我が家は淀川のスーパー堤防の上に建っているマンションの川側の8階。
そういえばこの夏、夕食にお鍋をやった日以外にクーラーは一度も使っていない、寝室もだ。
扇風機だけで平気、昼間だと俺ならさすがに我慢できないかも知れないけど、妻は別にへっちゃらだそうだ、省エネな我が家。

【
=41 -8-】 TOHOシネマズ1か月フリーパスポート15本目、最近スペイン映画好きだ、脳天気なイメージのスペインなのに映画はやけに暗く重い。
スペインのバルセロナに暮らす男・ウスバルは、妻・マランブラと別れ、男手一つで二人の子どもを育てていた。彼はアフリカ系や中国系の不法移民たちへの仕事の口利きや、警察への仲介などで収入を得ている。ある日、彼は病院で自分が末期ガンで、余命二ヶ月の宣告を受ける。しかし、そのことは誰にも告げず、子どもたちに少しでも金を残そうとしていた。マランブラとも再び同居を始め、彼は死の準備を整えようとするのだが…。

やはり重い重い映画だった、子どもたちのために非合法な仕事にまで手を染めつつ懸命に生きる父親の姿が痛ましい。
しかし世間はそうは甘くない、厳しい現実と日々対峙して生きている父親にさらに追い打ちを掛けるように、余命二ヶ月の宣告、死の恐怖と闘いながら、この世に悔いを残さないで死んで行くにはどうしたらいいのかの辛く苦しい模索が描かれる。
彼が「この世に悔いを残さない」で死んでいくために、切ないくらいにいろんなことをするのだけど、それが哀しいくらいに裏目に出てさらに彼を打ちのめす。
観ている方もどんどん打ちひしがれていってしまうねん・・・(´Д`|||) ドヨーン

主人公のウスバルは、恐山のイタコさんみたいに霊的な力を持っているようで、死者の口寄せが出来るようだ。(この世に悔いを残した死者のその悔いを聞いてあげて、成仏させてやるという能力のようだ。)
その彼の能力のせいで、この映画の辛さ悲しさやるせなさを何倍にも増してしまう。
しかし素敵なエンディングのおかげで自分は救われた、いや、救われた以上に、自分もあんなふうに死んでいけたらいいな、なんてことまで考えてしまった。
生きるってことは、結局は「終わりよければすべてよし」なのだ、自分にとっても家族にとっても、だとやはり思った。
そういえばこの夏、夕食にお鍋をやった日以外にクーラーは一度も使っていない、寝室もだ。
扇風機だけで平気、昼間だと俺ならさすがに我慢できないかも知れないけど、妻は別にへっちゃらだそうだ、省エネな我が家。

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スペインのバルセロナに暮らす男・ウスバルは、妻・マランブラと別れ、男手一つで二人の子どもを育てていた。彼はアフリカ系や中国系の不法移民たちへの仕事の口利きや、警察への仲介などで収入を得ている。ある日、彼は病院で自分が末期ガンで、余命二ヶ月の宣告を受ける。しかし、そのことは誰にも告げず、子どもたちに少しでも金を残そうとしていた。マランブラとも再び同居を始め、彼は死の準備を整えようとするのだが…。

やはり重い重い映画だった、子どもたちのために非合法な仕事にまで手を染めつつ懸命に生きる父親の姿が痛ましい。
しかし世間はそうは甘くない、厳しい現実と日々対峙して生きている父親にさらに追い打ちを掛けるように、余命二ヶ月の宣告、死の恐怖と闘いながら、この世に悔いを残さないで死んで行くにはどうしたらいいのかの辛く苦しい模索が描かれる。
彼が「この世に悔いを残さない」で死んでいくために、切ないくらいにいろんなことをするのだけど、それが哀しいくらいに裏目に出てさらに彼を打ちのめす。
観ている方もどんどん打ちひしがれていってしまうねん・・・(´Д`|||) ドヨーン

主人公のウスバルは、恐山のイタコさんみたいに霊的な力を持っているようで、死者の口寄せが出来るようだ。(この世に悔いを残した死者のその悔いを聞いてあげて、成仏させてやるという能力のようだ。)
その彼の能力のせいで、この映画の辛さ悲しさやるせなさを何倍にも増してしまう。
しかし素敵なエンディングのおかげで自分は救われた、いや、救われた以上に、自分もあんなふうに死んでいけたらいいな、なんてことまで考えてしまった。
生きるってことは、結局は「終わりよければすべてよし」なのだ、自分にとっても家族にとっても、だとやはり思った。
重い 力強い作品でした
たしかに、最後の終わりは素晴らしかったですね
心にどーんと来る映画、最近ではどうもスペイン映画です。
そもそも自分のイメージにあるスペインとは真逆ですが。