。
私が乗ってたのは二代目、AB型と言われてたヤツです。
リトラクタブルヘッドライトに低車高のフォルム。
当時は究極のナンパ車って言われてました。
フェンダーミラーでしたが(懐かしい)ドアミラーを後付けしました。
クルーズコントロールが装備されてましたね。
走りは・・・
今と比べたら非力でした。
エンジンはCVCC1.8リッターSOHC12バルブのツインキャブエンジン。
4気筒なので1気筒に3バルブ。
記憶では吸気2バルブ、排気1バルブだったと思います。
それよりもこの車の一番は見た目でした。
この手の車、当然の様にAT車がメインです。
ところが当時の私、車はMTでしょ!主義。
リセールバリューも考えずMT車を選択。
この車、悪い意味で思い出たっぷりな車でした。
そんな思い出を少々。
この車に限らずマイカーを仕事に供出してました。
なので駐車場、任意保険代は5/7の補助が出てました。
1週間のうち仕事で5日使うからです。
当然ガソリン代も出ます。
なので仕事上のトラブルが多かったですね。
トラブルその①
長崎で購入して佐賀へ異動2年頃でしょうか?走ってるとパタリとエンジン停止。
ガクッと車が急停車するのではなく惰性で走る。
そのままイグニッションを回すとエンジンが回りだす。
おかしいな〜、今度ディーラーに持って行こう!って思ってた朝。
仕事で代理店に行った後信号待ちで停車。
と同時にパタリとエンジン停止。
いつものようにエンジンを掛けようにも掛からない。
唯一、ラッキーな事、止まった向かいが自動車修理工場。
工場の方々に手伝って頂き押して工場へ。
即入院。
夕方には詳細判明。
タイミングベルトがオイルですり減って噛まなくなってる、その為にエンジンのヘッドがバルブを突き破っててバルブが変形してる、との事。
4気筒のうちの1気筒だけです。
見積もり修理費は10万円程度。
その頃の10万円は大金ですよ。
結婚したばかりだし。
同僚に愚痴ったら、ダメ元でホンダの客相に電話してリコール扱いにならないか相談したら?って。
早速、電話したらけんもほろろな扱いでした。
数日で退院。
それから数ヶ月が経ったある日、新聞を読んでたら社会面に小さな記事。
【ホンダ車、リコール】
エンジンのガスケットか何かがダメで、エンジンオイルが漏れタイミングベルトを磨耗させエンジン故障に繋がる・・・
モロ私の症状やんか!
直ぐにホンダに修理費返して貰えるでしょの電話。
ここでもけんもほろろの対応。
ディーラー直営の工場でないとダメとか色々と渋られ結局は支払い拒否!
それ以来ですね、私の家訓に
【決っしてホンダの車は買うな!】
が加わったのは。
トラブルその②
それから数ヶ月して7月1日。
この日は会社の創立記念日でお休み。
ゆっくり起きて、賃貸マンションの5階のカーテンを開けるとビックリ!
辺り一面、海!って思った程の水害。
佐賀は大きな平野で水捌けが悪い土地。
それに加えて田んぼが多くクリークが張り巡らされてます。
大雨でクリークが溢れてると水の行き場が無くなってしまいます。
しばし唖然として、ハッと気づきました。
車、どうなってる?
急ぎ1階の敷地内の駐車場へ行くと、当然の様に水が上がってきてます。
20㌢〜30㌢水が来てました。
マンションの裏の駐車場の横はどぶ川。
そこはアメリカザリガニが大量に発生してるんですが、アメリカザリガニが駐車場内を泳ぎ回ってました。
当然、車内まで水が入ってます。
車高は関係ないですね、周りの車も同様。
取り敢えずエンジンを掛けてみるとOK。
マフラーからエンジン内に水が逆流しないようにビニル袋を被せて輪ゴムで留めて、の応急処置以外は何も出来ない状態。
翌日には水が引いたので、ドブ水をかき出し、フロアマットを外し、車内を消毒して・・・
暫くはドブ臭かったですね。
もっと酷い所もあった様で、水に浸かりダメになった高級車も多かったです。
それから1月半後の夏休み。
佐賀から兵庫へ夜中のドライブ。
快調に走っていたのですが岡山市辺りで異常発生。
ヘッドライトがみるみる暗くなる!エアコンから緩い風しか出てこない!
と思ってるとエンジン停止。
これまたラッキーな事に、止まった横がガソリンスタンド。
スタンドin。
直ぐにケーブル直結するとエンジンは掛かる。
でも直ぐに止まる。
ガソリンスタンドの方曰く「ダイナモだね。」
取り敢えずバッテリーを充電してもらい店内で仮眠。
明け方に誰かが肩を叩く。
目を覚ますと、そこに立っていたのは熊本に住む、神戸出身の同期の社員。
彼も帰省中でした。
車好きで、鳥栖辺りで合流して兵庫県出身の同期3名でツルんで九州から兵庫まで帰ってました。
夏休みだったのでディーラーは休み。
スタンドの方にリビルト品の店を紹介して貰いました。
ラッキーな事に部品は見つかり、修理工場を紹介して貰い、午前中には車は回復。
その間、ずーっと同期の連れは付き添ってくれました。
充電してたバッテリーが空になると車は止まりますから。
原因は水没でした。
そんなこんなでこのプレリュードには結構な期間、乗り続けてました。
そして佐賀から福岡に異動となった時にあの湾岸戦争が起こったのです。
プレリュード編はこんな感じで終了。
もう一度書きます。
我が家の家訓・・・
【決っしてホンダの車は買うな!】