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その時に思ったことを今日の記事にしようと思っていたけど、時間がなかったのでその記事は先送りに、今日仕事が早く終わったのでついつい立ち寄って見てしまった映画のレヴューを。
レヴュー書けるなら本題書けるやんという意見はあるけど、真面目な記事を書こうと思うと間違いがないように慎重にならなくてはいけないので、あんまお気楽には書けないのだ。

近未来、人類の98%は自らの身代わりとなる“サロゲート”というロボットを日常生活に使用していた。ある深夜、青年と若い女性がクラブ前で殺された。その二人は実はサロゲートで、眼球を破壊され、IDチップも黒こげになっている。FBI捜査官のグリアーとピータースが女性のサロゲートの持ち主を訪ねると、太った男が目から血を流し死んでいた…。サロゲートの破壊により持ち主まで死んでしまうという、未曾有の事件が発生した。
予告編を見た限り、B級の香りがプンプンとするヾ( ̄▽ ̄;
あんまり観るつもりはなかったのだけど、今日仕事終わった時間からもっともロスなく観れる上映時間だったので選択した。
しかし良かったよ~観ておいて。
89分の短い映画だけど、見事にピタッと尺に合っていて、潔く無駄なく全てを描ききっていた。

近未来、ターミネータにかぶりがちなシーンが多いのでそこが気になるが(笑)、しかしほんとうにありそうな世界を描いていてかなりリアル、そして登場人物たちのアンドロイド風特殊メイクがさらにリアルで怖い。
ブルース・ウィリスにこんな映画をやらしたらやっぱり絶品だ、しかしそれに増してブルース・ウィリス演ずるFBI捜査官グロアーはじめ他の主要な人物のキャラクターの作り込みがしっかりしているので、感情移入がし易いのも、気が散らずによい。
だからサスペンスとしてどっぷりのめり込めるのでかなり上出来、そのうえ人間とロボットが一体化した世界はとってもヴァーチャルで、生身の人間同士の触れあいの大切さ、人間としてなにが幸せなのか、そもそも人間って何なのか、さほどウェットではなく説教じみてもなく、でもつくづく考え込む。
巧みな映画、こういうシンプルな映画が好きなんだな~。
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