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【メモ】公的年金財政状況報告 -令和4(2022)年度-

2024-05-14 | 書記長社労士 社労士
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公的年金財政状況報告 -令和4(2022)年度- (ポイント)

 「公的年金財政状況報告」は、社会保障審議会年金数理部会が、公的年金の毎年度の財政状況について、公的年金の各制度・各実施機関からの報告に基づき、専門的な観点から横断的に分析・評価を行った結果をとりまとめたもの。


1 公的年金の収支状況 (報告書176~181 頁参照)
 公的年金制度全体でみると、令和4(2022)年度は、運用損益分を除いた収入総額54.6 兆円、支出総額53.7 兆円であったことから、運用損益分を除いた単年度収支残は0.9 兆円のプラス。また、運用損益は3.5 兆円のプラス。
その結果、年度末積立金は前年度に比べ4.4 兆円増加し、250.5 兆円。

2 公的年金の財政状況の評価 (報告書298 頁参照)
 令和4(2022)年度までの実績と令和元(2019)年財政検証の前提や将来見通しを比較するだけではなく、長期的な財政の均衡の観点から評価。

○ 国民年金第1号被保険者数は財政検証の見通しを下回り、厚生年金被保険者数は上回る状況が続いていることが確認された。また、令和2(2020)年度、令和3(2021)年度を中心に高い運用収益となった結果、積立金の実績が将来見通しを上回っていることが確認された。
 一方で、令和元(2019)年以降の合計特殊出生率は、平成29(2017)年人口推計注における出生中位と出生低位の仮定値の間に位置し、出生中位の仮定値との乖離は更に拡大していることが確認された。
○ これらの将来見通しからの乖離が、一時的なものではなく中長期的に続いた場合には、年金財政に与える影響は大きなものとなる。
○ 年金財政の観点からは、人口要素、経済要素等いずれも短期的な動向にとらわれることなく、長期的な観点から財政状況の動向を注視すべきである。
注 新たな将来推計人口(令和5年推計)が公表されているが、ここでは、令和元(2019)年財政検証の基礎となった平成29(2017)年人口推計における仮定値と比較している。

ポイント[PDF形式:163KB]https://www.mhlw.go.jp/content/12501000/001245178.pdf
概要[PDF形式:1011KB]https://www.mhlw.go.jp/content/12501000/001245179.pdf
第1章[PDF形式:1.2MB]https://www.mhlw.go.jp/content/12501000/001245180.pdf
第2章[PDF形式:1.9MB]https://www.mhlw.go.jp/content/12501000/001245181.pdf
第3章[PDF形式:1.4MB]https://www.mhlw.go.jp/content/12501000/001245182.pdf
付属資料[PDF形式:3.3MB]https://www.mhlw.go.jp/content/12501000/001245183.pdf

・公的年金各制度の財政収支状況 https://www.mhlw.go.jp/haishin/u/l?p=0zX5jQ5jTIcbTixBY
・公的年金制度一覧 https://www.mhlw.go.jp/haishin/u/l?p=E_U5Tc6jjEfbju2BY

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