チェンマイひとり暮らし

物価の安いタイのチェンマイで貧乏暮らしをしています。
先物取引でリッチになって、日本に復帰したい。

寒さは後退

2007-12-18 14:47:51 | Weblog
先月11月の下旬は本当に寒かった。

夜は、上に2枚着て、ひざにはタオルケットを掛け、指先はノートPCで温める
といった有様で、
明け方は寒さで目が覚める、それほど寒かった。

11月からこれじゃ先が思いやられると心配したが、寒さは大きく後退し
例年なみの気候にもどったようだ。

半袖でバイクを運転しても寒くないし、日中、部屋のなかでは上半身裸で
ちょうど良い。

暑くもなく寒くもなく、気温的には実に快適。

だが、それはあくまで「気温的には」であって、雨が降らず、空気の汚れた
チェンマイ市内は決して快適とは言えないのが辛いところである。

万葉集の暗唱

2007-12-17 15:23:28 | Weblog
もともと、「脳を鍛える」のに良いと聞いて始めた、簡単な計算と音読。
そして音読のほうは、最初は「万葉の秀歌」という本を音読し、
それを終えた後は、万葉集それ自体を読みはじめるようになった。

毎朝、目覚ましを5時半にセットしているが、実際にベッドから出るのは
5時40分ぐらいで、それからインスタントコーヒーを飲み、実際の一日の活動を
始めるのは6時近くである。

株式市場の始まる7時までの1時間が音読の時間。
以前は、朝起きるとまずPCの電源を入れ、海外市場などをチェックしていたが、
朝一番からインターネットだと、けじめがつかない。

朝の1時間は「お勉強」の時間として、それなりに充実した貴重な時間と
なった。

その万葉集であるが、前回のチェンマイ滞在時に、巻11から巻15まで読了。
そして、今回の滞在は約5週間が過ぎたが、巻1から始めて巻7まで読了。

歌数にして2800首、万葉集全体では4500首なので、6割以上をこなしたことに
なるのだが、読み終えたページを適当に開きそこの出ている歌を見ると、
こんな歌を読んだっけ?というのがほとんどで、悲しいことに
記憶に残っていない。

そこで、柿本人麻呂、山部赤人、山上憶良といったビッグネームの歌、
それも長歌を暗記しようと思い立った。
暗記すれば、少なくともその歌に関しては、「こんな歌、読んだことない」
なんていうことはありえない。

当然ながら、長歌は短歌より長いから、覚えるのは大変だろうな、
しかも衰えたこの脳みそで、と思ったが、
万葉集は決まり文句のような語句が多いこともあり、意外と覚えられる。

テンポのよい柿本人麻呂は覚えやすく、山上憶良は暗記に手間取るといった
歌人による違いもあったりする。

これまでの1か月強で覚えた長歌は約30。
我ながらよく覚えたもんだと感心している。

長歌を覚えるかたわら、短歌も気に入ったものは覚えるようにしており、
そちらもすでに数十は覚えたと思う。

いったん覚えても繰り返さないとすぐに忘れてしまうことは、
身にしみてわかっている。

そして、その復習の時間は、スポーツジム。

有酸素運動は比較的軽い運動を30分、40分といったまとまった時間を継続する
必要があるが、単調なのですぐに飽きてしまう。

体力的には疲れていなくても、つまらなくなってやめてしまう。
携帯音楽プレーヤーで音楽を聞きながら運動している人もいるように、
気を紛らすものがあると長時間続けられる。

私は、覚えた万葉集の復習をするようになってから、
有酸素運動(ペダル漕ぎやトレッドミル)を長い時間こなせるようになった。

えーとなんだったっけ、という思い出せない苦しみが運動の苦しさと単調さを
忘れさせてくれる。

傍からは運動の苦痛で顔をゆがめていると見られているに違いないだろうが。






商品の時代

2007-12-13 21:09:56 | Weblog
NHK(海外向け衛星放送)で、

サブプライム住宅ローンの問題から、株式市場から資金が逃げ、それが原油など
の商品市場に流れ、それが、原油の値上がりの大きな要因になっている、
と言っていた。

商品市場の値上がりは、サブプライム問題が大きくなる前からのことなので、
「商品市場の値上がりに拍車をかけている」というほうが正確だと思われる。

中国に代表される新興国の実需を背景に、商品市場(原油、貴金属、農作物など)
が活況となるだろう、という話しは数年前からなされていた。

もっとも、・・・になるだろう、なんていう話しはいろいろな分野で
なされているから、当たるも八卦当たらぬも八卦、の世界なのであるが。

で、たまたま的中しているのは商品市場の高騰。
(あくまで、たまたま、だと思うが、当てた本人は先見の明と言うのだろうな)

株で損したため、株関連(株価指数先物)の比重を減らし、様子見をしていた。
完全撤退でなく「比重を減らし」というのが、いかにも未練たらしい。

おもしろくないのである。
FXもやっているが、安定収入を確保したら、むやみに動くわけにもいかず、
為替相場をただ見ているだけ。

なにもしないとつまらない。
パチンコ依存症と同じ。

これまで、おもに、日経平均や米国の株価先物(S&P500)を取引している
私が使っている先物業者は、当然ながら、株式関連の先物だけでなく、
通貨や商品の先物も取り扱っている。

