チェンマイひとり暮らし

物価の安いタイのチェンマイで貧乏暮らしをしています。
先物取引でリッチになって、日本に復帰したい。

野村證券の使いかた

2006-09-26 14:24:01 | Weblog
野村證券に口座を開いたのは何年前だろう。
株の売買手数料が自由化される前で、どこも手数料が同じなら安心感が
あるところがいいだろうと思い、口座を開いた。

手数料が自由化されたあとは、当然ながらネット専業の証券会社に口座を開き、
インターネット経由で株の売買をすることになったが、
あえて野村證券の口座は解約せず、そのままにしていた。

今年になり、外貨での運用に興味を持ち、いろいろ調べ始めた。
以前、外国株を買っていたことはあるが、
それ以外の外貨商品については、調べたことはほとんどなかった。

外貨MMF、外国債券、投資信託など。
ネット専業の証券会社が扱っている商品は、野村證券より手数料の面で有利だし、
ネット専業の証券会社が扱っていない商品は、買う気を失うほどコストが高い。

しかしながら、何事にも例外はある。
野村證券にも優良な商品があった。

ボンド・セレクト・トラスト」という商品である。
外貨商品として代表的な商品である外貨MMFとよく似ているのだが、
外貨MMFの利息は20%の税金がかかるのに対し、
ボンド・セレクト・トラストは利息が非課税なのである。

この商品を知ったのは2ちゃんねるの投資板である。
2ちゃんねるを見るのは時間の無駄であることが多いのだが、
たまに、有用な情報を得られることがある。

非課税の商品があり、しかもそれが野村證券というコストの高い証券会社で
売られているのが驚きであった。

さらに、この商品は野村證券以外でも売られており、
丸八証券という証券会社では、為替手数料が無料らしい。

為替手数料とは、例えば米ドルのボンド・セレクト・トラストを買う場合に
円を米ドルに換える必要があるが、
換算レートは市場レートに一定幅を加算する、その加算部分のこと。

銀行の外貨預金では1円、外貨MMFやボンド・セレクト・トラストでは50銭、
などというのが代表的は為替手数料である。

そして丸八証券でボンド・セレクト・トラストを買う場合は、
為替手数料がゼロであるらしい。
「らしい」というのは、私は直接丸八証券に問い合わせて確認を
とっていないからである。

同じ商品で、手数料が安い(かもしれない)ところがあるのに、
なぜ、野村證券でボンド・セレクト・トラストを買ったかというと、
野村證券には、外貨を外貨のまま銀行に無料で振り込んでくれるという
サービスがあるからである。

私はシティバンクに外貨の口座を持っているが、シティバンクでは
トラベラーズチェック発行手数料が無料である。(他では1%の手数料がかかる)

そこで、折をみてシティバンクに米ドルのまま振り込んでもらうつもりで
野村證券でボンド・セレクト・トラストを買ったのである。

チェンマイでは、日本から円やドルを持ち込み、それをバーツに換えて
生活費としているが、
トラベラーズチェックは盗難や紛失に際し再発行が利くので安心である。

ところで、いろいろ調べながら少しでもコストが安くなるように
考えているのだが、
どれだけコストを浮かせられるのであろうか?

たぶん、金額にすると情けないほど少額であることは間違いない。
他にやることがあれば、そちらに時間を費やしたほうがマシであろう。
私は無職で時間はふんだんにあるので、惜しくないのである。



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