チェンマイひとり暮らし

物価の安いタイのチェンマイで貧乏暮らしをしています。
先物取引でリッチになって、日本に復帰したい。

これが、「ノック・カオ」だったのか。

2007-08-30 20:10:36 | Weblog
店先の鳥かごに灰色の鳥が。
何の気なしに眺めていたら、店の人が「これは『ノック・カオ』だ」という。

ノックは鳥、カオは山、だから、山の鳥ということになる。



だが、「ノック・カオ」には別の意味がある。
男のアソコを意味する。

私は、確認のため、「ノック・カオ」ってあのことでしょ?と聞くと、
外人がそんな言葉を知っているのが意外だったようで、
決して若いとはいえない女性だったが、かなり恥ずかしそうな表情をしていた。

この言葉、飲み屋等で覚えた言葉ではない。
新聞で使われている言葉で、かつて新聞を教材にタイ語を勉強したときに覚えた
言葉である。

なぜ、「山の鳥」が男性のシンボルを意味するのかはよくわからない。
タイ語学校AUAの先生と知人のタイ人に質問したことがあるが、
そのふたりとも鳥の鳴き声をマネしていた。

思うに、勃起の過程が鳥の鳴き声に似ているのかなと感じたのだが確かでない。
それにしても、外人をよいことに女性に質問したのはセクハラだった。(後悔)
パチェリ先生、ごめんなさい。

タイの新聞はかなり露骨で、この「ノック・カオ」はときどき目にする。
マティチョンという由緒ある全国紙の、同性愛者の殺人事件の記事で、
「一晩中ノック・カオをくわえさせられて、たった80バーツしかくれなかったので
腹が立って殺した」というのを見て、のけぞったことがある。

そこまで具体的に書かなくてもいいと思うのだが。










チェンコンに行く

2007-08-27 15:45:41 | Weblog
5月にヴィエンチャンでダブルの観光ビザを取ったが、その一回目のビザの期限が
到来することから、タイ国外に出国そして再入国し2回目のビザを使用すべく、
昨日(8月26日)チェンコン(ラオス側はフエサイ)に行ってきた。

1月にもチェンコンに行っているが、そのときはチェンコン行きの直通バス
であった。このバスはパヤオ経由でチェンライには寄らないルートを取る。
そしてパヤオはじめところどころで長めの停車時間があり、
また時間調整かと少し飽きてしまった。

それでチェンライ経由(チェンライ乗り換え)でチェンコンに行ってみようと
思った。

ただ、チェンライ・チェンコン間のバスがどのような頻度で出ているかわから
なかったので、とりあえずチェンライに行ってみて、待ち時間が長そうなら
行き先をメーサイに切り替えるつもりであった。

6時    チェンマイ発
9時40分  チェンライ着

チェンコン行きは毎時発になっており、20分待ちなので予定どおりチェンコンを
目指す。大丈夫だとは思ったが、最近雨がちなので、運転手にラオスへのボート
の運航に支障は出ていないかを確認する。


チェンライ発チェンコン行きのバス

10時   チェンライ発
12時   チェンコン着 所要2時間、57バーツ。

帰りのチェンコン発チェンライ行きのバスは、同様に1時間に1本であるが、
こちらは毎時30分発なので、13時半のバスに間に合わせようと思いつつ、
港に向かう。
港まではトゥクトゥクを利用20バーツ。

タイ側の出国手続き、ボート乗船、ラオス上陸、入国手続きまで実にスムーズで
バスを降りてから30分も経っていない。
ラオス入国手数料20バーツ。


渡船のボートからラオス側を望む

1月にヴィエンチャンに行ったときのラオスの通貨キップが余っているので、
思い出のビアラオを飲む。大瓶8000キップ。

ラオス滞在は15分ほどで、またボートに乗りタイに再入国。
まだ、12時50分、13時半のバスには余裕で間に合う。

バスターミナルまでは徒歩で向かう。
(「ターミナル」というのは大げさ、市場の一角にバスが止まっているだけ。)

チェンコン発チェンライ行きのバスは2ルートあるので要注意。
トゥーン等を経由する遠回りのバスだと1時間以上も余計にかかる。

そこで、運転手と思しき人に確認したのだが、彼はこのバスはチェンライまで
2時間半、という。

バスの車体にはチェンコン・チェンライ間2時間と書いてあるし、実際、
来るときは丁度2時間で着いたので、2時間じゃないのかと聞くと、
答えは、チェンライからは2時間、逆は2時間半、とのこと。

これは、チェンコンから出発するバスは、最初の30分ぐらいはほとんど歩く
スピードなみの徐行運転をしながら、乗客を拾うからである。
また、その後の各集落でもスピードを緩めて客を拾う。

1月にもこのチェンコン発チェンライ行きのバスを利用したが、そのときは
運転手からチェンライまで2時間と聞かされて乗車したものの、
実際には2時間20分ぐらいかかった。

そのときはバスだから遅れるのもしかたないと思ったのだが、
そういうことではなかったのだ。

13時30分  チェンコン発
16時    チェンライ着 運転手の言葉どおりきっちり2時間半


赤のステッカーには、กรุณาอย่าวางเท้าุุ と書いてある。ุ
กรุณาは願う、อย่าは~するな、วางは置く、เท้าุุは足、なので
足を乗せるな、という意味。

チェンライでは16時半発のチェンマイ行きのバスに乗りたかったのだが、
これは満席で、17時半のバスまで席がないという。

一時間半も待つのかとがっかりしたが、窓口の女性が端末で調べ直している。
16時45分発のVIPバスに空席があるとのこと。

ラッキー。
さっそく、その切符を買う。260バーツ。

16時45分 チェンライ発
19時25分 チェンマイ着

VIPバスは途中のトイレ休憩がなく、またビュンビュン飛ばすので速い。

やはり、メーサイより遠い分だけ、チェンコン往復は疲れる。






携帯電話の使用期限延長

2007-08-25 17:40:12 | Weblog
携帯電話はAIS社のプリペイド方式のOne-2-Callを利用している。

一か月有効の300バーツのカードが基本で、100日有効で800バーツというカードも
売っていたと思うが、それらを買って使用期限を延長してきたが、
昨年、「プロモーション」なるものがあるのを知り、AISのオフィスに行き、
通話料より使用期間を優先したコースを契約した。

一年前のことで、そのコースの内容はよく覚えていないが、確か毎月数十バーツの
手数料で一年間の期間が与えられるものであったと思う。
手数料は、貯まっているポイントから差し引かれる。

私は携帯電話を使うことが少なく、プリペイドで買ったポイントが貯まる一方
だったので、使用期間を優先したコースは願ったりのものであった。

そして、その一年の期限が到来することになったので、
改めてAISのオフィスに出かけていった。

One-2-Callのプロモーションは頻繁に改定される。

今回、使用期間を優先したコースとして、100バーツで1年間(365日)使用可能、
というものがあるとの窓口での説明であった。
(コース名は、「ウンウン」)

さっそく、100バーツを支払い1年間延長してもらう。

手続き後、残高を見たら100バーツ分増えていたので、実質的には無料で
1年延長できるということのようである。

験(げん)をかつぐ

2007-08-23 18:03:03 | Weblog


敗北宣言から1週間も経っていないが、ドリアンをやけ食いしている間に、
株は暴騰、円相場も反転。

暴落前のピークにはまだ程遠く、私の金融資産もトータルではやられている
状態には変わりはないが、先物口座は底値で買ったのがうまくいき、
回復を通り越して暴落前を上回っているありさま。

FXも、含み益がある間にと、いったん整理したらさらに下がったので、
そこでやり直しの買いを入れたらさっそく含み益に。
(全額買い直した訳ではないので、なにもしなかったほうがよかったのだが)

相場を張るものは、勝負師の端くれ。
こういうときには験(げん)をかつぎたくなる。

そう、ドリアンである。
ドリアンを連日食べていたら、その間にみるみる相場は上がっていった。

ということで、今日もカフーに行きドリアンを買ってきた。
やけ食いのドリアンから、験かつぎのドリアン。

いま、相場は暴落から暴騰への大混乱。
1週間も経たずにこのような有様なので、一週間後はどうなっているのか
わかったものではない。

もしかしたら、またやけ食いのドリアンになっているかも。

ドリアンのやけ食い

2007-08-22 10:42:31 | Weblog


相場が急落(円は急騰)したショックをしばしの間でも忘れるため、
日本ならやけ酒だが、タイではドリアンのやけ食い。
ちょうどドリアンの季節である。

たいていはドリアンはムアンマイ市場で買っている。
カフー等の大型スーパーでもドリアンは売っているのだが、量が多い。
ムアンマイ市場ではひとりで食べるのにちょうどいい量に分けて
パック売りしている。

ドリアン大好きといっても、いかにもカロリーが高そうなドリアン。
カフーで買い物するときは、あのドリアンは固くてまだ熟れていない、と
自分に言い聞かせて素通りするようにしていた。

あのブドウはすっぱい、のキツネである。

だがいまや、相場のウサをドリアンで晴らそうと心に決めている。
うれしいことに、数日前はキロ35バーツと書いてあったが、キロ23バーツに
値下がりしている。

やけ食い初日は、80バーツのパックを買う。
いつもムアンマイ市場で買って食べているものより、量は2倍以上ある。
うーーーん、美味い。
至福とはこういう瞬間を言う。

やけ食い2日目。
カフーは並べてあるパックの数が少ない。
ロータスではたくさん並べてあるのだが。

並べてあるものはどれも固い。
そこで、運を天に任せて、適当にドリアンを選び店員に切ってもらうことにする。
店員は手馴れた包丁さばきで実を切り分けていく。
値段は61バーツであった。

運の結果だが、少し固めであった。
だが、ねっとり感はないものの、味としては決して悪くない。

上の写真は、やけ食い3日目のもの。
51バーツと量は少なめなのだが、触った感じでこれは美味いに違いないと確信。

実際、これまで食べたなかで、最も美味いもののひとつであった。
手に持つと指がずぼっとめり込むほど熟れている。

熟れすぎるとアンモニア臭がするのだが、それもない。
最善の食べごろであったことになる。

週2回程度に抑えると決めていたドリアン。
それを3日連続で食べてしまった。
日々のスポーツジムでの運動を帳消しにしているに違いない。

それを、相場のストレスの解消、と理由付けている。

そして、相場がさらに下がればやけ食いの口実がまたできるな、
という悪魔のささやきが聞こえる。

まさに悪魔の果物、ドリアン。

嵐はおさまるのだろうか

2007-08-19 09:48:48 | Weblog
先週、とくに週後半の相場はまさに嵐、暴風雨であった。

株は暴落、為替は一気に円高に進む。
私の金融資産は目を覆うばかりの暴落。

毎月末には時価評価をしているのだが、計算するのが怖いので月末が来て
欲しくない。

あのライブドアショックの時もこんな感じだった。
ただ、あのときは為替取引はしていなかったので円相場がどうだったのかは
覚えていない。
自分が手がけていないことは記憶に残らない。

「君子豹変」という言葉がある。
君子は間違っていると悟れば、すぐにそれを認めて改めるという意味、
と電子辞書に出ている。

英語では、A wise man changes his mind, a fool never.に相当する。
(賢者は考えを変えるが、愚者はけっして変えない)

私は君子、賢者からは程遠い人間なのでなかなか考えを変えることができない。
相場なら、方向が変わったと察知したら、その方向に合った取引を行う、
そこまではいかなくても、いったん相場から離れる、離れられる勇気を
持つことも重要なのである。

相場から離れる、とはいわゆる損切りである。
それができないから損が膨らむ。

ライブドアショック、ITバブル崩壊、金融危機、これまでの相場崩壊時には
毎度毎度、同じ後悔をしてきた。

ただ、相場はそれで終わりではなく、やがて回復する。
それも経験でわかっていることなので、また一からやり直し、と気を長く持って
捲土重来を期す。

本音は、無理にでも楽観的に構えてないとさらに気が滅入ってしまう、という
ことなのであるが。


タイの児童労働

2007-08-15 14:21:46 | Weblog
昨日の朝、NHK(衛星放送)の「おはよう日本」でタイ北部が取り上げられていた。

山の中の学校を取材し、
「夏休みは小さな子でも家計を助けるため、チェンマイの工場などに働きに
出るが、重労働を課せられたり、犯罪に巻き込まれたりするおそれがあるので、
ビデオを使って注意を促す学習をしている」
といった内容であった。

私は、農作物などを町に売りに行くぐらいならともかく、工場で働くのは
違法だろう、と思ったのだが関心がある問題でもなく気にもとめなかった。

本日、地元紙を読んでいたら、違法な児童労働に注意を呼びかける記事が
載っていた。

法律の概要は、
「15歳未満の児童を雇った場合は、雇用主は1年以下の懲役、20万バーツ以下の
罰金。15歳から18歳までの児童については雇用することができるが、その場合は
軽作業に限り、また児童の成長に害がないよう配慮する。そして当局には雇用から
15日以内に報告する義務があり、この報告を怠った場合は懲役または罰金。」

なんだ、やはりタイでも違法だったんじゃないか。

天下のNHK、違法でも家計を助けるためやむを得ず、といったことも言い添えて
置かないとまずいでしょう。
タイは法律面でも後進国だと一般視聴者は受け取ってしまうおそれがあるので。





ネコの毛を染めて売る

2007-08-14 15:50:36 | Weblog
新聞に、
「中古自動車の購入注意。税滞納のクルマや盗難車を書類やプレートを偽造して
消費者に売る事件が頻発。クレジットで購入し、警察にクルマを押収された後に
支払いを中止すると延滞としてブラックリストに載ることにも・・・・」
といった内容の記事が載っていた。

記事の見出しは、ย้อมแมวขาย となっている。
ย้อม(ヨーム)は髪や衣を染める、แมว(メーオ)は猫、ขาย(カーイ)は売る。

一瞬なんのことかわからなかったが、記事の本文を読んで、これはイディオムで
中身をごまかして売る意味だと思い出した。

タイ語の読み書きを学び始め、食堂のメニューが読める程度になったあと、
まとまった文章で勉強しようと思い、本屋に行きことわざやイディオムを
集めた本を買った。

このย้อมแมวขายなる表現もその本で勉強したものである。

いま、その本を開いているが、全体で190ページほどのうち最初の50ページ
ぐらいしか勉強した形跡はない。
パラパラ読み返して、思い出した表現もあるが、たいていは記憶の断片にも
残っていない。トホホ、である。

さて、このย้อมแมวขายは中身をごまかして売るという意味だが、
本の中では、このイディオムの使用例として、
美人コンテストに出場する女性を皮肉るときに使う、として、
「最近のタイのミスコンは、ย้อมแมวขายだ。正真正銘のミスなのか、偽者のミス
なのか、見ただけじゃわからない」という例文を載せている。

タイの「振り込め詐欺」

2007-08-10 22:42:14 | Weblog
先日(2週間ぐらい前)、携帯電話に録音音声で、
「この電話番号はラッキーナンバーとして当選しました。賞金は4万バーツ。
すぐに次の電話番号まで連絡して下さい・・・・・」
というようなメッセージが入った。

なにぶん、リスニングには自信がないので、2回聞いてたぶんそのようなことを
言っているのだなと判断したのだが。

いかにも詐欺とわかる。
そのうち新聞ネタになるだろうなと思っていたら、地元新聞のコラムで取り上げ
られていた。

そのコラムによると、コラム執筆者の恋人の電話に私と同じような
メッセージが入り、その恋人が連絡をとると、
「賞金を振り込むので銀行の口座番号、またはATMカードの16桁の番号を知らせて
くれ」と先方が指示してきたという。

そして、残高が60バーツしかない口座の番号とATMカードの番号を告げると、
結局それっきりだったが、
もし口座に多額の残高があれば騙し取られていたに違いない、
とコラムに書いてあった。

最終的にはそういうおそれはあるだろう。
だが、しかし。
口座番号やATMカードの番号を知られただけでお金が引き出される
なんてありえない。

日本では口座の残高照会には、本人の確認(生年月日等)が必要で、
そう簡単にはわからないが、
タイではそこまでは簡単にわかるのかもしれない。

たぶんその後は犯人から再度指示があり、資金受取をよそおって
資金を振り込ませようとするのであろう。
日本でも国税局をかたってATMから振込をさせる手口が話題になっていたと思う。

一応新聞なのだから、残高があればカネを騙し取られていた、なんて安易に
結論づけず、銀行からコメントを取るなどもっと踏み込んで書いて
ほしいものである。


鶏の唐揚げ

2007-08-06 23:48:45 | Weblog
しばらく雨がちの天気だったが、土曜日あたりから晴れている時間が長く
なっているので、久しぶりに公園に行きビールの飲む。



7月下旬あたりから少し気温が下がったかな、という気がしているが、
日中の公園はかなり暑い。

完全な木陰なら気持ちがよいが、太陽の角度によっては木の葉の密度が低い
ところを通して陽が差してくるので暑さを感じる。

少し移動すればそれをかわせるのだが、しばらく我慢していれば太陽の角度が
変わるので、いちいち移動したりはしない。

公園に行くときは、途中、ロータスに寄ってつまみを買う。
今日買ったのは、鶏の唐揚げ。



商品名がไก่ทอดคาราเกะ「ガイ・トート・カーラーゲ」と日本語の「唐揚げ」を
タイ文字表記してあるのが気に入って買ったもの。

ไก่は鶏、ทอดは揚げる、そしてคาราเกะ(カーラーゲ)なので、意味がダブって
いるのだが。

日本食レストランなら日本語をタイ文字表記してあっても不思議ではないが、
一般のスーパーマーケットでそのような商品を見かけるとは思わなかった。

ところで、
おもしろいなと思ったのは、カーラーゲと長母音が使われているところ。
(それと、「ラ・ア・ゲ」とせず「ラー・ゲ」としているのも気になるところ。)

タイ語にも短母音はあるので、
例えばคะระอะเกะとでも書けば、それをカタカナ表記すれば「カラアゲ」となる。

以前、カラオケの求人広告で、「ママさん」をมาม่าฃัง(マーマーサン)と
長母音で表記しているのを見た。

なぜ、長母音で表記されているのだろう?

ふと連想したのは、英語の長母音と短母音の違い。
NHKの英語の講座で、
英語の長母音と短母音は音自体が違うのであって、音の長短の違いではない、
ということを聞いたことがある。
(中学や高校ではそんなこと習わなかったが)

で、日本語のタイ文字表記でタイ語の長母音が使われるのは、
タイ語においても長母音と短母音とでは音自体が違い、
そして、日本語の母音はタイ語の長母音に近いからそう表記されるのではないか。

単なる思い付きなのだが。