で、値動きを見るだけならタダ、ということで、
相場の一覧に、原油、小麦、金(ゴールド)、天然ガスの銘柄コードを入力し
それらの値動きを眺めていた。

当初は、数年前から比べれば倍にも3倍にもなっているから今さら買えないよな、
と思いつつ見ていたのであるが、

強い、実に強い。
相場だから下がることもあるが、すぐに回復し、さらに上がっていく。

高くなり過ぎたからじきに下がるだろうが、まだ「当面は」上がるんじゃないか、
という悪魔のささやきが聞こえてくる。

「まだは、もうなり」(まだまだ、は、もう終わり)という相場格言なんか
忘却の彼方。

買ってしまった。
原油、小麦、金(ゴールド)。
やめたというか比重を下げたはずの日経平均、SP指数先物も、ついでに。???

一応、ヘッジのつもりで、日経平均はプットオプションも買っているのだが。

さて、結果はどうなることか・・・


久しぶりのメーサイ

2007-12-09 11:15:13 | Weblog
滞在許可の延長のため、日帰りでメーサイに行ってきた。

ラオスがノービザでの入国が可能になったので、メーサイにかわって、
ラオス国境のチェンコンに連続して行ったので、
今回は気分を変えてメーサイに・・・
ということではない。

メーサイは人が多すぎて息苦しく、あまり行きたくないのだが、

最近、朝の寒さが厳しく、朝早くから出かけたくない。
そして、チェンコンに日帰りで行くには朝6時のバスに乗る必要があるが、
このバスは普通バスで、すきま風が入ってきて、チェンマイーチェンライの
山越えで凍えそう。

メーサイなら、朝8時のバスでも余裕で往復できる。

ということで、仕方なくメーサイ行を選択したしだいである。

昨日(8日)、7時半過ぎに部屋を出る。
この時間は、早朝の寒さは緩んでいる。

8時発のチェンライ経由メーサイ行きのVIPバスに乗る。
片道353バーツ。

チェンライまで3時間、ここで数人を降ろし、
12時20分にメーサイのバスターミナルに到着。
チェンマイから4時間20分。

バスターミナルから国境までは、ソンテオ(赤いミニバス)で行く。
前回は8バーツだったが、10バーツに値上げされていた。

国境の出入国ゲートは大混雑であった。
そのほとんどはタイ人観光客とミャンマー人。
我々外国人は多くない。



タイのビザ規制が厳しくなり、滞在許可延長のためのメーサイ詣での外国人が
大きく減少したためだと思われる。

タイ出国、ミャンマー入国、各手続きはすぐに終わった。

ミャンマー入国手続き後は、実際にミャンマー側の町タチレクに行くことは
せず、事務所の向かいの免税店を見て回るだけですましたここ数年であったが、
久しぶりにタチレクの町を歩いてみようと思いたった。

ミャンマー側の出入国ゲートでは、いつもタイ人観光客が長蛇の列をなしている。
彼らはここで書類を提出するのだが、タイ人以外の外国人はすでに入国手続きを
済ませているので、ここは素通りすればいい。

それを知らずに律儀に列の後ろに着いていると思わぬ時間をロスすることになる。
初めて来る外国人はそんなことは知らない。

あまりやる気の見えないミャンマーの係官が誘導しようとしているが、
狭い通路に観光客がひしめき合っていることもあり、効果はない。

タチレクの町は、ほんの10分ほど歩いただけであった。



タイに再入国したのは、午後1時。
帰りのバスは3時30分発。

国境からバスセンター行きのソンテオに3時に乗ればいいとして、
2時間ある。

バスセンター近くの大型スーパー・ロータスのクーポン食堂で時間を
潰すという選択肢もあるが、今回はメーサイを少し歩いてみようと思った。

夜や朝はかなり冷え込む北タイであるが、午後1時はかなり暑い。
ゆっくり歩いていれば汗ばむことはないが、直射日光は日差しが強く、
15分ほど歩いたら、早々とめげてしまった。

こうしたときは、やはりビールにかぎる。
まずは小売店の店先で缶ビール。
そして、2軒の食堂で、1本づつ大瓶のビールを飲み、ちょうど午後3時。

ソンテオに乗りバスセンターに着いたのは3時20分。
すでにスタンバイしていたチェンマイ行きのバスに乗り込む。

帰路もVIPバスだが、車内にはトイレがあるので安心してビールを
飲んだ訳である。

チェンマイ着は夜7時45分。


メーサイの街角で。
下の白い紙には、「有害物質は使用していない。」といった意味のことが
書かれてある。
国境経由の農産物の農薬汚染の問題はときどき地元新聞に出ている。
国境の町ならではの注意書きだなと興味をもち、写真に撮った。


張り紙に興味があってカメラを向けたのだが、売り子の女の子がポーズを
取っていたので、1枚。