古い体質の政治家

政治の世界のことでブログに投稿することは
ほとんどないのですが。
自民党の菅原経済産業相が辞任した。
菅原大臣の選挙区で秘書が二万円の香典を
渡したからというのが理由である。
これは明らかに公職選挙法違反である。
この話の発端は例によって週刊文春の
メロン・カニ問題の記事にある。
政治家が有権者に金品を贈ることが違法
であることは政治家でなくても知っている
ことなのだが、いまだに一票を金品で買収
しようと考えている政治家がいることに
驚きを禁じ得ない。
大臣は一昔前ならいざ知らず現代では有り
えない古い体質の持ち主である。
折から関西電力の巨額な金品受領問題が
発生している最中である。
それを糾していかなければならない立場の
人間がやるべきことではない。
これは辞任というより更迭であろう。

りんどう(竜胆)

今朝のY新聞編集手帳を読んでいて
ふと、我が家に活けてあるりんどうに
思いがいった。
記事にはこうある。
　　寺山修司の連詩に次の一節がある。
　　「さみしいときは、青という字を
　　　書いていると落ち着くのです。
　　　青、青、青、青、青、青、青・・」
いつか、さみしい時に試してみたい。

　　りんどうの　花暗きまでに　濃かりけり
　　　　　　　　　　　　　　　殿村
　　りんどうは　若き日の我が　挫折の色
　　　　　　　　　　　　　　　田川

二度目の台風直撃

台風19号が関東近県を直撃して足早に通り過ぎていった。
当県は幸い雨も少なく被害は軽度のようだった。
一月前に痛い目にあったのだから神様も少し手加減して
くれたのだろうか。
我が家もほぼ無事であった。
被害にあわれた多くの方々は誠にお気の毒です。
一刻も早い復興を。

台風一過の雲ひとつ無い青空

羊雲

週末に台風が予想されている。
その気配はまだ微塵も見られない。
嵐の前の静けさか。
朝、窓を開けると空がきれいだった。
羊雲だ!
と思わず叫んでカメラを取りにゆく。
消えないうちにとレンズを向ける。
「〇〇～心と秋の空」というように
秋空は変わりやすい。
だが深く澄んでいて吸い込まれそう
なほどにきれいだった。

彼岸過ぎて咲く花

曼珠沙華または彼岸花ともいう。
赤いほうが先に咲き少し遅れて白が咲く。
赤いのは燃えるような赤色である。
白いのはクリームがかった乳色である。
呼び名の由来がおもしろい。
曼珠沙華(まんじゅしゃげ)は赤い花という意味の
梵語らしい。
一方、彼岸花というときは彼岸の頃に咲くから
という。あたりまえ。
彼岸花という呼び方は墓地や死というイメージを
想起させやすい。

　　　滅ぶもの　並べて明るし　曼珠沙華　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　良枝