劇作家広島友好・シアターボトム

劇作家広島友好です
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第3回西の風戯曲賞・2025より募集

ぼちぼちと

2013-03-30 11:46:40 | 日記
ぼちぼちと書いております。

そろそろ動き始めねばと思っておりますが。

先日、芸能アンサンブル若駒さんの「ずっこけ狂言」を観ました。

一つは、狸の親子が酒のご招待に近くの狸を招くというもの。
もう一つは、「ぶす」でした。

子どもたちもよく笑ってました。

カーテンコール後にやられた南京玉すだれが上手でした。
こんな風にやられると面白いのだな、と再発見しました。

芸を磨いておられる感じで、元気をいただきました。

☆☆☆

先日書いた卒業式のエッセイが、息子の高校の職員室に貼ってあるらしい。
他でも、時たま、そういったことがあるようだ。

国語の先生が、「お父さん文章がうまいね」と言ってくれたらしい。
なんだか面映い。

自分が高校の頃に、国語の先生に褒めてもらいたかったなァ。
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久しぶりに

2013-03-24 12:08:51 | 日記
6月に、な、なんと、ダンスのプログラムに出る予定。

もう少し足を鍛えておかねばと筋トレをちょっとだけ増やした。
したら、久しぶりの足痛。トホホ。

次の日、長生炭鉱のフィールドワーク。
足の痛みが引かないので、どうしようかと迷っていたが、えいやっと出かける。

久しぶりに刻む会の方々と会う。
約2時間の行程。
新しい話も聞けた。
足も何とかもった。

「11月の再演の話は進んでますか」
と聞かれたが、どうでしょうかね?

夜は家族3人で、久しぶりに外食。
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詩劇「黒い石の花」

2013-03-21 21:58:21 | 日記
数年前に書いた詩のような、劇のような作品です。
二年前の「美の種」で上演。


   黒い石の花
          広島友好

女 いつ……、戻ったの?
男 さっき……。ずっと前から……。
女 さっき……。ずっと前から……。気づかなかった。ちっとも。
男 ぼくは、影だから。きみの。
女 影……。わたしの……。お帰りなさい。あなた。

男 歳を取ったね。きみ。
女 重ねたのよ、歳を。シワのように。幾重にも幾重にもシワのように。
男 ああ、なぜだろう。きのうなのに。きみと別れたのは。
女 あなたの一日が、わたしの十年。
男 きみの十年が、ぼくの一日。
女 わたしの十年が、二十年が、わたしの三十年が、わたしの、わたしの……
男 ぼくの一日。ぼくの一日……。

女 暗いの、そこは? 底は、真っ暗なの? あなたのいるそこは?
男 暗いけど、暗くない。花が咲いているから。黒い花が、光を出して。
女 黒い花の光……。
男 プレゼントだよ。きみへの。石の花。
女 いらない。
男 なぜ?
女 黒い石の花のために、旅立ったのだもの、あなたは。
男 ぼくが? この花のために? この黒い石の?
女 ええ、黒い石のために。黒い石の花を彫るために。底のそこへ、行ったのよ、あなたは。そして二度と戻ってこない。

男 ぼくはね、きみに告げなければならない。
女 なにを? わたしに?
男 ぼくは出会った。黒い石の花の女王に。
女 ああ!
男 真っ暗闇の底のそこで。黒い石の花びらに埋もれながら。
女 わたしは呼んだ。あなたの名を。声を限りに。
男 きみを想う、ひとりぼっちの絶望の中で、ぼくは。
女 わたしは呼んだ。あなたの名を。左の乳房を叩きながら。まだ胡桃のような堅い乳房を叩きながら。
男 ぼくは出会ったんだ。石の花の女王に。恋したんだ。あのとき。あの人に。
女 ああ! やっぱり!
男 だから、もう、戻れないよぼくは。
女 一年に一度さえ?
男 ああ……。ぼくは石工、石の花を彫る。
女 あなたの命日でさえ?
男 ああ……。ぼくは石工、黒い美しい花を彫る。
女 真っ暗闇の底のそこで? いつまでも? いつまでも?
男 ぼくは幸せを見つけたんだ。底のそこで。永遠に。
女 幸せを見つけたというのあなたは? 光を……見出したと?

