チェンマイひとり暮らし

物価の安いタイのチェンマイで貧乏暮らしをしています。
先物取引でリッチになって、日本に復帰したい。

「不愉快な出来事」について

2008-08-18 18:46:53 | Weblog
「不愉快な出来事」がありそれがブログを終了するきっかけとなった、
とだけ書いて、その内容を書かなかったため、不審に思われてしまったようです。

紙の日記なら当然書いておく事柄(実際に紙の日記には概略を記載)なのに、
ブログにはアップする気にならないのは、

以前から感じていた違和感、つまり、ブログは「日記」ではないんだ、
ということを再々認識させられた、ということで、

やはり「日記」ではないんだから、この辺でブログは終了しようと
思ったしだいです。

さて、
「不愉快な出来事」について

・タイにはノービザでの通算滞在期間は6か月で90日以内、という規定がある。
・私の今回の「6か月」の始点は2月5日のノービザ入国。
・3月4日にメーサイに行き、2回目のノービザ入国。
・3月30日、日本に帰国。
・5月13日、日本からタイ入国。3回目のノービザ入国。
・6月11日、メーサイから出国し、再入国時に観光ビザで入国。

2月5日の始点から、ノービザ滞在を3回、これでほぼ90日だが、
観光ビザの有効滞在期限は8月9日は、6か月の終点である8月5日を超えており、
(ノービザ約90日、日本滞在1か月半、観光ビザ2か月)

その日に国境に行けば、再入国では、新たな「6か月」が始まるので、
30日間のノービザ入国が認められるはず、と考え、実際にメーサイに行った。

ところが、
再入国にあたり、係官は頑として6か月の経過を認めようとしない。
9月にならないとダメとのことで、各ノービザ滞在の「端数」を合わせた
4日間しか滞在許可をくれなかった、というもの。

係官に、指を折りながら、6か月は経過していると何度か主張したが、
とにかく「ダメ」の一点ばり。

建前としては、滞在許可日数は、ビザの規定より係官の裁量が優先するので
理不尽だろうが何だろうがそれに従うしかない。

以前、私のミスで、バンコクのスワンナプーム空港で、6か月未経過として
やはり「端数」しか滞在許可をもらえなかったことがある。

そのとき、空港の係官から日数計算の「レクチャー」を受けているので
自信はある。

それでも、万が一自分の勘違いだと次回以降また困るので、
チェンマイに戻ってから、念のためチェンマイのイミグレに聞きに行った。

結論は、私の計算で間違いがない、というものであった。

しかし、当然ながら訂正はできない、係官の裁量は規定に優先する。

チェンマイの係官は国外に出て再入国すればノービザ30日がもらえるよ、
と軽く言ってくれたが、
また「裁量」を使われたんじゃかなわない。

そこで、急遽、ラオスのビエンチャンに行き観光ビザを取った、という次第。

片道、14、5時間のバスの旅である。
車中泊2泊、現地2泊の4泊5日。

あの係官のせいで、と思うと本当に不愉快である。

繰り返しになりますが、

この不愉快な出来事があったからブログを終了する、ということではなく、
「ブログ」は「日記」ではないということが私の中で明白になった、
ということです。

「日記」でなければ、(読んでもらってるかどうかは別問題として)、
読者を念頭に自分の主張を書く、ということになるが、
私には「主張の発信」など気恥ずかしくてとてもできない、と結論づけました。

これまでも、読者の方からのコメントがあった訳で、決して読者を意識して
いなかったという訳ではないのですが、
あくまで「日記」だと強いて思い込んでいた、思い込もうとしてきた、
という感じでしょうか。







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2 コメント

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Unknown (yukimurakaoru@gmail.com)
2008-08-18 23:51:20
hiroさんのブログ、いつも楽しみにしていました。
ブログ終了とのこと、非常に残念で思わず初めてコメントを書きます。

私もチェンマイ在住ですが、こんな人が同じ異国の地のこの小さな町に住んでいると思うだけでかなり励みになりました。
hiroさんの文章を読めば、これまでどんな人生を送ってきたか、どれくらいの教育を受けてきたかは一目瞭然です。
そして今回ブログ終了に伴い、今まで触れられなかった女性関係のことにも記述があり、親しみを覚えました。そういった煩悩からは解き放たれた別世界の人なのかと思っていましたので。

ただ腑に落ちないのは、ブログを終了するきっかけです。
最初の8月15日の文章を読んだとき、何かブログをやっていることに起因する不愉快な体験があったのだろうと思いました。
例えば、読者から非常に不愉快なコメントをもらったとか、gooから海外居住者であることに対して何かクレームを受けたとか。
ですが、その後を読んでみるとその不愉快な体験はブログとは直接的な関係がないように思えます。
不愉快な体験というのがビザに関すること(私も似たような体験はあります)だけでしたら、今回は堪忍袋の緒をかみ締めていただいて、ブログの方はなんとか継続できないでしょうか?

私は、ブログは主張の発信などという大それたものではなく、個人が自由に思ったこと感じたことを書けるからこそ読む価値のあるものだと思っています。
私はhiroさんの文章を読んで単純に「同じ場所に住んでいて同じような境遇なのにこんなにストイックに知的に暮らしている人がいるのか」と感動しました。
なにとぞ御一考下さいますようお願いします。
Unknown (hiro)
2008-08-19 18:26:24
yukimurakaoru@gmail.com さん

コメントありがとうございます。

私は煩悩の塊だし、ストイックなどという言葉には全く縁のない存在です。

もし私の文章からそのようなイメージを抱かれたのなら、表現力の不足もありますが、知らず知らずのうちにカッコをつけていた、ということでしょうか。

匿名だから自由に思ったことが書けると考えてきたのですが、公開している以上、どうしてもよそ行きの構えた内容になってしまうようです。

そこが許せないというか、気恥ずかしいというか、そんな感じを抱いています。