りたいあまん

リタイア後どうしたら充実した人生を送れるか。日々模索しています。

古いアルバムめくり

2020年10月24日 | リタイア日記




歌の歌詞ではないが、古いアルバムをめくると
思い出が次々とよみがえり、時のたつのを忘れる。
掲載させていただいた三枚のフォトは十年くらい前に
ふるさと札幌を訪れた際に撮影したものであり青春時代
を過ごした当時のものではない。
市電に乗って通った学校(札幌南高)は健在だが、建物は
すっかり建て替えられており、当時の面影はなかった。
私が通っていた高校は木造で、どこからどこまでも古びて
きたなく、歴史を感じさせられる校舎だった。
再訪したのは卒業後三十数年を経てからのことだった。
事務室の人に「OBの者です。見学させてください」と
断ってから校舎に入らせていただいた。
玄関ホールのあたりに野球部の写真が飾ってあった。
甲子園に出場したときのものである。
出ると負けだったが。
相手がPLだったのがいけない。当時の強豪校だった。
この試合は私は東京の自宅でテレビで観戦したのだった。
古いアルバムをめくると"涙そうそう”とまではいかないが
甘酸っぱい思いがこみあげてくるのである。
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爽快なグランド・スラム

2020年10月20日 | リタイア日記

      満塁本塁打を放つ長谷川聡太  慶スポより

野球のだいご味はホームランである。
それはプロでもアマでも同じだ。
なかでもグランド・スラム(満塁ホームラン)ほど見ていて爽快なものはない。
一挙に四点も入るのだから。これほど効率の良いことはない。
だいたい満塁になるチャンスなど中々ない。一試合に一度あるかないかである。
そのチャンスに打てずに凡退でもしようものなら期待して見ているものを
がっかりさせてしまう。バカヤローと、罵声の一つでも浴びせたくなってしまう。
(負けている場合に特に)
昨日の六大学野球・慶明戦ではそれほど期待していなかった長谷川が満塁本塁打を
放ったので驚いた。「自分が一番びっくりしている」試合後のコメントである。
何故期待しなかったのか。彼は投手である。しかも初めて打席に立ったのである。
これほどの驚きはない。
彼は投手なので打撃練習もあまりやってない。だが、記録に残るプレーができて
うれしい、とのコメントも残していた。
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秋の色を探して

2020年10月13日 | リタイア日記


秋の色を探して里山を歩いてみた。
この辺りは暖かいせいか、紅葉にはまだまだ遠い。
遠くからでもそれとわかる甘い香が漂っている。
金木犀は鼻で探し当てることができる唯一の花かな?
やや大ぶりの樹に小花がたわわについていた。
   アルバムの 金木犀と コンツエルト



柿の木は、背の高さと輝く朱色ですぐに見つかる。
   山柿の 日当たらずも 朱に満つ

山の樹々が紅葉に染まるまであとひと月は待たねばなるまい。
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秋の夜の寂しさ

2020年10月08日 | リタイア日記


新聞の小さなコラムで四季というのがあり、ネット俳句などで知られる
長谷川櫂が短く解説している。
このところ連続して蕪村が取り上げられている。
今日の俳句
  戸をたたく 狸と秋を おしみけり  蕪村
解説にあるとおり秋の寂しさを詠んだものである。
さみしくもあるが同時におかしみも感じられる。
まるで小さんの落語「狸賽」に出てくるような
おかしみのある場面であり情景である。

与謝野蕪村は若いころ江戸へ修行に出たり、みちのく
を遍歴して歩いた。
その後再び京に帰ってきて、以後は画業を主に俳句を従に
一家を営むようになり、名前を知られるようになったという。

秋の寂しさを詠んだ句はほかにもある。
  さびしさの うれしくもあり 秋の暮れ
  燈ともせと いひつつ出るや 秋の暮れ
最後に私の好きな蕪村らしいのを一句。
  埋れ火や つゐには煮ゆる 鍋の物 

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掘った芋いじるな

2020年10月05日 | リタイア日記


英語教室の生徒さんからサツマ芋をいただいた。
掘ったばかりのやつを拙宅までわざわざ届けてくれたのである。
この芋を見ると思いだす言葉がある。
「堀った芋いじるな」というのである。
これは昔から言い伝えられていて英語学習者の間では
よく知られている話である。
スーパーなどの売り場に並べられているイモを見ても何も
感じないのだが、掘ったばかりで土がついているのがゴロゴロ
しているのを見ると何故か浮かんでくる話なのである。
昔、英語など話せる日本人があまりいなかった頃のことだが、
畑に掘ったばかりの芋が置いてあった。それを見た外人が
さわろうとすると芋の持ち主がこう叫んだという。
「掘った芋いじるな!」
それを聞いた外人はなんとこう答えたという。
It's five o'clock.(五時です)
何故か? それは日本人の掘った芋いじるなは→外人には
What's time is it?(何時ですか)と聞こえたからだというのがこの話のオチである。

ほかにもこれに類似した話はいくつか存在するが一番の傑作は
Ah! Hold me tight. (ア! ホールド・ミ・タイト.(強く抱きしめて)→アホ みたい。(笑)

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