男 贈り物を受け取っておくれ。そしてぼくを忘れておくれ。
女 ああ。
男 石の花だよ。黒い石の。闇の底のそこに咲く。ぼくが彫った美しい花だ。
女 いらない。わたしは。
男 でも。
女 わたしはシワをまたひとつ折りたたみ、帰らないあなたが、帰るのを待つわ。
男 ぼくは旅人。地の底の旅人。もう戻らない。
女 わたしはまたひとつシワを折りたたみ、折りたたみ……四十年、五十年……
男 ぼくは旅人。もう戻らない。
女 折りたたみ、折りたたみ……シワだらけの老婆になり、シワだらけの……
男 ぼくは戻らないよ。二度と。再び。
女 老婆になればなるほど、あなたを想う気持ちは、シワひとつない少女であり続ける。
男 さよなら、ぼくの恋人。さよなら。
女 あなたを想う気持ちはシワひとつない少女であり続ける。
男 さよなら。
女 石の花を持って帰って。この黒い石の花を!
男 ……。
女 黒い石の花を……!
男 ……。

女 シワとシワを伝わって、迷路のように、迷子のように、こぼれ落ちる、いえ、こぼれ落ちない、わたしの涙……。少女のような……。

男 恋人よ。お手紙を差し上げます。
  闇の底のそこから、あなたへ。
  さよなら さよなら
  お手紙を差し上げます。
  ぼくを忘れないで下さい。
  決して忘れないで下さい。
  でも、涙は流さないで下さい。
  いつまでも笑っていて。
  黒い石の花びらのように。
  黒い石の花びらのように。
  さよなら さよなら



                  (おしまい)
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ぼちぼちと

2013-03-19 12:48:48 | 日記
ぼちぼちと書いております。
鴨のような歩みです。

時たま飛びます。なんて。

燃えないゴミの日で、炊飯器を出しました。
捨てる前に中をよく払って。

やれやれ、と思って家に帰ったら、中の釜をはずしたまま台所に置きっぱなし。
トホホ。

来月出します。




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打ち合わせ

2013-03-15 11:59:29 | 日記
「美の種」の打ち合わせでした。

前回より出演者が増え、にぎやかな集まりに。

わたしはテキストを書き上げたので、のんびり気分です。

第4回 美の種in宇部
『宇部の街の良心Conscienceと情熱』

2013年5月25日(土)14時開演
ときわ湖水ホール
前売り3000円(チケット預かってます)

構成・演出・衣装デザイン…時広真吾
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打ち上げ

2013-03-10 12:34:27 | 日記
きのう。
お昼は映画会。
盛況でした。

言わんとすることは別にして、映画(脚本?)の出来はいまいちでした。
残念。
喜んでおられる方も大勢おられましたが。

夜はお母さん方との朗読劇の打ち上げ。
食べて飲んでしゃべって、楽しい、あっという間のひと時でした。

健康のため、家まで歩いて帰りました。

汗ばむほど。

きょう。
新しい台本の下書きをしました。
最後まで通ってよかった。

風の強い日です。
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劇団

2013-03-08 21:21:14 | 日記
劇団花粉症の広島友好です。
くしゃみ式発声練習を繰り返しています。
小道具にはティッシュが欠かせません。

きょうは演劇ユニット・ツーフーの打ち合わせでホスピタルへ。
ブラッドテストでした。

シアターボトムは少人数ですが、劇団花粉症は全国に2000万人の劇団員。
演劇ユニット・ツーフーも30万人はいるでしょうか。

劇団花粉症は季節限定なので、活動期間は短いのですが、全国を飛び回っております。
ツーフーの方は飛び回るのが苦手で、活動停止したいのですが、思うようにはいきません。

シアターボトムも春の休止中ですが、新しい戯曲が書きあがって、これからといったところです。

なんちゃって。
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お楽しみ会

2013-03-07 21:45:46 | 日記
読み聞かせが今年度最後でした。
2年生の子どもたちからお手紙をいただきました。
1年間ありがとう。

そのあと、読み聞かせのメンバーでお楽しみ会。慰労会みたいな。
お茶とお菓子を食べ、本の話をいっぱいして、楽しいひと時でした。

転勤でお別れの方もいて、春は別れの季節でもありますね。
またお会いできるといいですね。

きょうはきのうより目が痒い。
鼻水も。

鉢植えのボケの花が満開だァ。


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コロッケ

2013-03-06 20:30:35 | 日記
宇部の二俣瀬小での朗読劇。
無事に終わりました。

キャストが一人インフルエンザでお休みでしたが、急遽代役で乗り切ってくれました。
ご苦労様でした。

子どもたちもとっても熱心に観てくれました。
思い出に残るといいな。


劇のあと、二俣瀬の皆さんと交流会。
ケーキにコーヒー、コロッケをいただきました。
コロッケ、うまっ。
地産地消。

わたし、二俣瀬の長山酒造のお酒もいただきました。
「男山」ファンの妻にお土産にします。
こちらもありがとうございました。

白髪に染めた頭が痒い。
4回やりましたが、眉毛とヒゲがうまく染められんかった。

夏にもう1回ある予定。

取りあえず一区切りです。
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花の粉

2013-03-05 12:47:07 | 日記
きのうはお母さん方との朗読劇の練習。
久しぶりで、やや抜けも。

あしたが本番です。
二俣瀬小学校の皆さんに観てもらいます。

2月末から花粉症。
マスク、目洗い、目薬が欠かせません。

ボケの小さな鉢植えを買ってきて、玄関に置いています。
花粉をよけつつ水遣り。
淡い桃色と橙色の混じったような花が咲き出して、目を楽しませてくれています。
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