IWGP

2000年4月から放送したTBS系ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」のあらすじなどなど勝手気ままに書いてます

みかんの回③

2000年04月28日 | IWGP
LICS
LICSから出て、黒いワゴンに乗り込もうとした男をサルが押える。
男「おい何すんだよ」何とIWGPでアンパン中毒を刺したあの若い男だ!

サル「羽沢組の斉藤だ」
するとあの時と同様、ナイフを出しサルに切りつけた。幸い顔に掠る程度。そこにマコトが掛けつけた。2対1、男をおさえ車に入れた。

マコト、和範の部屋の方へむかってGOODサインをする。和範のおかげだもんね。




車を走らせる。
サルが男の財布から免許証を出した。「岡田春彦 昭和57年2月23日」
サル「オメェ18かよ?!」すると岡田はサルの顔にツバを吐きかけた。生意気だねぇ・・サルにブン殴られる。
高速道路の下で車を停めた。マコトは車の中にあった十数本のビデオの中から「4月14日」のビデオを取りポケットに入れた。姫が行方不明になった日だ。

サル「マコト、座席の下に落ちてた」
姫の部屋にあった流れ星のアートの付け爪。しかも生爪までついてる・・
サル「事務所に行って報告してくれ」
マコト「お前まさか」
サル「こっから先は俺が勝手にやったことだ」とマコトを置いて運転席に乗ろうとする。
マコト「待てよおい、よく考えろ!頭に血が上ってんだよ」
サル「うるせぇ、俺をなめんな!俺はお前とは違うんだよ!自分で落とし前つけなきゃ気が済まないんだよ!」
マコトを置いて車を走らせて行ってしまった。岡田の始末をするつもりなのか・・





車でたどり着いたのは山奥
サルが岡田を引っ張り出す。「案内しろ!」
サルと岡田、どんどん山奥に入っていく。岡田が目をそむけた。

サルの懐中電灯には・・姫だ。裸で倒れてた。

岡田「しょーかねぇだろ、ちょっと遊んでやったらマジになってウザイから。こいつが組のことさえ言わなきゃ、ビデオ撮って脅すだけで済んだんだよ。でも土壇場になって・・・」
サルが鉈を出した。
岡田「おぃ!俺まだ18だぜ、頼むよ!」
サル「穴掘れ」



羽沢組の事務所
マコトは組長にさっき岡田の車の中から押収した「4月14日」のビデオを見せた。やはり姫が襲われているビデオだった。組長泣いてる。マコトはそっと組長の部屋を出た。




山の中
岡田が穴を掘っている。
岡田「こんだけ掘れば大丈夫だよ」
サル「そうだな・・」
岡田が穴から出てきた。サル、スコップを受け取る。と、その瞬間!スコップで岡田を力いっぱい殴った。穴の中に落ちた。即死だ。岡田が入る穴を岡田自身で掘らせたんだね。そりゃ許すわけないよね。

サル、姫の顔を触る。そして抱きしめて泣いた。



羽沢組事務所
マコト「サル、どうなる?」
氷高「どうなるも何も、あいつの言う通り勝手にやったことですから、姫が殺されてしまった以上、指は落ちるでしょうね。」
マコト「ふざけんなよ、好きな女殺されて、後始末までさせられて、おまけに指までもっていかれるなんて、何だよそれで組は満足なのかよ?男の約束ってそんなもんかよ?!」
氷高「誰かがやらなきゃいけないことなんです」
マコト「あんた分かってたんだろ?!姫が生きて帰ってこないことも、サルが突っ走ることも」
氷高「だったらどーなんだ!ヤクザが汚ねぇとでも言うつもりかよ。組長の娘殺されて犯人、察に売るヤクザがどこにいるんだよ。富士夫はこの世界のせおり通り動いただけだ。あんたには世話になった。改めて一席」
マコト、組長からもらったギンギラギンのROLEXをテーブルに叩きつけた。勢いよくガラスが割れる。すごい度胸だね、相手ヤクザだよ。。
マコト「二度と俺に近づくな」





ボーリング場
マコトと横山。横山は今日もガーター。
マコト「溝を転がすゲームならあんたチャンピオンだよ」
横山「例のレイプビデオ撮ってたやつは、婦女暴行罪で捕まえた。ただ主犯格の男は逃走中で、君が探してた女の子はまだ行方不明だ」
マコト「あっそぅ」
横山「嫌だなぁ、スッキリした顔しちゃって。何隠してんだ?何か知ってんだな?人からもらうだけ情報もらっといて誰構ってんだバカ野郎」
マコト「横山さん、やっぱあんたの言うとおりだわ、ヤクザに深入りするとろくな事がねぇ」ボールを転がす。またストライクだ。




タカシの家のサウナ
タカシ「おちゅかれ、羽沢組に借り作らなくて済んだよ」
2人でところてんを食べてる。
そこにサルが来た。
タカシ「あー」
サル「マコト」手を挙げ背中を見せた。左小指には包帯、背中に入った刺青には色が入ってた。サル1つも2つも大きくなったんだね。立派なヤクザだね。

マコト「キレイじゃん」
タカシ「俺もマコちゃんの顔マイルドに入れてみようか」えーコワィって(笑)




真島家
律子「ちょっとちょっと」
マコト「何だよ」
律子「過激派・・」

見てみると和範が立ってた。約束通り遊びに来たんだね。

マコト「来たな♪上がってけよ」
和範「今日はここまで」家に上がる勇気はまだないんだね。少しづつだね。マコトの友達がまた1人増えたね。



『しいたけの回①』へ続く