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遺伝子操作によって人は25歳になった瞬間から老化が止まり、左腕に埋め込まれたボディ・クロックが余命時間を刻み始める。限られた一部の“富裕ゾーン”の住人が永遠の命を享受する一方で、圧倒的多数の“スラムゾーン”の人々は余命1年間。時間が流通通貨となり、生き続けるためには、日々の重労働によって時間を稼ぐか、他人からもらう、または奪うしかないという設定はむちゃくちゃ面白い。
近未来か別の世界か。そこではお金の代わりに“時間”が通貨として売買されている。25歳になった時から体内時計が余命の時間を刻んでいく。スラムゾーンに住む青年ウィルは余命あと23時間だが、偶然ひとりの男から100年分の時間をもらい、富裕ゾーンに入りこむ。そこでは、半永遠の命を持ち贅沢な生活を送る人々がいた。ウィルはそこで富豪の娘シルビアと知り合う。しかし、時間の秩序を守る監視局員たちがウィルを追跡していた。

みんなが25歳で止まってしまうから、↑のように、左から母方の祖母・母・娘と言うことになる。
お話しのはじめにジャスティン・ティンバーレイク演じるウィルと同居する女性が出てくるが、普通なら恋人でしょ、しかしこの映画では同い年で成長が止まった母親やからね~、ややこしい。
と言いながら、映画全体ではそこが徹底されていなくて、キャスティングでは25歳というテーマでは思いっ切り外れた役者も多くて、ちょっと待ってよってな感じで。
貧困ゾーンと富裕ゾーンのボーダーもお話しが進んで行くにつれ曖昧になっていき・・・。
切り口は良かったのに、あ~あ。

格差社会の底辺の人間は生きることだけに汲々としていて、富裕層は自分の富をさらにさらに増やしていくチャンスや時間や才覚があって、富裕層と貧困層の差は広がりはしても縮まることはない、一方、再チャレンジの困難な社会は一度堕ちてしまうと再び這い上がることは出来ず、さらに雇用格差・所得格差の拡大が進んでもいて、安倍晋三さんという総理大臣は「再チャレンジが出来る社会」をと政策で謳ってみたが未だそうならず、今では成り上がるということのお話しどころか、底辺の底止め・底上げが喫緊の課題であって、そんな格差解消は日本だけの問題ではなく世界的な問題で、これが「1%の富裕層と99%の貧困層」という21世紀のデモクラシー的な運動にまで拡大している昨今。
この映画も後半では、もうちょっとすっきりと整理してそして問題提起してそして斬新な映画ならではのオピニオンをメッセージとしてくれたらいい映画になったのに~ということで、安倍内閣みたいになってしまった。
前半、せっかくしっかり大きく風呂敷拡げたのに、その風呂敷がうっかりしていたら風に吹かれてどっか行っちゃったので、しかたないから幸せの黄色いハンカチを振っといた~ではねえ・・・・残念。
と言いつつ、マンマ・ミーアでは新人ながらメリル・ストリープと堂々と張り合った、しかし赤ずきんではなぜか蛙に見えたアマンダ・サイフリッド、この映画では何をしてもなぜか愛くるしかった~、だからぜ~んぶ許しちゃうけどね~ハハハ-O(≧▽≦)O ワーイ♪
蛇足ながら映画の出来は横に置いといたとして、どっちにしても不老長寿というのにはちっとも魅力を感じないけどね、自分は。
露骨に、時は金なり=金は時なり、でしたね(苦笑)。
早起きは3文の得~~
そうですね。おちおち寝ていられませんね(笑)
ではでは☆ありがとうございます。
なぜそうなったのかの仕組み、ウィルのお父さんのこと、そしてこれからどうなるのか、そのへんが知りたかった。
何の解決にもなってないし、謎もわかんないままだし、えーーーー!と、がっくりでした。
男性陣はアマンダちゃんのボンキュの見所はあったようですが、思いっきり肩透かしを食らった感、満々です。
後半の展開には、色々と突っ込みどころもあるでしょうけれど…
これは、アマンダ・セイフライドの魅力にやられちゃう映画ですね。
そうとう進化した社会のようなのに、工場設備は前近代的で、携帯電話さえもない。
入り口から違和感でした。
>男性陣はアマンダちゃんのボンキュの見所はあったようですが、
そこも実はちょっと微妙で欲求不満・・・ヾ(・ε・。)ォィォィ
ウィル、あんだけ強くて度胸があって、ということならあの世界でもっとのし上がってもいいのにね。