りたいあまん

リタイア後どうしたら充実した人生を送れるか。日々模索しています。

ブラッド・ピットの変わった映画

2017年02月28日 | 日記

ザ・シネマというチャンネルでブラッド・ピット主演の

「ベンジャミン・バトンの数奇な人生」というおかしな

映画を見た。

ストーリーというより発想がまるで変っていて驚く。

まず第一に、生まれてきた赤ちゃんの顔が老人の

顔で生まれてくることである。普通の人間とは逆で

この赤ちゃんは成長するにつれて老人の顔が少し

づつ若くなってゆくのである。この発想がまず驚き

である。

いま話題の村上春樹でさえこんなストーリーは思い

つかないだろう。

悲劇なのは外見はだんだん若くなってゆくのに比べ

精神は老化してゆくことであろう。体は若いのに老人

になって認知症になったりするなどというのはつらい

状況である。

最後は赤ちゃんになって死んでゆくというエンディング

である。

ブラッド・ピットは一人でこの男の一生を演じわけている。

この数奇な一生を送る男が一番若くて輝いている時期

つまり青年時代のブラッド・ピットはいきいきとしていて

男から見ても美しく、素晴らしく見えたのである。

コメント (2)
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