【=19 うち今年の試写会2】 完徹明けの昨夜、昼寝をせずに夜は20時にベッドに入ったら、なんと朝6時まで一度も起きること無く熟睡!俺もまだまだ若い!?
警視庁捜査一課の刑事・浅間は警察庁の科学捜査機関「特殊解析研究所」に所属する天才科学者・神楽龍平と出会う。神楽は事件現場に残されたDNAから犯人の特徴、身元までを特定できるDNA捜査システムを開発していた。このDNA捜査システムの開発者・蓼科早樹と兄が殺されるという事件が起き、残されたDNAを解析した所、犯人は神楽龍平だという結果が…。「調べたいことがある」と言い残して神楽は逃亡。浅間は彼を追う事になる。
全国民のDNAを元にした犯罪捜査システムが構築された近未来を舞台に、身に覚えのない殺人容疑で追われることとなった天才科学者を主人公にした東野圭吾原作のミステリーの映画化、原作は未読だけど絶対に原作は良かったのだと思う( ̄∇ ̄)
前1/3、物語の導入部は出来は秀逸、「豊川悦司演じる現場叩き上げで豊富な経験を持つ敏腕刑事浅間玲司vs二宮和也演じる検挙率100%・冤罪率0%といわれる警察庁に新設された特殊捜査機関特殊解析研究所の天才科学者神楽龍平」いうストーリーのコアな部分を、美術にしろ演出にしろ、脚本にしろ、キャスティングも含めて完璧に描いていて、ほんまに前の席を乗り越えてしまうくらい前のめりに物語の中に入っていってしまう!ヾ(@^▽^@)ノ
しかしながら、現場に残されていたDNAデータの分析データから容疑者として特定されたのは神楽自身だったってなところからの逃走劇のあたりからちょっとダラダラ、東京の警察官って世界で一番間抜けやないか的なあり得ない出し抜かれ方やツメの甘い追いかけっこに、わざわざ山梨ナンバーのパトカーに乗り換えて怒濤の追跡をするけど、しかし天才科学者はいつ練習したのだと突っ込みたくなる巧みなバイクテクによって逃げ切られてしまうという取って付け過ぎなカーチェイス、などなど無駄な時間が浪費されていく。
その中盤の部分に本作のテーマの根幹となる重要な要素がいくつか示唆されるのだけど、そこはあっさりと掘り下げもなくさらっと扱われていて、ますますくだらない追跡アクション劇の無駄な時間はなんだったのかとがっかりしてしまう・・・
しいていえば、防犯カメラを駆使して容疑者を追い詰める手法ってのは興味深かったが、それさえ道化に思えてしまうようなつまんない状況だった、o( ̄ー ̄;)ゞ
そんな状況での最後の1/3、もうほとんどネタバレしてしまっていて興醒めしているところに無理矢理味付け・後付けのトッピングをしつこくしつこく「これでもか!これでもか!」と、しかも映像的に描くのではなく、だらだらと説明でぶっ掛けれて「もういいわ~!」
そもそもそんな映画ではなかったはずでしょう・・・(_ _;)
「ニノを愛でる」人には大満足であろう、しかし一方、自分の場合は 杏と水原希子という美女で癒やされたのだ~って部分だけは大満足。
でもね~、豊川悦司と杏に挟まれた二宮和也の図、CGでも使ってなんとかしてやれよ~ww
いたたたた!
あちらの国では、トムちん映画の時は、共演者やその他の方を大体小さい人にするそうですが、その辺の優しさのかけらもなかったですねえ。
ニノ愛でタイプですが、明らかにミスキャストだと思いますよ、二ノも含めて。
追っかけっこになってから、まったくトーンダウンでした。
>あちらの国では、トムちん映画の時は、共演者やその他の方を大体小さい人にするそうですが
そうなんですか!ありですね!
7月末に山形に旅行に行くことになりました。
自由時間があるかどうか今のところ未定ですが、でも楽しみ!