りたいあまん

リタイア後どうしたら充実した人生を送れるか。日々模索しています。

もくせいの漂う秋を歩く

2018年09月28日 | 日記
何日振りかで良く晴れた一日でした。
明日からはまた雨降りになるので
この機を逃してはならぬとばかりに
妻とウォーキングに出かけました。
途中でどこかのお屋敷の庭の金もくせい
が目にとまりました。いい香りが周りに
漂っていたので、遅れて来る妻をまちながら
しばらくそこにたたずんでいました。
追いついた妻と並んで歩きながらふと
「秋をけりけり」という詩を思い浮かべて
いました。なんの脈略もなしに。

    秋をけりけり
 
新しい下駄を買ったからと
 ひょっこり友達が訪ねてきた
  中略
 二人は郊外へ
 秋をけりけり歩いて行った

          秋 木山捷平
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨日という日をふり返って

2018年09月25日 | 日記
世間の嫉妬(しっと)という目をおそれずに。
あえて勇気をもって発表したいと思います。
きのうという日は良い日でした。私にとって。
なぜかって?
東京六大学野球で慶大が明大に勝って
勝ち点2としたからです。
相手はあの明治大学ですよ。にくらしいほど強い
相手です。
いや。明大がにくいわけではありません。
明大は好きです。特に、伝統ある「明大マンドリンクラブ」
が好きです。
だが野球となると話はちがいます。
きのうの試合。
中盤で慶応の打線が爆発。三連打で勝ち越し。
さらに嶋田が3ランHRを放ち、一気に明大を引き離す。
嶋田クンいわく。
「六大学で一番いい投手の森下さんから打てました」と。
これで慶大は法大と並んで勝ち点2となりました。
高橋投手いわく。
「三連覇というより次の法政戦に向けてやって行きたい」
でも、やっぱ、三連覇でしょう。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青いりんどうに目を奪われる

2018年09月22日 | 日記


今頃の時期、散歩をしていてよく目に入るのは赤い彼岸花ですね。

町の花屋さんで目を惹くのがりんどう・竜胆です。

その色はあくまでも濃く、ブルーです。目を奪われてしまいます。

妻が生けたりんどう。野山にやさしく咲いているりんどうを

想い浮かべています。

          竜胆の花暗きまで濃かりけり 殿村

          山の日の片頬にあつき濃竜胆 富安風生

          竜胆に人里遠くなりにけり  五十嵐

          稀といふ山日和なり濃りんどう 松本たかし
 
          りんどうを見る眼かへすや露の中 飯田蛇笏                         
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時計台はだいじょうぶか

2018年09月20日 | 日記
先ごろの大地震で北海道はかなりの被害を受けました。
が今は、徐々に復興しつつあるようです。
札幌も電力が回復し、最大の遊興地ススキノにも明るさが
戻ってきたとのことです。
多感な青春時代を札幌で過ごした私にとってもふる里の札幌が
再び活気を取り戻し元気になってくれればうれしいです。


札幌のもう一つのシンボルである時計台はどうなったんでしょうか。
壊れたり傾いたりしていないだろうか。
気になります。


     この道はいつかきた道     あの丘はいつか見た丘
     ああそうだよ         ああそうだよ
     あかしやの花が咲いてる    ほら白い時計台だよ

         北原白秋作詞 山田耕筰作曲

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

残酷な余命宣告

2018年09月18日 | 日記
 吉村昭という作家は幼い頃、九男一女という多くの兄弟の中で育った人です。
ところが姉を病で失い、兄は戦死、母と三兄は癌死するという宿命でした。
自分自身も肺疾患で肋骨を五本切除したという。いはば「死」がいつも身近に
あった人でした。
さらに二才違いの弟が癌に侵され、余命宣告を受ける。その一年にわたる壮絶な
病との闘いを描いたのがこの「冷たい夏、熱い夏」という本です。
吉村は本人に癌であることを告げない覚悟で最後まで秘密を守り通したのです。
癌を告知すべきか否かという事が問題視されたのはこの本が出た頃ではなかった
かと思います。

 さて話は変わって現代の事件になります。
ウエブ・ニュースを見ていて「余命半年。逆走事故」という見出しが目にとまり
ました。新聞には載らないような小さな出来事がウェブだと何故かよく目に入る
ようですね。
今年の四月。余命宣告を受けた男性が鹿児島から福島までドライブに出た。
福島に住んでいる義弟に「最後の挨拶をしに」行ったという。ところが帰り道に
高速を逆走して事故を起こしてしまった。双方とも怪我だけで済んだという。
ちなみに、この人は飲酒をし、車は車検切れ、自賠責も入ってなかったとのこと。
 
 「もしもあなたが余命宣告を受けたら何をしたいですか?」とはよく言われる
ことです。
「機器につながれていたくない」「誰かの役にたつ」「保険金を家族に残す」
などなどが一般的な回答例だそうです。
私なら、やはり車の運転に未練があるので北海道から九州までの長距離ドライブ
に出かけたいかも。
ただし、飲酒はしない、保険は自賠も任意もしっり入っておく。そのうえ高速
道路の運転方法に習熟しておくこと。などの条件を果たしておいてからです。

余談ですが。
この事件は裁判にかけられたそうですが、判決は執行猶予付きの
懲役(7か月?)刑とのこと。
余命いくばくも無い犯人に裁判長はどんな思いで刑を宣告したのでしょうか。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする