チェンマイひとり暮らし

物価の安いタイのチェンマイで貧乏暮らしをしています。
先物取引でリッチになって、日本に復帰したい。

市内は一部冠水

2006-08-31 17:59:57 | Weblog
12時ごろ雨はいったん止んだので、日課のスポーツジムへと向かう。
そして、少し後悔する。
市内はところどころで冠水しており、バイクだと走りづらい。


水浸しのグラウンド


土嚢が積んである。昨年の大洪水のときは、ここまで川が溢れた。


ラーマ4世橋から下流を撮る。
この写真ではわかりづらいが、流木が見える。


ラーマ4世橋から上流を撮る。
川底を掘る工事が行われており、川底の土砂が積み上げられているのが見える。

スポーツジムに到着した直後にまた雨が降り出す。
今日はプールでは泳がず、筋トレとマシン漕ぎを1時間ほどこなす。

スポーツジムに行くのは、もちろん、運動のためであるが、
もうひとつの目的は読売新聞を読むことである。

インターネットやNHKの衛星放送で日本の出来事を知ることができるが、
新聞は新聞の良さもある。
急いでいるときも、将棋欄だけは欠かしたくない。
日々の楽しみである。

雨は止む気配はなく、スポーツジムからはビニールカッパを着て帰る。





豪雨

2006-08-31 11:22:01 | Weblog
一晩中、雨が降り続いた。
それもかなりの豪雨で、雨音の激しさで夜中に3度ほど目が覚めた。
いま午前9時で霧雨に近いぐらいの小降りになっている。

チェンマイから東に200キロのところにナーンという町があるが、
数日前の新聞に「陸の孤島」との見出しが出ていた。

チェンマイにも昨年のような大洪水があるのか、心配である。

あと1週間で日本に一時帰国するが、バンコクの空港には鉄道を使って
行くことにしている。
鉄道は安価だし、空港のまん前が駅なのでバスに比べて楽である。

だが、鉄道は雨に弱い。
つい最近も不通になった。

昨年の9月下旬の一時帰国のときは、バンコクに向かう朝に
8月15日に続く2度目の大洪水が発生し鉄道が不通になり、
急遽、バスで行くことを余儀なくされた。

そのときは、アパートの前の道が数十メートルにわたりヒザ上まで水があがり、
ソンテオ(乗合ミニバス)も通れなくなり、
短パンにサンダルの姿で荷物を頭に乗せてその数十メートルを歩き、
バスターミナルに向かった。
国道は周囲より高くなっているので、雨(洪水)には強いようである。

おっと、また雨脚が強くなってきた。
今日は日課のスポーツジムに行くのは無理かもしれない。

また売ってしまった。

2006-08-30 17:31:00 | Weblog
>反省しているようでも、相場がさらに上がれば、
>残りの外貨も売ってしまうのに違いない。

昨日このように書いて、そして今日、またニュージーランド・ドルを
売ってしまった。
「反省」という文字が空々しい。

売ったのは10,000ドル。
さすがに、100,000ドルを売ることはしなかった。

売ってしまえば、利息収入は減るので、金の卵を産む鶏をつぶしているような
気がしてくる。

現在、ニュージーランド・ドルは75円台の後半。

私が外貨証拠金取引を始めた5月ごろは70円ぐらいで、
ニュージーランド・ドルは、高金利が魅力だが、昨年末を天井に下落しており、
さらに下落していくというのが一般的な見方であった。

オーストラリアは天然資源に恵まれているが、ニュージーランドには
なにもない、ということで。

私は、下落すれば買い増すつもりで、ニュージーランド・ドルを
買い始めたのだが、
投資家の見解をあざ笑うかのように上昇している。

昨年末は87円ぐらいであった。
今現在の75円台からさらに上昇していくようであれば、
1円あがるごと、10,000ドルずつ売るように覚悟を決めるか。

昨年末の高値で手持ちのニュージーランド・ドルはちょうどゼロになる。
それを通り越して上昇することもあるまい。
まあ、予想は外れるものであるが。

こらえ切れずに売ったら・・・

2006-08-29 21:17:49 | Weblog
外貨証拠金取引で月に14万円ぐらいの利息があると、このブログに書き込んでから
まだ10日も経っていないが、
ニュージーランド・ドルが上がってきたので、10万ドルを74.65円で売った。

今は75円台になっている。

株も為替も、買えば下がり、売れば上がる、相場とはそういう世界なんだと
改めて感じる。

売ったのは、もちろん、為替差益があるからで、儲かったことは儲かったのだが、
月に約4万円の利息はもう入ってこない。
そもそも、この外貨証拠金取引を始めたのは、相場の上下で利益を上げるのは
変動が大きいので、安定的な利息収入を求めたはずなのに。

まだ月10万円程度の利息収入があるが、反省しているようでも、
相場がさらに上がれば、残りの外貨も売ってしまうのに違いない。
こういうところに、いつまでも金持ちになれない訳があるんだろうな。

充実した1日だった

2006-08-28 18:13:34 | Weblog
知人が最近、チェンマイでパスポートを更新したのだが、
在留届を領事館に提出しておくと、必要書類の戸籍抄本が免除されるとのこと。

まだ有効期限は1年半ほど先であるが、そろそろ更新が気になっていた。
タイもそうだが、有効期間が6か月以上残っていないと入国できない国がある。

日本に一時帰国する前に在留届を提出しておこうと考えていたのだが、
アパートから領事館までのルート上に、携帯電話のAISのオフィスがあり、
そこでの用事(携帯の期限更新)と一緒に済ませれば合理的だと考えた。

で、携帯電話のほうは9月に期限がくるので、9月に入ってからAIS経由領事館に
行けばいいなと思っていたのだが、
8月中に手続きすると、携帯の有効期間が倍になることを知った。

そこで急きょ、本日、両方(AISと領事館)での手続きをすることに決めた。
決めたのは一昨日だが、昨日寝る前に、あっと思った。
確か、在留届はインターネットでできるはずだ。
NHK衛星放送の「海外安全情報」という番組で、繰り返し呼びかけていた。

なんで今まで、それを思い起こさなかったのか?
脳の連想力が絶望的なまでに低下しているみたいだ。
暑さとビールのせいか。

今朝起きると「在留届」で検索し、そこからたどって、ほどなく手続きは完了。
実に簡単だ。
これで領事館に出向く必要はなくなった。

次は携帯電話の期限延長。
9時ちょうどにオフィスに到着したが、すでに先客がいる。
番号票をもらい、無料のホット・コーヒーを飲みながら順番を待つ。

番号を呼ばれ窓口に行くと、担当者から1年延長のプロモーションがあり
そちらのほうが得だ、という。

説明はほとんど聞き取れなかったが、1年延長は魅力だ。
たぶん、毎月30バーツが手数料として引かれるようだが、
私は携帯電話はほとんど使わず、プリペイドで払い込んだ分は貯まる一方なので
手数料なんて気にならない。
それに決める。

まだ9時半にもなっていないのに、用事を2件済ませてしまった。
無職には用事らしい用事なんてないので、この程度のことでも、
短時間、効率的にし終えると満足感を覚える。

それから、日課のスポーツジムに行く。

そして、ビールを買うため、帰路カフーに回る。
ここでちょっとしたトラブル。
チャンビールは一箱365バーツとの表示があったはずだが、
レジでは367バーツで計算されている。

わずか2バーツ(4箱買ったので計8バーツ)だし、私の見間違えという
可能性もある。
店内が混雑していれば、そのまま何も言わなかっただろうが、
大型スーパーで表示と実際が違う事例が新聞でよく取り上げられている
こともあり、クレームをつけた。

レジの担当者が内線電話で私のクレームを伝えると、ローラースケートを
履いた従業員がやってきた。
そしてビールの売り場の方に走って行った。

値段の確認なんてすぐできるはずだが、なかなか戻って来ない。
10分が過ぎた。こういうときの10分は異常に長く感じられる。

私の見間違えではなかった。
すぐにその場で返金されるだろうと思ったら、顧客カウンターのところまで
案内され、何かの用紙にサインまでさせられて差額の返金となった。

差額は8バーツのはずだが、プラス2バーツで10バーツと言われ、
10バーツ硬貨を手渡された。
2バーツは「迷惑料」なのだろうか?

チャンビールは売れ筋の商品のはずだが、なんでこんな間違いが発生する
のだろう。不思議だ。

今日は、将棋の竜王戦の挑戦者決定戦のインターネット中継がある。
懸案を片付けた上での、ビールを飲みながらの将棋観戦。
いつにもましてビールがうまい。

高木東六

2006-08-27 01:20:43 | Weblog
8月25日に高木東六が亡くなったという報道を見た。
高木東六なんて知っている人は少ないと思う。

なぜ私が知っているかというと、母校(高校)の先輩だからである。
高校に通っているとき、年配の先生から、我が○○高校の卒業生に、
写真家の土門拳、作曲家の高木東六、医師の沖中、がいる
と何回も聞かされた。

沖中という医師は名医だったようで、
「私の誤診率は○○%」と告白したところ、
医師仲間からは「さすが名医」と賞賛され、
一方、一般の人は「誤診はそんなにあるのか・・・」と
不安に思ったそうである。

高木東六は母校の誇りであったのだが、
当の本人は、母校をどう思っていたのであろうか。

ニュースには、

>現在の鳥取県米子市生まれ。東京音楽学校(現東京芸大音楽学部)
>を中退し、パリのスコラ・カントルムでピアノを学んだが、
>現地で知り合った山田耕筰の勧めで作曲を志した。
>戦後、二葉あき子が歌って大ヒットした「水色のワルツ」が代表曲で、・・・

とある。
高校時代についての言及はない。
地理的にも我が高校は、鳥取や東京とは関係がない。

母校の校歌の編曲者として高木東六の名があるから、
それなりに愛着があったのかも知れないが、よくわからない。

さて、私には愛校心はほとんどない。
高校の入学式には行ったが、卒業式には行かなかったし、
大学でも、入学式も卒業式も欠席した。

大学は卒業証明書があれば十分と思い、卒業証書なんて不要だと思い
貰いに行かなかった。

高校も大学も、卒業後、同窓会から会報とともに振込用紙がしばらくのあいだ
送られてきたが無視した。
名簿に名前があるのか無いのか、どうなっているのだろうか。
まあ、どうでもいいのだが。

T君とコーヒーを飲む

2006-08-26 19:53:41 | Weblog
久しぶりにT君と会う。
T君は10歳ほど年下だが、在チェンマイ歴では彼のほうが少し先輩である。

タイ語の学校AUAでは、同じクラスではなかったが、
同時期にタイ語を勉強した。
ハンサムな青年で、AUAでは女性教師からえこひいきを受けていたそうである。

数年前に仕事を探そうとバンコクに移ったが、現地採用の仕事は
見つからなかったようで、知人の仕事を手伝うことになった。

それは、タイの製品をヤフーのオークションで売る仕事で、
しばらくはその仕事を手伝っていたが、ノウハウを身に付けたので、
再びチェンマイに戻り、自ら同じ仕事を手がけることになった。
バンコクより、チェンマイのほうが居心地がいいそうである。

まだ1か月しか経っておらず、生活費を稼ぐまでには至っていないが、
誠実な男なので、なんとか成功して欲しいと願っている。

彼の現在の出品リストは
http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/show/auctions?userID=lanna_wizard





嫁姑問題

2006-08-25 15:09:19 | Weblog
タイ人と話していると、私の日本の家族のことに話しが及ぶことがある。

私には70歳をとうに過ぎた母がいて、ひとりで生活していると言うと、
誰も世話をする人はいないのか、と言われる。
暗に、タイなんかでぶらぶらしてないで、日本に帰って母親と一緒に住め
と非難されているように感じる。

母は、水泳教室、カラオケ、旅行にと飛び回っているほど元気だし、
以前は弟夫婦が同居していたのだが、お嫁さんと仲が悪く、
弟夫婦は出ていってしまった、と言い添えると、

日本でも嫁と姑は仲が悪いのか、タイでもよくある話しだ、と言われる。

いままで、10人ぐらいのタイ人と上記のようなやりとりがあったので、
タイにも嫁姑問題があるのは確かであると思う。

韓国に嫁姑問題があると聞いたときは、あまり意外感はなかったが、
タイも同様だと知り、これは人間の感情に深く根ざした普遍的な
ものなんだろうなと感じた。

私の母は、女の子が欲しかったとのことで、息子にお嫁さんが来たら
かわいがると言っていたのがダメだったのだから。

ところで、以前タイ語の勉強のため、毎日、新聞を読んでいた。
タイの新聞には、興味本位の記事が並んでいるが、
嫁と姑のトラブルについての記事は見たことがない。
あまり深刻ではないのであろうか?

タイの家族問題としては、父と娘、母と息子の関係が新聞ネタになったいる。
「父親が娘を妻のように扱い、息子が母親を妻のように扱うゆがんだ家庭」を
問題にする社説を読んだことがある。

ちあきなおみを聞きながら

2006-08-24 01:18:54 | Weblog
昨晩は高橋真梨子、そして今宵はちあきなおみを聴いている。
歌の友は、ラオ・カオ。
いや、ラオ・カオの友が歌なのかもしれない。

ちあきなおみは、いわゆる演歌というジャンルに属するのだろうが、
本当に歌唱力があると思う。

日本は「処暑」だそうだが、ここチェンマイでも、
窓の網戸を通して、時折涼しい風が入ってくる。

歌や音楽を聴くことはあまりないのだが、酒を飲むと哀愁のこもった歌を
聴きたくなる。
涼風が酒(ラオ・カオ)を呼び、酒が歌を求める。

ちあきなおみの代表曲は「喝采」。
私の好きな歌のひとつである。

♪・・・届いた知らせは黒い縁取りがありました。あれは3年前、止めるあなた
  駅に残し、動き始めた汽車にひとり飛び乗った・・・♪

恋人と別れて3年後、その恋人が死んだ。

3年という時間は、短いようであるものの、いろいろなことが起こりうる長さの
時間である。

会社員時代、シンガポールに転勤になった。
駐在していた期間はわずか2年間であった。

その2年の間に、
かつて新入生として配属された部署で一緒だった先輩が亡くなり、
海外転勤にあたりお世話になった総務担当の人が亡くなった。

♪・・・あれは3年前・・・♪の3年に満たない時間に、身近に思っていた
人が相次いで亡くなった。

会社を辞めた「理由」ではないが、その「きっかけ」として、無常感があったのは
確かである。


高橋真梨子を聞きながら

2006-08-23 00:21:10 | Weblog
夜、ラオ・カオを飲みながら、PCで高橋真梨子の歌を聴いている。

ペドロ&カプリシャスのボーカルとして5番街のマリーなどを
歌ったときから、その存在は知ってはいたが、特にファンということも
なかった。

今から15年ほど前だったか、勤めていた会社の周年行事で、
彼女の記念コンサートがあり、それを聴きに行き直に歌声を聞き、好きになった。

そのコンサートでは、
専属司会者が「高橋真梨子のコンサートではわざわざ高い席を買うこと
はありません。顔は見る必要はないのですから。」
と笑いを取っていた。

私はカラオケが好きだが、少ないレパートリーのひとつが
高橋真梨子の FOR YOU。
高橋真梨子が好きでも、カラオケで歌うのはこの1曲だけ。

チェンマイに住み始めた当初、当地のタイ語学校で知り合った人と
よくカラオケに行った。

私は、毎回、決まった歌を何曲か歌ったが、FOR YOUはそのうちの一曲であった。
何回かそのカラオケ屋に行くうちに、いつも指名した女の子が
このFOR YOUのときだけ、隣りで口ずさむようになり、
やがてマイクを取って一緒に歌うようになった。

自分が好きな歌を、日本語ができないタイ人が気に入ってくれたことが
とてもうれしかった。

高橋真梨子のFOR YOUを聴くと、その娘の面影が浮かんでくる。